本リリースの新機能

BigFix Inventory は、アプリケーションの操作を容易にする新機能と機能拡張を備えています。以下に新機能の詳細を説明します。

10.011 アプリケーション更新

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート
    以下のプラットフォームおよびシステムのサポートが管理対象デバイスとして追加されました。
    • BigFix クライアントを使用した AIX 7.3
    • KDDI クラウド
    • BigFix クライアントを使用した Red Hat Enterprise Linux 9
    • 切断されたスキャナーによる IBM z Systems の Ubuntu 22.04

10.0.10 アプリケーションの更新

  • Mac OS ディスカバリーに対する変更

    BigFix Inventory では、Mac OS デバイスの自動化されたカタログのないソフトウェア・ディスカバリーが改善されました。パッケージ・データ・レポートとソフトウェア・インベントリー・レポート (ソフトウェア分類など) の両方について、ベンダー情報が取り込まれます。MAC ソフトウェアのカタログ定義には、主要ベンダーについて正規化されたベンダー情報と、以前の構造と比較した 1 つの製品定義が含まれます。インベントリー・レポートには、アプリケーションとして分類されたソフトウェアの詳細なディスカバリーが含まれます。カテゴリー分類を含む完全なパッケージ・データは、必要に応じて選択したコンポーネントを在庫にプロモートするオプションとともに使用できます。ディスカバリーが改善されたため、より多くの MAC ソフトウェアで使用に関する情報が提供されます。

    詳しくは、BigFix Inventory での Mac ソフトウェアのディスカバーを参照してください。

  • VPC ライセンス・メトリックのサブキャパシティー・レポート要件に関する IBM ポリシーの更新

    2022 年 5 月 10 日より、IBM は、サブキャパシティー・ライセンスを使用するすべての仮想プロセッサー・コア (VPC) ソフトウェア・ライセンスに、IBM License Metric Tool または IBM が承認したその他のツール (HCL BigFix Inventory など) をデプロイすることを求めています。手動のキャパシティー・カウントは許可されなくなりました。コンテナー・ライセンス条項はこのポリシーの変更に含まれません。

    詳しくは、IBM のサブキャパシティー・ライセンスのページを参照してください。

  • 古いソフトウェア・シグニチャーを削除することによる標準カタログ処理の最適化

    BigFix Inventory の主なカタログから古いソフトウェア・シグニチャーを削除することでカタログ処理が改善され、全体的なパフォーマンスが向上しました。削除されたシグニチャーは、アクティブまたはデプロイされる可能性が非常に低いソフトウェアおよびバージョンを参照します。削除されたシグニチャーは、標準サポート・チャネルを通じて、特定のタイトルとバージョンを要求する顧客に対するカスタム・カタログ・コンテンツとして引き続き使用可能です。

  • 監査スナップショットに提供された追加情報

    監査スナップショットの一部であるライセンス・メトリック使用状況を持つファイルには、コンピューターが BigFix Inventory サーバーによって初めて認識されたときの情報が含まれます。この情報は、「最初に表示されたコンピューター」列で提供されます。詳しくは、『スナップショット列』を参照してください。

  • ソフトウェア・データ収集ツール

    ソフトウェア・データ収集ツールによって収集されたデータをクリアするために、新しい Fixlet が追加されました。

  • BigFix 分析によって収集されたデータの活用

    BigFix Inventory バージョン 10.0.10 以降、エンドポイントおよびサーバーから転送されるデータの量は、データ交換を最大 30 日間に制限することで削減されます。BigFix Inventory は着信更新を既存のデータと結合します。これはサーバー側の最適化のため、既に保管されているデータはデータベースで再び処理されません。このデータ収集処理プロセスにより、ネットワークおよび BigFix プラットフォームの負荷が軽減されます。

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    以下のプラットフォームおよびシステムのサポートが管理対象デバイスとして追加されました。

    • IBM Cloud LinuxONE VS
    • VMware を利用した NTT IaaS
    • IBM i 7.5
    • Debian 11 x64
    • 切断されたスキャナーを使用する Red Hat Enterprise Linux 9
    • 切断されたスキャナーを使用する x86 上の Ubuntu 22.04
    • VM マネージャー・ツールを使用する Azure VMware ソリューション
    • IBM z16
  • サポート終了

    IBM DB2 10.5 は、BigFix プラットフォームでサポートされているデータベース・リストに沿って、BigFix Inventory サーバーのデータベースとしてサポートされなくなりました。IBM は、2020 年 4 月に DB2 10.5 のサポートを廃止しました。

    Microsoft Internet Explorer の Web ブラウザーはサポートされなくなりました。

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートは廃止されます。

    • VM マネージャー: Oracle VM Manager
    • IBM i 7.1
    • RHEL 5 on Power
  • ソフトウェア・カタログ内の追加ベンダーに対するサポート終了データの追加

    Adobe、Oracle、Red Hat、および VMware ソフトウェアについて、カタログ内のサポート終了情報が自動的に取り込まれます。IBM および Microsoft ソフトウェアのサポート終了情報に変更はありません。BigFix Inventory サーバーを 10.0.10.0 にアップグレードして変更を確認してください。

10.0.9 アプリケーションの更新

  • カタログ管理に対するテンプレート・シグニチャーのサポート

    「カタログのカスタマイズ」パネルには、パッケージ・テンプレート・シグニチャーとファイル・テンプレート・シグニチャーの 2 つの新しいシグニチャー・タイプがあります。これらのシグニチャー・タイプを使用して、定義済みディスカバリー・テンプレートに一致する現在および将来のソフトウェア・リリースに対して機能するテンプレート・シグニチャーを作成できます。詳しくは、テンプレート・シグニチャーのサポートを参照してください。

  • 非推奨の機能を削除することによるデータ・インポート時刻の改善

    データ・インポートのパフォーマンスは、非推奨のパネル、コントラクト (非推奨)、コントラクトの使用状況データ (非推奨)、ソフトウェア・インストール (非推奨)、インベントリーの検索 (非推奨)、認識されないファイル関連するインポート・ステップを削除することで改善されます。文書内の関連セクションが更新/削除されました。

    重要: BigFix Inventory サーバーを 10.0.9 にアップグレードする前に、非推奨のコンタクトを同等のコンタクトに移行する必要があります。サーバーがアップグレードされると、非推奨のコントラクトや非推奨のパネルに保存されたレポートなど、非推奨の機能は削除され、取得できなくなります。削除されたパネルで定義されたカスタム保存レポートを再定義する必要があります。移行の終了時に、移行の詳細レポートが表示されます。
  • BigFix Inventory スキャナーでの実験的なキャッシュ実装

    BigFix Inventory スキャナー (CIT) には、キャッシュの照会をクリアできるファイル・システム情報 (ファイル・リスト) の新しいキャッシュ・タイプが含まれています。詳しくは、実験的な CIT Scanner Cache3 を使用するを参照してください。

  • コンテナー・イメージのスキャンを実行するランタイムとしての Podman (Docker に加えて)

    イメージ・スキャン・ソリューションはスキャンを実行するランタイムとして Docker (r) に加えて Podman (https://podman.io) の使用をサポートしています。

  • REST API の拡張

    api/sam/v2/license_usage API および computer_hardware association API が更新され、詳細情報が含まれるようになりました。詳しくは、『ライセンス・メトリック使用状況の取得 (v2)』および『computer_hardware 関連付け』を参照してください。

  • ログ・ローテーション・ポリシーの追加

    BigFix Inventory クラウド・アダプターおよび BigFix Inventory スキャナー・サービスにログ・ローテーション・ポリシーが追加されました。

  • 新しい BigFix Inventory サーバー・メトリックの追加

    新しいメトリック、名前のあるユーザー、クライアント・アクセス・ライセンス (CAL)、管理ライセンス (ML) が追加されました。メトリックは、どの製品にもデフォルトで割り当てられません。BigFix Inventory サーバーがアップグレードされると、メトリックも追加されます。同じコード名のカスタム・メトリックが作成された場合、カスタム・メトリックは非カスタムとしてマークされ、その説明が更新されます。

  • ウォーム・スタンバイ・モードで実行しているインスタンスに対する修正された PVU 値と VPC 値

    ウォーム・スタンバイ・モードで実行されるインスタンスの PVU 値と VPC 値を修正し、レポートに正しいメトリック使用状況を表示できるようにしました。詳しくは、IBM の文書を参照してください。

  • その他のソフトウェア・タイトルの新しいディスカバリー

    ディスカバリー機能は、Oracle Financial Services Advanced Analytical Applications Infrastructure、HCL Domino Server および HCL Domino Enterprise Integrator、Microfocus 製品 (Sentinel Enterprise and Sentinel for Log Management、eDirectory & Access Manager)、Tripwire Enterprise Console および Tripwire Axon Agent、IBM Semeru 製品用に更新されました。

  • Adobe CC スイートのクリーンアップ

    Adobe CC 製品のディスカバリー・メカニズムが改善されました。一部の製品で定義ソースが HCL に修正されました。バージョンがコンポーネント名から削除されました。古いディスカバリー・レコードは終了し、新しいディスカバリー・レコードが使用可能になります。

  • Patronus ライブラリーがバージョン 2.7.1 に更新されました

    BigFix Inventory のカスタム番号入力コンポーネントは、最新の状態を維持して Patronus の設計標準を満たすために、Patronus 数値入力コンポーネントに置き換えられます。

  • インストール/アップグレード Fixlet に対する VM マネージャーおよび SAP ツールでの JCEKS から PKCS12 への鍵ストアの移行サポート

    10.0.8.0 より前のバージョンからアップグレードする場合、鍵ストアは自動的に新しい形式に変換されます。

  • クラウド・アダプターおよびスキャナー・サービスでの JCEKS から PKCS12 への鍵ストアの移行サポート

    10.0.8.0 より低いバージョンからアップグレードする場合、鍵ストア移行ツールを使用して鍵ストアを手動で移行する必要があります。手順について詳しくは、コンテナーの文書を参照してください。

  • 破損したスキャナーのインストールをクリアする Fixlet 機能拡張

    破損したスキャナーのインストール・ファイルを検出する Fixlet が使用可能になり、カタログが破損したファイルで更新されるのを防ぐことができます。

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート
    次のシステムのサポートが導入されます。
    • Windows Server 2022 での Hyper-V
    • 切断されたスキャナーを使用する zSystems 上の Ubuntu 18 および Ubuntu 20
    • AWS での VMware Cloud - ESXi 7 または ESXi 6.7 と同等のものすべて

      この仮想化タイプからのデータの収集については、VM マネージャー接続を必要とする仮想化タイプを参照してください。

  • セキュリティー・フィックス
    • IBM Java ランタイムがバージョン 8.0.7.6 に更新されました (CVE-2022-21299)
    • IBM WebSphere Liberty がバージョン 22.0.0.6 に更新されました (CVE-2022-22475)
    • BigFix Inventory ツール用 IBM Java Semeru Runtime Open Edition (ビルド 1.8.0_332-b09) (CVE-2022-21299)
    • Moment.js ライブラリーがバージョン 2.29.2 に更新されました (CVE-2022-24785)
    • Rack gem の 2.2.3.1 へのアップグレード (CVE-2022-30122)
    • BigFix Inventory クラウド・アダプターで更新されたライブラリー
  • ソフトウェア・コンポーネントのサポート終了日

    サポート終了日が 24 個の Microsoft コンポーネントに対して更新され、さらに 34 個のコンポーネントに対して追加されました。

10.0.8 アプリケーションの更新

  • ソフトウェア・データ収集ツール

    BigFix では、カタログ内のソフトウェア・ディスカバリーを改善するオプションのソフトウェア・データ収集ツールが導入されています。

  • ソフトウェア・ディスカバリー用コンテナー・ソリューションの改善

    専用プラグイン・フレームワークを使用して、オンプレミスおよびパブリック・クラウド・コンテナーの Kubernetes API と通信し、コンテナー・インスタンスのソフトウェア使用状況を判別できます。

  • FlexPoint オファリングまたは Cloud Pak に製品を割り当てるための REST API

    api/sam/v2/software_instance REST API を使用して製品を FlexPoint に割り当てることができます。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェアの分類 (v2)

  • BigFix Inventory に対する HTTP アクセス・ロギングの有効化

    サーバーが着信 HTTP 要求をログに記録できるようにするタスク。詳しくは、『BigFix Inventory に対する HTTP アクセス・ロギングの有効化』を参照してください。

  • フィードバックを送信するためのカスタム電子メール・アドレス

    デフォルトの電子メール・アドレスの代わりに、フィードバックの送信オプションで使用する優先電子メール・アドレスを指定できます。フィードバック電子メールを送信も参照してください。

  • SSO アクセスがブロックされている場合のカスタム・メッセージ

    既存の SSO ユーザーがまだ BigFix Inventory に追加されていない場合に、ログイン・ページにカスタム・メッセージを表示するオプション。SSO アクセスがブロックされたメッセージも参照してください。

  • エンドポイントで CIT シグニチャーをテストする Fixlet

    エンドポイントでカスタム CIT シグニチャーをテストするための Fixlet が追加されました。

  • 破損しているスキャナー・インストールを検出および削除する Fixlet

    エンドポイントにインストールされたスキャナーで、一部のスキャナー・ファイルがシステムの読み取り権限を失っている場合や、ファイルがサイズ基準を満たしていない状況を検出し、すべての権限を付与してアンインストールを実行する Fixlet が追加されました。

  • BigFix プラットフォーム・バージョン 9.2.x のサポート終了
    2022 年 4 月 30 日より、HCL は BigFix プラットフォーム・バージョン 9.2.x のサービスを終了します。それ以降、プラットフォーム・コンポーネントに対するすべての更新は、セキュリティー・パッチを含めて停止します。これには、バージョン 9.2.x のルート・サーバー、リレー、クライアント、コンソール、Web レポートを含むすべての BigFix プラットフォーム・コンポーネントが含まれます。有効な BigFix ライセンスと現在の S&S を所有しているすべてのお客様には、同じ部品番号で BigFix プラットフォーム・バージョン 9.5.x およびバージョン 10.0.x の使用権があります。
    注: BigFix Inventory 製品バージョン 9.2.6 以降は、サポートされる BigFix プラットフォーム・バージョン (9.5.x または 10.0.x) で実行する場合、引き続きサポートされます。
  • HP-UX の拡張サポート

    2022 年 4 月 30 日に BigFix プラットフォーム 9.2.x のサポートが終了した場合でも、BigFix Inventory 10.x に接続された BigFix プラットフォーム 9.5 または 10.0 にレポートする BigFix プラットフォーム 9.2 エージェントを使用して、BigFix は引き続き HP-UX をサポートします。BigFix プラットフォーム 9.2 HP-UX エージェント・パッチは、PSIRT レコードまたは重大度の高い顧客が報告した問題に対処する目的に対してのみ提供されます。詳しくは、BigFix フォーラムの発表を参照してください。

    HP-UX 全バージョンの IBM サブキャパシティー・ライセンスのサポートは、IBM が発表した 2022 年の年末に削除される予定です。IBM サブキャパシティー・ライセンス関連のお問い合わせについては、subcap@us.ibm.com まで送信してください。

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のシステムのサポートが導入されます。

    • Fujitsu Cloud IaaS インスタンス - FJcloud-O
    • AIX 7.3 - AIX 7.3 は切断されたスキャナーでのみサポートされています。BES エージェントおよび CIT ディスカバリーのサポートは発表されていません。
    • Windows 11 Pro、Pro for Workstation および Enterprise Edition
    • Windows Server 2022 Standard および Datacenter edition
      注: 既知の問題 - Windows Server 2022 では切断されたスキャナーがオペレーティング・システム・キーを computer.yml に設定しません。最初のスキャンを実行する前に、work\computer.yml に移動し、キーを「オペレーティング・システム: Windows Server 2022」として設定します。
  • セキュリティーの機能拡張

    BigFix Inventory サーバーのデフォルト証明書と VM マネージャー・ツール内部通信の証明書が更新され、有効期間が延長されました。古い証明書の有効期間は 2031/2032 年まで延長されました。

    • Log4J がバージョン 2.17.1 に更新されました (v10.0.7 で以前は 2.15.0)
    • Apache Xercer がバージョン 2.12.2 に更新されました
    • Apache httpclient がバージョン 4.5.13 に更新されました
    • ICU4J がバージョン 69.1 に更新されました
    • IBM Java ランタイムがバージョン 8.0.7.0 に更新されました (CVE-2021-41035)
    • IBM WebSphere Libertyバージョン 22.0.0.2 に更新されました (PH42908 PH41986 PH42759 PH42435 PH42074 PH42762)
    • JQuery-UI がバージョン 1.13.0 に更新されました (CVE-2021-41184、CVE-2021-41183、CVE-2021-41182、CVE-2016-7103、CVE-2010-5312)
    • React-scripts がバージョン 5.0.0 に更新されました

10.0.7 アプリケーションの更新

  • コンテナーでのソフトウェア・ディスカバリー

    BigFix Inventory は Docker コンテナー・イメージでのソフトウェアのディスカバリーをサポートします。詳しくは、コンテナーでのソフトウェア・ディスカバリーを参照してくださいでアクティブなコンテナー・メトリック ID、17346 が追加されました。

  • コントラクトの改善

    文字列の顧客フィールドを検証する REST API。

    • タイプのカスタム・フィールド値: 整数、浮動、ブール値も引用符なしで受け入れられます。
    • 非 ASCII 文字を含むソフトウェアは、コントラクト REST API と UI の検索フィールドで受け入れられます。
    • REST API のコントラクト名などのコントラクトフィールドには非 ASCII 文字を含めることができます。
    • タイプ ID、コンピューター・グループ ID、または購入注文数量が空であっても値が必要な場合に、CSV インポートのエラー・レポートが改善されました。
    • CSV インポート失敗のレポートのエラー言語が改善されました。エラーの言語は、要求のヘッダーの代わりにユーザー・プロファイルから使用されます。
  • 切断されたスキャナーでのトレース・レベルの設定

    setcfg.bat スクリプトを Windows で実行し、Unix システムで setcfg.sh スクリプトを実行して、新しい値を設定するための指示と要求を画面に表示します。

  • ksh が不要になったサーバーのインストール

    BigFix Inventory サーバーのインストールでは、新しいバージョンの Linux でデフォルトでは使用できない ksh が不要になります。

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートが導入されます。

    • BigFix エージェント (10.0.4 以降) および切断されたスキャナー (10.0.7) クライアント・サイド (ディスカバリー、標準スキャンおよび切断されたスキャン、完全な機能範囲) での CIT スキャナー用 64 ビット Windows 11。
      注: Windows 11 のサポートでは、システムが Windows 10 としてレポートされるソフトウェア分類/パッケージ・データに関するソフトウェアとして Windows OS 11 のレポートは除外されます。ソフトウェア・ディスカバリーの残りの部分は正しく機能します。(次回の更新で予定)。
    • IBM Power 10 プロセッサー - 切断されたスキャナーを使用する場合にのみサポートされます。Power 10 で実行されているオペレーティング・システムは、BigFix クライアントではまだサポートされていません。
    • NTT Enterprise Cloud サーバー
    • Oracle Linux Virtualization Manager 4.3 以降で管理される Oracle Linux KVM
    • 切断されたスキャナーを使用する Debian 11 x86
    • 切断されたスキャナーを使用する Debian 11 x64
    • Oracle Linux Virtualization Manager 4.3 以降で管理される ORACLE LINUX KVM の BIOS 制限
  • セキュリティーの機能拡張
    • Axios がバージョン 0.21.4、CVE-2021-3749 にアップグレードされました
    • TLS1.2 を有効にするチェックボックスがサーバー詳細設定から削除されました。TLS 1.2 は、以前のリリースからデフォルトで既に有効になっています。
    • BigFix Inventory には、各 Java/WebSphere バージョンに含まれる、有効な暗号スイートを使用した TLS 1.2 が付属しています。server.xml 定義を拡張する customization.xml ファイルのエントリーを使用して、暗号スイートを制限できます。暗号スイートの構成も参照してください。
    • LOG4j が VM マネージャー・ツールおよび SAP ツールのバージョン 2.15.0 - CVE-2021-44228 に更新されました。BigFix Inventory は CVE-2021-45046 の影響を受けません。

10.0.6 アプリケーションの更新

  • CSV ファイルからのコントラクト・データのインポート

    BigFix Inventory では、WebUI および REST API を使用して CSV ファイルからコントラクト・データをインポートできるようになりました。コントラクトのインポートコントラクトをインポートおよびエクスポートする API も参照してください。

  • コントラクトの移行

    非推奨のコントラクトを新規コントラクトに移行できるようになりました。コントラクトの移行も参照してください。

  • 番号から ELA および ELA から番号への購入注文の変換

    コントラクト管理により、購入番号を ELA に、ELA を購入番号に変換できるようになりました。

  • バンドル・アシスタントのデフォルト製品およびメトリックの設定

    バンドル・アシスタントの「製品とメトリック」に関するフィールドで、デフォルトの製品およびメトリックを設定できます。

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートが導入されます。

    • Fujitsu Cloud IaaS インスタンス

    ベア・メタルにインストールされている以下のハイパーバイザーに対する BIOS 制限のサポートが追加されました。

    • Hyper-V (サポートされているすべてのバージョン)
    • Red Hat Virtualization (Red Hat Virtualization Manager によって管理)
    • Citrix Hypervisor 8.x
    • VMware vSphere Hypervisor ESXi (サポートされているすべてのバージョン)
  • サポート終了

    以下のプラットフォームではサポートは終了します。

    • CentOS 6
    • Debian 8
    • VMware vSphere 6.0
    • Internet Explorer 10

10.0.5 アプリケーションの更新

  • コントラクトの管理の改善

    コントラクトの管理が改善され、1 つのレポートからコントラクトにアクセスして管理できるようになります。新しいコントラクトでは任意のライセンス・メトリックがサポートされ、「すべてのメトリック」データが表示されます。コントラクトの管理も参照してください。以前のコントラクトの管理機能は非推奨になりました。

  • 更新された事前定義ダッシュボード

    事前定義されたダッシュボードには、すべての状況のコントラクトにアクセスできるコントラクトが含まれるようになりました。コントラクト・タイプを選択してすべてのアクションを実行できます。事前定義されたダッシュボードでは、コントラクト名を使用してコントラクトを検索できます。

  • 「製品とメトリック」パネルでのカスタム・メトリック管理

    BigFix Inventory では、UI を使用してメトリックを追加、変更、および削除できるようになりました。詳しくは、UI を使用したライセンス・メトリックの管理を参照してください。

  • 新しい「製品発行者名」列

    「ソフトウェア分類」パネルの「製品発行者名」列は、ソフトウェア・インスタンスが割り当てられている製品の発行者の名前を示します。

  • パッケージ・データとソフトウェア・インスタンス・データの結合

    パッケージ・データがソフトウェア・インスタンス・データと結合され、新しい統合ソフトウェア API が使用されるようになりました。詳しくは、統合ソフトウェア API を参照してください。

  • 重複する UUID に関する通知

    To Do リストには重複する UUID (汎用固有 ID) に関する通知が表示されます。UUID が重複するコンピューターのリストが警告として表示されます。詳しくは、『UUID の重複の問題』を参照してください。

  • 切断されたスキャナーを使用してパブリック・クラウドで実行されるコンピューターにマークを付けることが可能

    BigFix Inventory では切断されたスキャナーを使用してパブリック・クラウドで実行されるコンピューターにマークを付けることができます。詳しくは、『パブリック・クラウドで実行されている切断されたコンピューターの識別』を参照してください。

  • VM マネージャー・ツールでのログの分割

    ログを読みやすくするために、ハイパーバイザーとの通信が構成ファイルに取り込まれます。詳しくは、『ログ・ファイル』を参照してください。

  • BZIP2 の代わりに GZIP 形式で配布されるカタログ

    エンドポイントによって BigFix Inventory からダウンロードされたソフトウェア・カタログは、.bz (BZIP2) 形式の代わりに .gz (GZIP) 形式で使用できるようになりました。BigFix Inventory で BZIP2 圧縮/形式の使用を中止することが目的です。次のリリースには、それ以降の変更も含まれる予定です。

  • Windows エンドポイントでの zip/unzip バイナリーの使用削除

    マルチアーカイブ・ツール 7zip が zip/unzip バイナリーの代わりに Windows エンドポイントで使用されます。この変更はスキャナーの更新に適用されます。zip/unzip バイナリーは他の領域でも引き続き使用可能です。

  • 抑止されたパッケージ・ディスカバリー

    BigFix Inventory では、パッケージ・データ・レポートおよびパッケージの要約レポートでパッケージを抑止する機能が追加され、関連するパッケージのみが表示されます。

  • パフォーマンスの改善

    使用される CPU の数を制御するために maxAggregationThreads 変数と maxReaggregationThreads 変数のデフォルトおよび上限を制限することで、コンピューター・グループの処理を改善しました。

  • 事前定義レポートの一部に追加された「コンポーネントの詳細バージョン」列

    「ソフトウェア・インストール」「現在のインストール済み環境」、および「ソフトウェア: 過去 2 週間に検出」の事前定義レポートに、デフォルトで 「コンポーネントの詳細バージョン」列が表示されるようになりました。

  • BigFix Inventory監査スナップショットで使用可能なインストール日付

    監査スナップショットの「data_condition.txt」ファイルに BigFix Inventory のインストール日付が表示されるようになりました。

  • トレース・スキャナー設定の変更

    スキャナー・トレース設定にデフォルトと詳細の 2 つのオプションが表示されるようになりました。デフォルトは最小、詳細は最大を表します。

  • 拡張サーバー設定の「ロックのスキップ」フラグ

    カタログのダウンロード中にロックされたエンドポイントを除外する「ロックのスキップ」フラグが追加されました。

  • セキュリティーの機能拡張
    • Rails がバージョン 5.2.6 にアップグレードされました - CVE-2021-22880、CVE-2021-22904、CVE-2021-22885
    • Ruby バンドラーの更新 - CVE-2019-3881、CVE-2020-36327
    • IBM Java JRE がバージョン 8.0.6.30 にアップグレードされました
    • IBM WebSphere Liberty がバージョン 21.0.0.6 にアップグレードされました
    • セキュリティーを強化するために、GET パラメーターとして POST パラメーターを使用します。
    • TLS 1 と TLS 1.1 は無効になり、TLS 1.2 がサポートされます。Microsoft SQL Server データベースに適切なサービス・パックまたはコンテンツ更新をインストールしてください。ソフトウェア要件も参照してください。
    • VMware ESXi の最小バージョン要件が VMware ESXi 6.0 Update 3 に更新されました。Detailed System requirementsも参照してください。
  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート
    • BigFix クライアントを使用する Debian 10 x86 (64 ビット)
    • BigFix クライアントを使用する zSystems 上の Red Hat Enterprise Linux 8
    • Red Hat Virtualization 4.4.x
    • BigFix クライアントを使用する zSystems 上の SLES 15
    • BigFix クライアントと切断されたスキャナーを使用する Ubuntu KVM on Power での Ubuntu 18 ゲスト
    • NEC Cloud IaaS インスタンス
    • MS SQL 2019
  • サポート終了
    • Windows 2008 および 2008 R2 のサポートは廃止されます。

10.0.4 アプリケーション更新 10.0.4

  • ファイル・ファクトのインポートの改善

    ファイル・ファクト・インポートのパフォーマンスが改善されました。import.log にファイル・インポートの状況が表示されます。これは、正しいファイル、エラーのあるファイル、解凍の問題が発生したファイル、および無効なファイルを区別するのに役立ちます。インポートの進行状況には、インポートが完了するまでの推定時間が表示されます。ファイル・パスはインポート・ログに記録されます。

  • 「検出元」列と「enable_caused_detection」設定の削除

    「検出元」列は「パッケージ・データ」レポートおよび「スキャンされたファイル・データ」レポートから削除されます。enable_caused_detectionパラメーターは、サーバー詳細設定からも削除されます。この列を使用する保存済みレポートは自動的に移行されないため、レポートを手動で再作成する必要があります。「認識されている」列がタスクを実行する主要なオプションになりました。

  • パッケージ・ベースのシグニチャーによって検出されたアプリケーションの詳細バージョンに関するレポート情報

    特定のコンポーネントによって検出されたインストール済みソフトウェア・コンポーネントは、パッケージ・バージョンと同じ詳細なコンポーネント・バージョンで報告されます。バージョン情報は、「ソフトウェア分類」レポートの「コンポーネントの詳細バージョン」列と、REST API の component_detailed_version 列に表示されます。

  • 詳細バージョンおよびファイル・サイズに関するレポート情報の改善

    複数のディスカバーがある場合、表示されるバージョン情報の決定に使用されるルールが更新されました。詳しくは、コンポーネントの詳細バージョンを参照してください。「ソフトウェア分類」パネルの「詳細」ページには、一致したすべての検出手段の詳細バージョンと、特定のソフトウェア・コンポーネント・インスタンスの「コンポーネントの詳細バージョン」全体が一緒に表示されます。一致したファイル・シグニチャーのファイル・サイズ情報も表示されます。

  • データベース接続暗号化

    BigFix Inventory では、データベース・エンジンおよび JDBC ドライバーでサポートされる暗号化を使用して、データベース接続を暗号化できます。詳しくは、データベース接続暗号化の構成を参照してください。

  • 定期的なデータベース索引の再構築

    バージョン 10.0.4 以降、BigFix Inventory には通常のデータベース索引の再作成を管理するスクリプトがあります。

  • 新しいダッシュボードでのコンポーネント名によるソフトウェア・カタログ検索

    新しいダッシュボードがコンポーネント名によるカタログ検索の機能で拡張されました。カタログ検索ウィジェットは古いダッシュボードから削除されます。新しいクイック検索オプションとレポート内の既存のフィルターは同等の機能を提供します。

  • PVU テーブルのダウンロードに使用可能な Fixlet

    「PVU テーブルのダウンロード」オプションを使用して、最新の PVU テーブルをダウンロードできるようになりました。ファイルをダウンロードし、手動で BigFix Inventory サーバーにアップロードします。BigFix Inventory を IBM サブキャパシティーに準拠させるには、サーバーをアップグレードする必要があります。

  • 非表示の値を表示するために追加されたパラメーター

    「show_hidden_values」パラメーターが作成され、「サーバー詳細設定」に追加されました。これを使用して非表示のパラメーターを管理できます。

  • 特定のソフトウェア製品のディスカバリーの抑止

    Adobe Systems Incorporated、Microsoft Corporation、Red Hat Enterprise Linux など、ソフトウェア・コンポーネントのソフトウェア発行者によるディスカバリーを抑止するための新しいカスタム・ルールが追加されました。このルールが実装されている場合、該当するベンダーのレポートは「ソフトウェア分類」レポートに表示されません。

  • パフォーマンス・ログの自動的な有効化

    パフォーマンス・ログが自動的に有効化されるようになりました。ログを無効にし、必要に応じて再度有効化することができます。

  • Microsoft ソフトウェア製品の EOS (サポート終了) の更新

    Microsoft SQL Server、Microsoft Excel、Windows OS、Visual Studio などの Microsoft 製品の EOS 日付が更新されました。IBM 以外のコンポーネントの EOS も更新されました。

  • セキュリティーの機能拡張
    • axios NPM パッケージがバージョン 0.21.1 にアップグレードされました - CVE-2020-28168
    • 重要な CVE-2020-27221 が原因で IBM JRE がバージョン 8.0.6.25 にアップグレードされました
    • WebSphere Liberty が v.21.0.0.1 に更新されました
    • rest-client がバージョン 2.0.1 に更新されました
    • formtastic がバージョン 4.0.1 に更新されました
  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートが導入されます。

    • BigFix クライアントを使用する x86 の Oracle Enterprise Linux 8
    • BigFix クライアントを使用する Power での Red Hat Enterprise Linux 8.1 以降の 8.x バージョン
    • 切断されたスキャナーを使用する zSystems での Red Hat Enterprise Linux 8
    • BigFix クライアントを使用する x86 の Ubuntu 20.04
    • IBM Cloud での IBM Power Systems 仮想サーバー
    • Tencent Cloud Server インスタンス
  • サポート終了

    バージョン 10.0.4 以降では、Windows 7 のサポートは終了します。

10.0.3 アプリケーション更新 10.0.3

  • 失敗したデータとカタログのインポートに関する通知

    To Do リストに、失敗したデータとカタログのインポートに関する通知が表示されるようになりました。失敗したインポートに対して電子メール通知を有効にすることもできます。詳しくは、データとカタログのインポートが失敗したときに送信される通知を参照してください。

  • 以下のライセンス・アクティベーション・プロセスの認定 BigFix

    BigFix Inventory では、すべての有効な BigFix 製品に対する自動コンポーネント割り当てがサポートされるようになりました。詳しくは、コンポーネントの有効な BigFix 製品への割り当て <非推奨>を参照してください。

  • 強化されたユーザー・インターフェース

    メニュー、ダイアログ、およびレポートのインターフェイスの改善

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートが導入されます。

    • Alibaba Elastic Computer Service
    • BigFix Inventory サーバー用の Red Hat 8.2 またはそれ以上のバージョン。BigFix Platform システム要件を確認します。
    • Red Had Enterprise Linux 8 on z Systems 上の切断されたスキャナー
  • セキュリティーの機能拡張

    セキュリティーを維持するために、次の選択したコンポーネントとライブラリーが更新されました。

    • Rails がバージョン 5.2.4.4 にアップグレードされました
    • icu4j ライブラリーがサポート対象バージョンにアップグレードされました
    • WebSphere Application Server Liberty がバージョン 20.0.0.11 にアップグレードされました
    • 新規インストール用に TLS 1.2 をデフォルトで使用するように Websphere 構成を変更しました。既存およびアップグレード済みの BigFix Inventory インストールの場合は、手動で構成する必要があります。詳細については、「セキュア通信の有効化」を参照してください。
    • セキュアな SSL Cookie を実装することにより、SSO ログインのセキュリティーの脆弱性を解決しました。詳細については、「知識ベースの記事」を参照してください。

10.0.2 アプリケーション更新 10.0.2

  • 新しいベンダー固有の定義済みレポート

    BigFix Inventory は、Adobe、IBM、Microsoft、Oracle、SAP、VMware、HCL などの特定のソフトウェア・ベンダーにソフトウェア検出およびライセンス情報を提供する、ベンダー固有の事前定義済みレポートを提供します。これらのレポートは、ソフトウェア資産マネージャーが組織のソフトウェアを管理し、契約交渉やライセンス監査の準備をするのに役立ちます。詳しくは、『ベンダー固有の事前定義済みレポート』を参照してください。

  • 新しいデフォルトのダッシュボード

    BigFix Inventory では、デフォルトのダッシュボードに事前定義されたベンダー固有のレポートが表示され、すぐに使用できるデータがベンダーに提供されるようになりました。

  • 検出されたすべてのソフトウェアのインストール・パス

    インベントリー・レポートに、検出されたすべてのソフトウェア (IBM および IBM 以外) のインストール・パスが表示されるようになりました。製品が複数のパスにインストールされている場合、すべてのパスは個別のインスタンスとして報告されます。以前は、IBM ソフトウェアにのみ適用されていました。

  • ソフトウェア分類の詳細ビュー

    詳細ビューには、一致した検出のみが表示されるようになりました。一致しないシグニチャーは表示されません。これには、シグニチャーの完全なリストを含むリンクが含まれています。

  • スキャナー・インストール用の Windows のデフォルト除外リストの拡張リスト。

    新しくインストールされたスキャナーの場合、除外のリストは、ソフトウェア検出に関連しない大きなファイルを含むディレクトリーで拡張されています。アップグレードされたスキャナーの場合、ソフトウェア検出に関連しない大きなファイルを含むディレクトリーで除外リストを拡張するには、「KB article」に記載されている手順に従います。

  • アプリケーション更新でのみ提供される IBM ソフトウェア・カタログ

    10.0.2 以降、IBM ソフトウェア・カタログは BigFix Inventory アプリケーションの一部であり、HCL カタログの手動更新は BigFix Inventory ではサポートされなくなりました。ただし、IBM 以外のベンダーでは、引き続き手動カタログ更新がサポートされます。

  • 資格の設定

    BigFix Inventory では、製品とメトリックの資格があるものとして製品をマークできるようになりました。資格の設定は、バンドル・アシスタントと共に機能します。

  • ユーザー管理操作の監査証跡

    条件付きユーザー管理パラメーターを有効にして、監査証跡レポートにユーザーの作成や削除などの情報をキャプチャできるようにすることができます。また、ユーザー・ロールとユーザー・コンピューター・グループの変更も表示されます。

  • UI および API 要求に対する JSON 応答のストリーミング

    10.0.2 以降、BigFix Inventory は JSON 応答で HTTP ストリーミングを使用します。この改善により、API のページネーションはオプションであり、すべてのデータを 1 つの照会で取得できます。BigFix Inventory と統合され、ページネーション機能を使用するアプリケーションでは、応答時間を改善するためにページ・サイズを増やすか、ページング・オプションをドロップすることを検討する必要があります。詳しくは、「REST API に関する考慮事項」を参照してください。

  • ISO 19770-2 デルタ/パッチ・タグのサポート

    コンポーネント詳細バージョンは、ISO 19770-2 パッチ/デルタ・タグを通じてフィックス・パックに関する完全な情報を提供するようになりました。以前は、タグはエンドポイント側とサーバー側の両方で拒否されるために使用されました。この機能は、BigFix Inventory サーバー・バージョン 10.0.2 以降およびソフトウェア・スキャンの開始 Fixlet バージョン 10.0.2 以降で動作します。

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートが導入されます。

    • Power の SLES 15 SP1
    • vSphere ESXi 7.0 および vSphere vCenter Server 7.0。
    • Red Had Enterprise Linux 8.1 on Power 上の切断されたスキャナー
    • Ubuntu 20 x86 上の切断されたスキャナー
  • セキュリティーの機能拡張

    • IBM JRE はバージョン 8.0.6.15 にアップグレードされます
    • WebSphere Application Server Liberty がバージョン 20.0.0.5 にアップグレードされました
    • Ruby on Rails コンポーネントのいくつかのライブラリーがアップグレードされます
    • jQuery を 3.5.1 にアップグレードしました
    • 古いライブラリーと未使用のライブラリーが本番環境から削除されました
  • サポート終了
    • バージョン 10.0.2 以降では、以下のサポートは終了します。
      • BigFix Inventory サーバーのデータベースとしての IBM DB2 10.1
      • VM マネージャー・ツールのバージョン 32 ビット
      • IBM i 6.1

10.0.1 アプリケーション更新 10.0.1
  • ソフトウェア・カタログの更新

    拡張されたソフトウェア・ディスカバリー用の新しいバージョンのカタログ。カタログには以下が含まれます。

    • IBM ライセンス・メトリック・ツール・ソフトウェア・カタログ・バージョン 9.2.19.0。
    • Oracle Java コマーシャル機能の使用に関する証拠を検出および収集する機能: 「Java Flight Recorder」と「JRE Usage Tracking」。このディスカバリーは、お客様が Java コマーシャル機能の使用状況を確認できるようにするための機能です。これらの機能の使用に関する知識は、バージョン 11 より前の Oracle Java に適用可能な古い Oracle Java コマーシャル・ライセンスに必要です。
    • Symantec、Hewlett-Packard、Oracle のソフトウェアを含むタイトル数に対して、800 以上のソフトウェア・バージョンのディスカバリー機能を追加
    • 特定のソフトウェアのディスカバリーまたはディスカバリーを強化するための 5 つのアイデア
  • パッケージ・データ・レポートは Solaris IPS パッケージ・マネージャーのデータで更新されます。

    Solaris IPS パッケージ・マネージャーのサポートは、BigFix クライアントがインストールされているエンドポイントで使用できます。

  • カスタム・ソフトウェア分類ルールの構成可能な制限

    分類プロセスを自動化するために、より多くのカスタム・ソフトウェア分類ルールを定義できるようになりました。「サーバー詳細設定」パネルを使用して、カスタム・ソフトウェア分類ルールの制限を再定義する機能を提供します。最大 100 個のカスタム・ルールをサポートします。

  • Windows 実行可能ファイルの追加プロパティーを含むスキャンされたファイル・データの拡張 API

    Windows 実行可能ファイルの追加プロパティーのコレクションは、デフォルトで無効になっているオプション機能です。この機能は、エンドポイント数が 50,000 に制限されており、追加のストレージ要件があり、データのインポート時間に影響を与えます。エンドポイントへのロールアウトでは、機能を有効にする前に、適切な計画と検証が必要です。

  • ソフトウェアの要約レポートは、次の不可欠な部分になります BigFix Inventory

    ソフトウェアの要約レポートには、ご使用の環境におけるソフトウェア・インベントリーの概要が示されています。各行は、選択された列によってグループ化されたソフトウェア・インスタンスのセットを表します。このレポートはプレビュー機能として導入され、過去のリリースで改善されました。これは BigFix Inventory の不可欠な部分になりました。詳しくは、『使用可能なレポート』を参照してください。

  • ユーザー・インターフェースの変更

    ユーザー・インターフェースは、ログイン・ウィンドウの HCL ブランドに沿って更新されます。

  • スキャナーの更新

    Windows 実行可能ファイルの追加プロパティーの収集を可能にする新しいバージョンの Scanner for Windows。

  • IBM 仮想化容量レポートと同等のレポート

    BigFix Inventory 10.0.0.0 は、IBM Virtualization Capacity レポートの場合、IBM License Metric Tool (ILMT) 9.2.18 と同等です。IBM 検証済みリリースの現在の状況については、「BFI and HCL FAQ.pdf」を参照してください

  • IBM Cloud Pak を報告するためのイネーブラー

    BigFix Inventory は、IBM Cloud Pak の一部としてインストールされた非コンテナー化製品によるライセンス・メトリックの使用率に関する情報を報告します。詳しくは、下記を参照してください。非コンテナー化 Cloud Pak プログラムのライセンス

  • インベントリーの検索レポートは推奨されなくなります。

    非推奨となったレポートの代わりに、ソフトウェア・インベントリーに関する詳細な情報を提供するソフトウェアの要約レポートを使用します。詳しくは、『使用可能なレポート』を参照してください。

  • 以下のデータベースとしての MS SQL 2016 Express および 2017 Express のサポート BigFix Inventory

    MS SQL 2016 および 2017 の Express エディションは、BigFix Inventory サーバーのデータベースとしてサポートされています。具体的な要件については、以下を参照してください。ソフトウェア要件

  • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート

    次のプラットフォームおよびシステムのサポートが導入されます。

    • Citrix Hypervisor 8
    • IBM i 7.4
    • Oracle Compute インスタンス
  • 一部のオペレーティング・システムおよび仮想化テクノロジーのサポートの終了

    次のオペレーティング・システムと仮想化テクノロジーのサポートは終了します。これらのいずれかのバージョンを使用している場合は、次でサポートされている新しいバージョンにアップグレードします。 BigFix Inventory

    • オペレーティング・システム

      • Debian 7
      • IBM i 5.1
      • Oracle Solaris 10
      • Red Hat Enterprise Linux 5 on x86
      • Ubuntu 12
      • Ubuntu 14
      • Windows Vista
    • ハイパーバイザーおよび仮想化テクノロジー
      • Red Hat Virtualization 3.x
      • VMware vSphere 5.x
      • XenServer/ Citrix XenServer 6.x
  • セキュリティーの機能拡張

    セキュリティーを維持するには:

    • IBM JavaJRE が次のバージョンに更新されました。8.0.6.5.
    • WebSphere Application Server Liberty がバージョン 20.0.0.2 にアップグレードされました。
    • 多くのライブラリーが更新されました。

アプリケーション更新 10.0.0

  • 10.0.0 Oracle Java および Oracle Weblogic の詳細なコンポーネント・バージョン検出

    このリリース以降は、パッチ・レベルのレポートに新しいメカニズムを使用できます。詳細なコンポーネント・バージョンの検出は、拡張シグニチャー機能と最近のカタログ・コンテンツでサポートされています。

    この機能は、以下に使用できます。

    • Oracle Java ランタイム環境
    • Oracle Java JDK/SDK
    • Oracle Weblogic
    • Oracle Weblogic Enterprise Edition
    • Oracle Weblogic Suite
  • 10.0.0 コンピュータ・ハードウェア API 関連付けおよび関連するコンピュータレポートの拡張
    • 親レイヤーのホスト名に関する情報を取得できます。
  • 10.0.0 IBM IBM Virtualization Capacity レポートと同等のレポート
    • BigFix Inventory 10.0.0.0 は、IBM Virtualization Capacity レポートの場合、IBM License Metric Tool (ILMT) 9.2.18 と同等です。IBM 検証済みリリースの現在の状況については、「BFI および HCL に関する FAQ」を参照してください

  • 10.0.0 ユーザー・インターフェースの視覚的な変更

    • HCL ブランドに沿ったユーザー・インターフェースの視覚的な変更。
  • 10.0.0 IBM ソフトウェアのサポート終了日の更新

    • IBM ライフサイクル・データに基づく IBM ソフトウェアのサポート終了日に関する情報が更新されます
  • 10.0.0 ユーザー・インターフェースの使いやすさの改善

    ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、次の名前の変更が適用されます。
    • スキャンの状態の名前がソフトウェア・スキャンの状態に変更されます
    • 未実行ソフトウェア・スキャンの名前が未実行のスキャンに変更されます
    • IBM キャパシティー・データの完全性がキャパシティー・スキャンの状態に変更されます
    • IBM ソフトウェア分類の名前がソフトウェア分類に変更されます
    • 最新のソフトウェア・スキャン列の名前が前回のソフトウェア変更に変更されます
  • 10.0.0 BigFix Inventory サーバーのデータベースとしての DB2 11.5 のサポート

    DB2 11.5 は、BigFix Inventory サーバーのデータベースとしてサポートされています。具体的な要件については、以下を参照してください。ソフトウェア要件

  • 10.0.0 セキュリティーの機能拡張

    セキュリティーを維持するには:

    • IBM JavaJRE が次のバージョンに更新されました。8.0.6.0.
    • WebSphere Application Server Liberty がバージョン 19.0.0.11 にアップグレードされました。
    • Ruby on Rails コンポーネントのいくつかのライブラリーがアップグレードされます
  • 10.0.0 新規システムおよびハイパーバイザーのサポート

    以下の新規システムおよびハイパーバイザーがサポートされています。

    • IBM z15
    • AMD Epyc プロセッサー
    • zCX (System Z コンテナ拡張)
    • AHV を搭載した x86 上の Nutanix

アプリケーション更新 9.2.17

  • 9.2.17 新規プラットフォームおよびシステムのサポート
    以下のプラットフォームおよびシステムがサポートされるようになりました。
    • Hyper-V 2019
    • Nutanix AVH 上の Linux VM (IBM Power のみ)
    • Red Hat Enterprise Linux 8 エンドポイント
    • RHV-M 4.x で使用可能な新規 API を使用する RHV 4.2 および 4.3
  • 重要な変更:
    • 9.2.17 レガシーの「IBM ソフトウェア分類」パネルの削除

      「IBM ソフトウェア分類」はすでに非推奨となり、アプリケーション更新 9.2.13 で「ソフトウェア分類」パネルに置き換えられました。この時点で、「IBM ソフトウェア分類」パネルは完全に削除されます。新しい「ソフトウェア分類」パネルにより、ソフトウェアの分類が簡単になり、パフォーマンスを向上させることができます。このパネルは完全にカスタマイズ可能であり、カスタム分類ルールを作成することができます。

    • 9.2.17 BigFix Inventory サーバー用の MS SQL 2008 および 2008 R2 データベースのサポート終了

      BigFix Inventory サーバー用の MS SQL 2008 および 2008 R2 データベースのサポートが終了します。これは、マイクロソフトが 2019 年 7 月に正式にサポートを終了することと関連しています。詳しくは、下記を参照してください。Prepare now for end of support in 2019 and 2020 (Microsoft)。BigFix Inventory 9.2.17 にアップグレードするには、まず BigFix Inventory でサポートされる新しい MS SQL バージョンに移行します。リストについては、以下を参照してください:ソフトウェア要件

アプリケーション更新 9.2.16

  • 9.2.16 ソフトウェア使用状況の統計を確認できるように拡張された「ソフトウェアの要約」レポートでドリルダウンを使用して、報告された値を深く理解する

    「ソフトウェアの要約」レポートでドリルダウンを使用して、関連する列 (「使用済み」「未使用」「先月の使用状況」、およびその他の要約列) を表示し、ソフトウェアの使用状況に寄与しているソフトウェア・インスタンスに関する詳細情報を確認できるようになりました。詳しくは、下記を参照してください。使用可能なレポート

  • 9.2.16 FlexPoint のレポート作成機能の改善
    • BigFix Inventory は、指定されたレポート期間における FlexPoint の最大ライセンス使用量に関する情報を、該当する製品だけでなく FlexPoint バンドル全体についてレポートします。
    • バンドル全体、およびそのコンポーネントのライセンス・メトリック使用状況の傾向を「メトリック数量履歴」グラフに表示することができます。グラフには、システムによって計算された値と、ユーザーによって宣言された値に関する情報が表示されます。
    • メトリック・レポートでは、以下の 2 つの新しい列を使用できるようになりました。「ピーク日」と「メトリック数量」。詳しくは、下記を参照してください。レポート列
    • 「すべての IBM メトリック」レポートには、バンドル・レベルでのライセンス使用量のみが表示されます。該当製品のライセンス使用量に関する詳細情報を表示するには、バンドルの名前をクリックしてドリルダウンします。
    • 監査スナップショットが拡張され、ご使用の環境における FlexPoints の使用状況についてまとめた追加のファイルを利用できるようになりました。この flexpoints.csv ファイルには、FlexPoint バンドルとその基礎となる製品に関する情報が含まれています。
    詳しくは、以下を参照してください:IBM FlexPoint
  • 9.2.16 によって計算されないライセンス・メトリックのメトリック数量の設定BigFix Inventory

    選択したライセンス・タイプについて、そのままでは によってライセンス・メトリック使用状況が計算されない場合に、メトリック数量を手動で宣言することができます。このオプションを使用して、必要に応じてメトリック数量をカスタマイズすることもできます。詳しくは、下記を参照してください。宣言されたメトリック数量の設定と削除

  • 9.2.16 computer_hardware API 関連付けの拡張

    シリアル番号、ベンダー、モデル、物理サーバーのタイプなど、追加のハードウェア・パラメーターに関する情報を取得することができます。詳しくは、下記を参照してください。computer_hardware 関連付け

  • 9.2.16 指定された基準を満たすコンポーネントを自動的に抑止するためのカスタム・ルール

    関連する基準を指定することによって、一致するコンポーネントを将来自動的に抑止するカスタム・ルールを作成できます。詳しくは、下記を参照してください。カスタム・ルールの作成と管理

  • 9.2.16 サポートの拡張
    • 新規プラットフォームおよびシステムのサポート
      • 次の最新の BigFix プラットフォーム更新の認定サポート: 9.2.18 と 9.5.13
      • Debian 9 x86 と x64
      • SUSE Linux Enterprise Server 15 x86-64
      • Linux 上の SMBIOS3
      • Windows 2019 上のサーバー
      • MS SQL 2017 バージョン 14.0.3162.1 上のサーバー (新規インストールの場合)
  • 9.2.16 セキュリティーの機能拡張
    • Rails が、セキュリティーを維持するためにバージョン 5.1.7 にアップグレードされました。
    • WebSphere Liberty プロファイルが、セキュリティーを維持するためにバージョン 19.00.4 にアップグレードされました。
    • スキャナーを安全かつ信頼性の高い状態に保つために、AIX 上の Xerces ライブラリーがバージョン 3.2.1 に更新されました。

アプリケーション更新 9.2.15.2

  • セキュリティー機能拡張
    • WebSphere Liberty プロファイルが、セキュリティーを維持するためにバージョン 19.00.4 にアップグレードされました。

アプリケーション更新 9.2.15

  • 9.2.15 プレビュー機能: 新しい「ソフトウェアの要約 (プレビュー)」 レポート

    このレポートには、ご使用の環境におけるソフトウェア・インベントリーの概要が示されています。レポートの各行は、選択された列によってグループ化されたソフトウェア・インスタンスのセットを表します。「ソフトウェアの要約」レポートをドリルダウンして、グループ内のインスタンスの詳細を表示することができます。このレポートでは、リストされたインスタンスに基づく特定のソフトウェアの使用に関する情報が含まれる、ソフトウェア使用状況の統計も提供されます。グループ内の製品のインスタンスのうち、使用されているインスタンスと使用されていないインスタンスの数を確認できます。先月、直前四半期、および昨年のソフトウェア使用状況の統計の概要が表示されます。また、ソフトウェアの使用状況がモニターされているグループと、モニターされていないグループにおけるソフトウェア・インスタンスの数を追跡することもできます。詳しくは、下記を参照してください。使用可能なレポート

  • 9.2.15 Java の使用状況の統計のレポート機能を拡張

    BigFix Inventory では、Java 仮想マシンおよびランタイム環境の使用状況をレポートするための新しい方法が導入されました。コンピューター上で実行される Java プロセスへのパスは、ソフトウェアが検出されるパスと一致します。この情報に基づいて、 BigFix Inventory はどの Java インスタンスが使用されたのかを正確に判別できます。単一のコンピューターにインストールされている BigFix と Oracle Java の使用状況を区別することが可能です。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェアの使用状況のモニターおよびレポート作成

    バージョン 9.2.15 のソフトウェア・カタログには、Java の使用状況シグニチャーが含まれなくなりました。Java の使用状況を報告するには、 BigFix Inventory サーバーをバージョン 9.2.15 にアップグレードします。

  • 9.2.15 サポートの拡張
    • 新規プラットフォームのサポート
      • Windows 2019
      • Oracle SPARC-M8 プロセッサー
      • x86 上の Ubuntu 18.04
    • 新しい仮想化テクノロジーのサポート
      • 異なるコンピューター上に外部 Platform Services Controller (PSC) を持つ vCenter
      • Oracle Solaris x86 上の Solaris カーネル・ゾーンと、ネストされた仮想化を使用した SPARC。詳しくは、下記を参照してください。 Oracle Solaris でのクライアント・インストール
  • 9.2.15 新しいデータ・モデルに基づく新規の「ソフトウェア・インストール」レポート

    「ソフトウェア・インストール」レポートの新しいバージョンが導入されました。古いレポートは非推奨になり、「レポート」メニューの下部に移動されています。これは将来完全に削除される予定です。新規のレポート・ビューは新しいデータ・モデルをベースとし、他のレポートとの整合性があります。詳しくは、下記を参照してください。使用可能なレポート

  • 9.2.15 To Do リストの拡張

    To Do リストが拡張され、再開する必要がある古いスキャン・アクションについての情報が表示されるようになりました。詳しくは、下記を参照してください。タスクリスト

  • 9.2.15 新しいトピックで拡張された資料
  • 9.2.15 ユーザー・インターフェースの新しいルック・アンド・フィール

    ユーザー・インターフェースのルック・アンド・フィールが更新されました。新しい青色のアクション・バー、更新されたアクション・アイコン、厳選されたボタンによって、レポートがより鮮明になっています。

  • 9.2.15 管理パネルのユーザビリティーの向上

    一部の管理パネル (「ユーザー」、「保存されているレポート」、「サーバー詳細設定」、「コントラクト」など) のナビゲーションとユーザビリティーを簡素化するために、いくつか改善が行われました。使用可能な列に対してフィルターを使用し、カスタム・ビューを事前定義ビューとして保存することができます。これらのレポートを CSV または PDF ファイルにエクスポートすることもできます。

    制限: 「すべてのコンピューター」コンピューター・グループで「コントラクト」レポートをフィルタリングする場合、ご使用のインターフェース言語にかかわらず英語の名前を使用してください。このグループの名前は翻訳されません。

  • 9.2.15 matches exactly 演算子を使用したレポートのフィルタリング

    matches exactly 演算子を使用して、レポートをフィルタリングし、指定した列からデータを取得することができます。この演算子は、大文字と小文字を含む、2 つの値を完全に一致させるために使用されます。

  • 9.2.15 エクスポートされたレポートの新しい命名規則

    スケジュールされた電子メールでエクスポートまたは受信されるレポート・ファイルの名前が、よりわかりやすい新しい命名規則に従うようになりました。さらに、メールの件名には、メールに含まれる事前定義レポートまたはカスタム・レポートの名前が記載されます。

  • 9.2.15 以下の Oracle Database 18c 用に認定された Oracle Database の拡張ディスカバリー: 18.3。
  • 9.2.14 Citrix、Hewlett-Packard、Oracle などの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Citrix、Hewlett-Packard、Oracle などの多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.8 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加された最も重要なコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。
    • Citrix 製品のディスカバリー機能の追加
      • Citrix XenApp
      • Citrix XenApp レポート
      • Citrix XenDesktop
    • Hewlett-Packard 製品のディスカバリー機能の追加
      • HP Business Process Monitor
      • HP Business Service Management
      • HP オペレーション・エージェント
      • HP Operations Manager
    • Oracle 製品のディスカバリー機能の追加
      • Oracle Clusterware
      • Oracle Linux
      • Oracle SOA Suite
  • 9.2.15 BigFix コンソール内の Fixlet の名前に、バージョンに関する情報が含まれるようになりました

    Fixlet の名前が拡張され、現在使用可能なバージョンに関する情報が含まれるようになりました。デフォルトでは、Fixlet のバージョンは サーバーのリリースごとに更新されます。詳しくは、下記を参照してください。スキャナー・アクションと Fixlet の最新性の確保

  • 9.2.15 セキュリティーの機能拡張

    Rails が、セキュリティーを維持するためにバージョン 5.0.7 にアップグレードされました。

アプリケーション更新 9.2.14

  • 9.2.14 Windows 上の Adobe Creative Cloud 製品のライセンス使用状況のレポート

    Adobe Creative Cloud 製品の登録ユーザー・メトリックの使用状況をレポートします。この情報は、通常のソフトウェア・スキャン中に、一部の Adobe Creative Cloud 製品のコンポーネントがインストールされているコンピューターから直接抽出されます。スキャン結果に基づいて、登録ユーザー・メトリックが計算され、その使用状況が「すべてのメトリック」レポートに表示されます。ユーザーに関する詳細情報は、「ソフトウェア・ユーザー」レポートに表示されます。

    この機能により、 の Adobe CC 製品のライセンスを追跡することで、傾向の分析やしきい値の定義を行うことができます。また、使用されていないインスタンスのユーザーを識別してコストを最適化することも可能です。詳しくは、下記を参照してください。「ソフトウェア・ユーザー」レポートおよび「登録ユーザー」 。

  • 9.2.14 BigFix Rational ポートフォリオのライセンス使用状況のレポート

    フローティング・ユーザー・メトリックの使用状況に関する情報が、BigFix Rational 製品の「すべてのメトリック」レポートで確認できるようになりました。この計算は、BigFix Rational License Key Server との統合によって使用可能になります。この使用状況は、.slmtag ファイルによって提供されます。詳しくは、下記を参照してください。その他の IBM メトリック

  • 9.2.14 ソフトウェアのタグ付けによる柔軟な分類

    ソフトウェア・コンポーネント、またはディスカバーされたソフトウェアのインスタンスにタグを付けて分類できるようになりました。例えば、タグによりソフトウェア製品の所有権を強調したり、テスト・インスタンスや無料インスタンスとして分類したり、ブラックリスト対象または承認済みとしてマークしたりすることができます。詳しくは、下記を参照してください。タグの追加と削除

  • 9.2.14 プレビュー機能: 新しいダッシュボードを追加のウィジェットとクイック検索で拡張

    新しい BigFix Inventory ダッシュボードに追加された最新機能として、 最も重要なインベントリー・データの要約、最近の変更、ディスカバリー・ギャップ、セキュリティーの問題を 1 カ所で確認できます。また、ダッシュボードの拡張には、ファイル・ハッシュ、ファイル名、脆弱性、およびソフトウェア・インベントリーに関連する情報を簡単に見つけることができるクイック検索も含まれています。詳しくは、下記を参照してください。ダッシュボード

  • 9.2.14 新しい事前定義レポート

    新しい事前定義レポートは、「ソフトウェア分類」レポート、「スキャンされたファイル・データ」 レポート、「コンピューター」レポートの下にあります。詳しくは、下記を参照してください。使用可能なレポート

  • 9.2.14 Microsoft 製品のサポート終了日のレポート

    Microsoft ソフトウェア (2018 年 11 月 20 日の発表された、2015 年 11 月 30 日から 2021 年 11 月 1 日までの間にサポートが終了するソフトウェア) のサポート終了日は、自動的に取り込まれます。

  • 9.2.14 VM マネージャーを構成するためのベスト・プラクティス

    資料では、VM マネージャーを構成するためのベスト・プラクティスについて説明しています。詳しくは、下記を参照してください。VM マネージャーを構成するためのベスト・プラクティス

  • 9.2.14 フィードバックを提供するための 「メール」アイコン アイコンで拡張された上部のナビゲーション・バー
  • 9.2.14 「レポート」メニューの変更点

    「ソフトウェア・カタログ」レポートは、「製品とメトリック」に名前変更されます。メインメニューの「レポート」の下に、「ソフトウェア・コンポーネント」レポートへのリンクが追加されます。

  • 9.2.14 「ユーザー」パネルが、前回のログイン日時に関する情報で拡張されます
  • 9.2.14 「VM マネージャー」パネルの改善

    「VM マネージャー」パネルのナビゲーションとユーザビリティーを簡素化するために、いくつか改善が行われました。レポートを使用可能な任意の列でフィルタリングし、カスタム・ビューを事前定義ビューとして保存することができます。レポートを CSV または PDF ファイルにエクスポートすることもできます。

  • 9.2.14 REST API を使用したソフトウェア分類の移行

    /api/sam/v2/software_instances REST API での PUT 操作により、現在のソフトウェア分類を定義、変更、または移行することができます。これは BigFix サーバーのインスタンス間でクライアントを移動する際に、ソフトウェア割り当てを移行するために使用できます。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェアの分類 (v2) および チュートリアル: 2 台の BigFix サーバー間でのソフトウェア割り当ての移行

  • 9.2.14 バージョン 2 の REST API を使用した、ライセンス使用のピークおよびそれに寄与しているソフトウェア・インスタンスに関する情報の取得

    software_instances REST API を使用するカスタム・ツールまたは内部プロセスがある場合は 、 v2/license_usage および v2/software_instances REST API を使用して目標を達成できるようになりました。バージョン 2 の REST API を使用するようにツールを調整することをお勧めします。詳しくは、以下を参照してください:software_instances REST API のマッピング関数

  • 9.2.14 Citrix、Oracle、SAP などの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Oracle、SAP、および Red Hat の多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.14 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加された最も重要なコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。
    • Citrix 製品のディスカバリー機能の追加
      • Citrix Diagnostic Facility
      • Citrix PowerShell スナップイン
    • Oracle 製品のディスカバリー機能の追加
      • Oracle Discoverer
      • Solaris
    • Added discovery capability for SAP products
      • SAP PowerBuilder
    • Adobe CC 2019 のディスカバリー機能の追加
    • Java 製品の使用状況レポート作成の改善
  • 9.2.14 Microsoft Edge ブラウザーの認定

    Microsoft Edge が BigFix Inventory をサポートするブラウザーとして認定されました。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア要件

  • 9.2.14 新しい仮想化テクノロジーのサポート
    • <非推奨> Oracle VM Server for x86 3.4.x
    • ネストされた仮想化を使用しない x86 上の Solaris カーネル・ゾーン (まだ適格な BigFix サブキャパシティーとして発表されていません)。詳しくは、下記を参照してください。Oracle Solaris でのクライアント・インストール
    • Power8 互換モードの Power9 上の PowerVM 用 SLES 11。
    • ネイティブ・モードの Power9 上の PowerVM 用 SLES 12。
    • P9 ネイティブ・モードの接続切断スキャナーを使用した Power9 上の SLES 15。
  • 9.2.14 セキュリティーの機能拡張
    • セキュリティーを維持するために、Java が以下の最新バージョンにアップグレードされました。8.0.5.25。
    • WebSphere Application Server Liberty がバージョン18.0.0.3 にアップグレードされました。
    • スキャナーを安全かつ信頼性の高い状態に保つために、Solaris Sparc および Solaris x86 上の Xerces ライブラリーがバージョン 3.2.1 に更新されました。
  • 9.2.14 ユーザーの非アクティブ期間後のセッション・タイムアウトに関する情報

    セッション・タイムアウトは、セッションが終了し、ユーザーが再度ログインしなければならなくなるまでのユーザーの非アクティブ期間を指定します。セッションが終了する前に、セッションが終了しようとしていることが通知されます。

アプリケーション更新 9.2.13

  • 9.2.13 Microsoft Office 365 の登録ユーザー・メトリックの使用状況

    は、Microsoft Office 365 の登録ユーザー・メトリックの使用状況をレポートします。この情報は、通常のソフトウェア・スキャン中に、Office 365 のコンポーネントがインストールされているコンピューターから直接抽出されます。スキャン結果に基づいて、登録ユーザー・メトリックが計算され、その使用状況が「すべてのメトリック」レポートに表示されます。ユーザーに関する詳細情報は、「ソフトウェア・ユーザー」レポートに表示されます。

    この機能により、 の Office 365 のライセンスを追跡することで、傾向の分析やしきい値の定義を行うことができます。また、使用されていないインスタンスのユーザーを識別してコストを最適化することも可能です。詳しくは、下記を参照してください。登録ユーザー

  • 9.2.13 .slmtag ファイルによって配信されるリソース使用状況データに基づいた、追加の IBM メトリックのレポート

    リソース使用状況データに基づく追加の IBM メトリックは、「すべての IBM メトリック」レポートおよび「すべてのメトリック」レポートに表示されます。 はインフラストラクチャー内のコンピューターをスキャンして、.slmtag ファイルで報告されたソフトウェア・コンポーネントを検索し、そのメトリック数量を集計します。詳しくは、下記を参照してください。レポートされるライセンス・メトリック

  • 9.2.13 インターネット・ブラウザーのバージョン通貨、および頻繁に変更されるその他の選択済みのソフトウェア

    BigFix Inventory は、Windows 上の多数のソフトウェア・コンポーネントのすべてのバージョンを自動的に検出します。これらのコンポーネントには、インターネット・ブラウザー (Chrome、Edge、Firefox、Opera) のほか、Adobe AIR、Adobe Flash Player、Slack などのコンポーネントが含まれます。コンポーネントは汎用シグニチャーによって検出されますが、バージョンは検出の原因となったファイルまたはパッケージから自動的に取得されます。このようなアプローチにより、カタログのギャップを回避し、完全なディスカバリー通貨を確保することができます。

  • 9.2.13 FlexPoint の使用状況のレポート

    FlexPoint は、FlexPoint バンドルの一部として購入された IBM 製品のコストを決定するために使用できるライセンス・メトリック単位です。バンドルの各製品には、異なるライセンス・メトリックに基づいてライセンスが供与されますが、すべてのメトリックは FlexPoint に変換されます。現在 FlexPoint バンドルの一部として使用可能な製品は、IBM Cloud および IBM Analytics ブランドの製品です。詳しくは、下記を参照してください。IBM FlexPoint、と FlexPoint バンドルの分類

  • 9.2.13 プレビュー機能: 共通脆弱性と暴露 (CVE) の表示
    • CVE についての情報は「ソフトウェア分類」レポートに表示されます。このレポート上で、コンポーネントの詳細バージョンを使用して、CVE とソフトウェア・コンポーネントのマッチングが行われます。
    • CVE の詳細は、National Vulnerability Database 内の CVE の説明へのリンク、および CVSS のバージョン (2.0 または 3.0) を含むように拡張されています。
    • CVE に関する情報は、CVE 名でフィルタリングしてソートすることができます。このフィルターは、報告された各ソフトウェア・インスタンスの CVE の完全なリストを検索することによって、指定された基準を満たすソフトウェアを表示します。
    CVE に関する情報の表示が改善されたことで、潜在的に脆弱なソフトウェアをより適切に識別、モニター、分析すると同時に、潜在的な脅威を防ぐことができるようになりました。
  • 9.2.13 「ソフトウェア分類」パネルで使用可能な新しい事前定義レポート
    「ソフトウェア分類」レポートは、事前定義された以下の 4 つのビューで拡張されています。
    • サポートが既に終了しているソフトウェアのインストールを表示する「サポート対象外ソフトウェア」
    • サポートが次の 3 カ月以内に終了するソフトウェアのインストールを表示する「サポート終了が近づいているソフトウェア」
    • 少なくとも 1 つの CVE が一致したソフトウェアのインストールを表示する「脆弱なソフトウェア」
    • 過去 2 週間以内に検出され、少なくとも 1 つの CVE が一致したソフトウェアのインストールを表示する「脆弱なソフトウェア - 最近」
    これらのビューは、ご使用の環境にセキュリティー上の脅威をもたらす可能性があるソフトウェアの簡単な概要を提供します。
  • 9.2.13 プレビュー機能: セキュリティー・ダッシュボードおよびレポート作成

    新しいセキュリティー・ダッシュボードには、セキュリティー機能のプレビューがウィジェット形式で表示されます。ダッシュボードを表示するには、ホームページの 「「新規ダッシュボードおよびレポート作成」に移動」 をクリックします。詳しくは、下記を参照してください。ダッシュボード

  • 9.2.13 上部のナビゲーション・バーの新しい To Do リスト
    上部のナビゲーション・バーは、現在 画像は「To Do リスト」アイコンを表示しています。アイコンの下に以下の情報が表示されている To Do リストで拡張されています。
    • 失敗したデータのインポート
    • アプリケーションの新しいバージョンの可用性
    • 一部のコンピューターの仮想ホストへの接続を構成する必要性
    関連情報は、アイコンに表示される番号で示されます。この番号は、表示された情報に対処するためのアクションを実行するまで表示されます。詳しくは、下記を参照してください。タスクリスト
  • 9.2.13 共有プロセッサー・プールに関する情報

    では、「ハードウェア・インベントリー」、「コンピューター」、「ソフトウェア・インストール」、 「Oracle データベース」、「ソフトウェア分類」の各レポートの「共有プール ID」列に、共有プロセッサー・プールの ID に関する情報が表示されます。

  • 9.2.13 セキュリティー・リスクを迅速に分析するための REST API 関連付け

    /api/sam/v2/software_instances REST API は、次の 2 つの関連付けで拡張されています。

    • cve では、特定のコンポーネントの詳細バージョンと一致した共通脆弱性と暴露 (CVE) についての情報を取得できます
    • release_component_lifecycle では、コンポーネントのサポート終了日に関する情報を取得できます
    これらの関連付けにより、セキュリティー上の脅威を引き起こす可能性があるソフトウェアに関する情報を、REST API を使用して取得することが可能になります。
  • 9.2.13 is empty および is not empty 演算子を使用した REST API 要求を通じたレポートのフィルタリングとデータの取得

    is empty および is not empty 演算子を使用して、レポートをフィルタリングし、指定した列からデータを取得することができます。

  • 9.2.13 MS SQL 2016 上の サーバーのサポート

    サーバーが、新規インストールの場合に MS SQL 2016 でサポートされるようになりました。本製品の以前のバージョンで MS SQL 2016 を使用している場合は、以下を参照してください:ソフトウェア要件

  • 9.2.13 Citrix、Symantec、Oracle などの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Citrix、Symantec、Oracle などの多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.13 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加されたコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。
    • Citrix 製品のディスカバリー機能の追加
      • Citrix Edgesight
      • Citrix Presentation Server
      • Citrix XenDesktop
    • Symantec 製品のディスカバリー機能の追加
      • Veritas Cluster エンタープライズ・エージェント
      • Veritas Cluster Server
      • Veritas Cluster Server バンドル・エージェント
      • Veritas Cluster Server ディスク予約モジュールおよびユーティリティー
    • Oracle 製品のディスカバリー機能の追加
      • Oracle Clusterware
      • Oracle GoldenGate
      • Sun Cluster HA for WebSphere MQ
  • 9.2.13 サポート終了日があるソフトウェア・コンポーネントのリストの更新

    リストの最終更新以降にサポート終了日が発表された BigFix ソフトウェア・コンポーネントのサポート終了日に関する情報が更新されています。このデータは、9 月の BigFix Lifecycle に含まれている情報に基づいています。

  • 9.2.13 パフォーマンスの改善
    • VM マネージャー・データのインポートが、処理時間を短縮するよう最適化されています。
  • 9.2.13 セキュリティーの機能拡張
    • セキュリティーを維持するために、Java が最新バージョンにアップグレードされました。
    • BigFix Java でデフォルトで TLS 1.2 が有効になっています。
    • CVE-2018-1553 に対処するために、WebSphere Application Server Liberty がバージョン 18.0.0.2 にアップグレードされました。
    • スキャナーを安全かつ信頼性の高い状態に保つために、Windows 上の Xerces ライブラリーがバージョン3.2.1 に更新されました。
  • 新しい仮想化テクノロジーのサポート
    • vSphere ESXi 6.7 および vSphere vCenter Server 6.7。
  • 9.2.13 License Metric Tool (LMT) および Tivoli® Asset Discovery for Distributed (TAD4D) バージョン 7.x からの移行のサポート終了

    2018 年 10 月 1 日以降、License Metric Tool 7. x およびTivoli® Asset Discovery for Distributed 7.x からの移行はサポートされなくなります。使用している License Metric Tool 9. x または BigFix Inventory 9. x のバージョンに関係なく、このサポートは利用できなくなります 。詳しくは、下記を参照してください。「LMT および TAD4D バージョン 7.x からの移行のサポート終了」。

アプリケーション更新 9.2.12

  • 9.2.12 詳細なハードウェア情報のレポート

    BigFix Inventory に、メモリー、オペレーティング・システム、ストレージ、プロセッサー、パーティション、ネットワーク・アダプター、SMBIOS データ、IP アドレス、および論理プロセッサーのキャパシティー・データに関連する詳細なハードウェア情報を取得できるハードウェア・スキャンが導入されました。収集した情報を使用して、インフラストラクチャー内のハードウェアをレポートおよびモニターすることができます。新しいスキャンにより、物理資産の概要を把握しやすくなります。詳しくは、下記を参照してください。詳細なハードウェア・スキャン

  • 9.2.12 ソフトウェア・カタログに追加された共通脆弱性と暴露 (CVE) に関する情報を使用したセキュリティー脅威の防止

    共通脆弱性と暴露 (CVE) は、識別番号が割り当てられた既知のセキュリティー脅威のリストです。 BigFix Inventory は National Vulnerability Database によって提供される CVE を使用して、ご使用の環境における潜在的な脅威を識別できるようにします。このリリースでは、BigFix Inventory は National Vulnerability Database との初期統合をプレビュー機能として提供します。潜在的に脆弱なソフトウェアを可視化することにより、潜在的な脅威を特定して防ぐことができます。詳しくは、下記を参照してください。プレビュー: 共通脆弱性と暴露 (CVE) の確認

  • 9.2.12 Common Platform Enumeration (CPE) の辞書に指定されているとおり、検出されたソフトウェア・コンポーネントに関する情報を取得

    Common Platform Enumeration は、ソフトウェアの標準化された命名スキームです。この情報は、統合シナリオの REST API で使用できます。BigFix Inventory は、この CPE 辞書を使用して CVE と照合し、ソフトウェア製品の既知の脆弱性を示します。BigFix Inventory によって提供されるデータ・フィードに基づいて CPE を分析し、他のソース (National Vulnerability Database で入手可能な CVE など) と比較することができます。詳しくは、下記を参照してください。component_cpe 関連付け

  • 9.2.12 サポート終了日のレポートの機能拡張

    選択した BigFix ソフトウェア製品と、情報が発表されたコンポーネントのサポート終了日が、「ソフトウェア分類」パネルで確認できるようになりました。さらに、「ソフトウェア・コンポーネント」レポートで、新しい「サポート終了を定義済み」列が使用可能になっています。この列には、サポート終了日が BigFix によって提供されたか、ユーザーによって手動で指定されたかが示されます。

  • 9.2.12 Oracle データベースの拡張ディスカバリーに対する Review Lite スクリプトの使用

    Review Lite は、企業内の Oracle のライセンス数を制御するために Oracle 監査員が使用する標準スクリプトです。 BigFix Inventory により、ご使用の環境内のすべてのコンピューターでこのスクリプトを自動的に実行できます。実行結果は BigFix インベントリーによって解釈され、レポートの概要として提供されます。このレポートの概要を、監査員に送信する必要があります。詳しくは、下記を参照してください。Oracle データベース機能の使用の検出

  • 9.2.12 リモート共有ディスクの自動スキャン

    これまでは、リモート共有ディスクは手動の手順でのみスキャンすることができました。BigFix Inventory の最新リリースでは、このプロセスを最適化して自動スキャンをセットアップすることができます。その結果、単一のコンピューターが特定の共有ディスクをスキャンして、インストールされたソフトウェアをディスカバーするように指定されます。このデータはその後、同じ共有ディスクがマウントされているすべてのコンピューターに自動的に取り込まれます。詳しくは、共有ディスク上のソフトウェアの検出を参照してください。

  • 9.2.12 License Administration Workbench 2.0 を使用した SAP ライセンス・メトリックの使用状況データの収集

    SAP ライセンス・メトリックの使用状況データの収集のサポートは、License Administration Workbench (LAW) 2.0 に拡張されています。LAW 2.0 により、複数の統合の作成と保管が可能になります。SAP メトリック・データ・コレクターは、これらの統合を使用して、BigFix Inventory の SAP 使用状況データを表示します。詳しくは、下記を参照してください。SAP ライセンス・メトリックの使用状況の収集

  • 9.2.12 特定の使用条件に基づいて、コンポーネントと製品の間の関係のタイプを課金対象または課金対象外として指定することによって、柔軟にライセンスを管理

    BigFix Inventory により、製品とコンポーネントとの間の個々の関係を、課金対象または課金対象外として指定できます。例えば、コンポーネントと製品の間の既存の関係が課金されているのに、ご使用条件ではコンポーネントが課金対象外となっている場合です。

  • 9.2.12 サポート・ページを使用したコンピューター上のスキャン・データの最新表示

    特定のコンピューターでソフトウェア・スキャン、キャパシティー・スキャン、または VM マネージャー・ツール・スキャンが正常に完了したが、その結果が BigFix サーバーにアップロードされていない場合は、データを強制的にアップロードできます。BigFix コンソールにアクセスしたり、スキャンのタイプごとに別個の Fixlet を実行したりする必要がなく、BigFix Inventory から直接実行することができます。詳しくは、下記を参照してください。コンピューターの問題のトラブルシューティング

  • 9.2.12 VM マネージャーへの接続の再開

    「VM マネージャー」パネルの「再開」ボタンをクリックすると、「無効な資格情報 - 中断」 状況の VM マネージャーへの接続を再開することができます。詳しくは、下記を参照してください。「VM マネージャー」パネルについて

  • 9.2.12 既にディスカバーされたファイルの完全バージョンに関する情報

    「スキャンされたファイル・データ」レポートには、ディスカバーされたファイルの完全バージョンが表示されます。アップグレード後、パフォーマンスの問題を回避するために、連続したデータ・インポートの間にデータが BigFix Inventory にインポートされます。連続した各インポートには、10,000 台のコンピューターのデータが含まれています。

  • 9.2.12 監査スナップショットの拡張
    監査スナップショットは、以下の情報で拡張されています。
    • PVU 監査スナップショット・パッケージは、audit_snapshot_summary.csv レポートで拡張されています。このレポートには、スナップショットが生成されて課金されている期間中、ご使用の環境にインストールされたすべてのソフトウェア製品の概要が含まれています。詳しくは、下記を参照してください。監査スナップショットの内容
    • 「課金する」列が監査スナップショット・レポートに追加されました。この列は、コンポーネントと製品の関係がライセンス条件に基づいて課金されるかどうかを示します。
  • 9.2.12 「ヘルプ」 の下の学習用リソースへの新規リンク

    「ヘルプ」「ヘルプ」アイコン の下にあるクイック・リンクのリストが更新され、BigFix Security Learning Academy の学習用リソースへのリンクが表示されます。このサイトは、製品のビデオ・チュートリアルで構成されています。

  • 9.2.12 セキュリティーの機能拡張
    • 以下の CVE に対処する Java アップグレード: CVE-2018-2633、CVE-2018-2618、CVE-2018-2603、CVE-2018-2602、CVE-2018-2579、CVE-2018-1417、CVE-2018-2783、CVE-2018-2794。
    • スキャナーを安全かつ信頼性の高い状態に保つために、Linux 上の Xerces ライブラリーがバージョン 3.2.1 に更新されました。
  • 9.2.12 新しい仮想化テクノロジーのサポート
    • AIX、IBM i、Linux 上の Power9 の Power VM。
    • IBM Power8 上の KVM。
    • VM マネージャーによる Citrix Xen の管理。
  • 9.2.12 非推奨コンテンツ
    このアプリケーション更新では、以下のレポートおよびパネルが非推奨になりました。
    • 使用状況のプロパティー
    • パッケージ・プロパティー
    • UNIX パッケージ・プロパティー
    • 現在の状態の値

アプリケーション更新 9.2.11

  • 9.2.11 特定のソフトウェアのサポート終了日を設定およびモニターすることにより、ライセンス計画およびセキュリティー・リスクの防止を改善

    BigFix Inventory は、BigFix ソフトウェア・コンポーネントのサポート終了日を BigFix Lifecycle で発表されたとおりに提供します。IBM と IBM 以外のコンポーネントの両方で、日付を手動で指定することもできます。この情報を使用して、将来のライセンス需要を簡単に定義できます。また、セキュリティー上の目的でこの情報を使用することもできます。例えば、調査中のコンピューターにインストールされているソフトウェアがまだサポートされているかどうかを判別するために使用します。

  • 9.2.11 BigFix 製品の仮想プロセッサー・コア (VPC) メトリックの使用状況

    BigFix Inventory は、仮想プロセッサー・コア (VPC) メトリックの使用状況を測定します。このメトリックは、対象となる製品で使用できる仮想コア (vCPU) の数に基づきます。VPC 使用量は、PVU などの他のライセンス・メトリックと同様に、物理的なサーバー・レベルおよびサーバー間で報告されます。詳しくは、下記を参照してください。IBM 仮想プロセッサー・コア (VPC)

  • 9.2.11 「パッケージ・データ・サマリー」レポートの概要

    「パッケージ・データ」レポートには、インフラストラクチャー内のコンピューターで検出されたソフトウェア・パッケージがリストされます。すべてのパッケージについて、各パッケージの名前、バージョン、ベンダー、説明、およびタイプが分かります。パッケージのすべてのオカレンスが、レポートで別個の行としてリストされます。

    このアプリケーション更新により、「パッケージ・データ・サマリー」レポートが導入されました。このレポートでは、検出されたパッケージの集約ビューが提供され、そこに各パッケージがインフラストラクチャーに出現する回数が示されます。この数字は、パッケージがデプロイされているコンピューターの詳細リストへのハイパーリンクになっています。

    「パッケージ・データ・サマリー」レポートから、1 回のクリックでソフトウェア・シグニチャーを生成することができます。複数のパッケージを選択して、一括でシグニチャーを作成することもできます。そのため、パッケージ・データからシグニチャーを作成するプロセスが簡素化されます。一度に最大で 20 個のコンポーネントに対して、ソフトウェア・シグニチャーを簡単に作成できます。さらに、レポートには、どのパッケージが既にシグニチャーとして使用されていたかに関する情報が表示されるため、残りのパッケージにのみフォーカスを当てることができます。詳しくは、下記を参照してください。使用可能なレポート および パッケージ・データからのシグニチャーの作成

  • 9.2.11 Windows アプリケーションの詳細バージョンに関する情報のレポート

    特定のファイルの存在に基づいて検出されたインストール済みソフトウェア・コンポーネントは、ファイル・バージョンと同じ詳細バージョンで報告されます。この情報は、「ソフトウェア分類」レポートの「コンポーネントの詳細バージョン」列に表示されます。この情報は、インストールされているソフトウェア・コンポーネントのバージョンが、自分の資格でカバーされるのかどうか、および会社のポリシーに沿っているのかどうかを判断する際に役立ちます。また、セキュリティー上の目的でこの情報を使用することもできます。例えば、最新のセキュリティー・パッチがインストールされているかどうかや、脆弱性のあるバージョンがインフラストラクチャーに存在するかどうかを確認するために使用します。

  • 9.2.11 Windows、Corel、Adobe、Symantec、および SAP の新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Windows、Corel、Adobe、Symantec、および SAP の多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.11 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加されたコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。
    • Windows 製品のディスカバリー機能の追加
      • Windows Defender
    • Corel 製品のディスカバリー機能の追加
      • CorelDraw グラフィック・スイート
    • Adobe 製品のディスカバリー機能の追加
      • Adobe Flash Player
      • Adobe Lightroom CC
      • Adobe Lightroom Classic
    • Symantec 製品のディスカバリー機能の追加
      • Altiris Deployment Solution Agent
      • Altiris Patch Management Agent
      • Symantec Encryption Desktop
      • Veritas Enterprise Vault
    • Added discovery capability for SAP products
      • Sybase Central
  • 9.2.11 ソフトウェア・カタログの更新の簡素化

    ソフトウェア・カタログを更新するプロセスが簡素化されています。「ソフトウェア・カタログの更新」タスクを実行するだけで、ソフトウェア・カタログをダウンロードし、次回のデータのインポート時に BigFix Inventory サーバーに自動的にアップロードすることができます。BigFix Inventory ユーザー・インターフェースを使用してソフトウェア・カタログを手動でアップロードする必要はなくなりました。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア・カタログの手動更新

  • 9.2.11 BigFix データベースの新規スキーマを有効化することにより、データのインポートを最適化

    BigFix から BigFix Inventory にデータをインポートするプロセスは、BigFix データベースの改善されたスキーマを使用することによって最適化されています。改善されたスキーマは、新規インストール時および以前のバージョンからのアップグレード時にデフォルトで有効になります。唯一の要件は、BigFix サーバーのバージョンが 9.5.5 以上であることです。

  • 9.2.11 インポートが失敗した場合の未処理データの累積防止

    データのインポートが長時間にわたり失敗する場合は、特定のインポート・ステップのスキップを有効にすることができます。これにより、これらのステップが失敗した場合でもインポートは続行されます。インポートが終了すると、正常に完了したステップのデータのみが処理されるため、インポートは「一部」としてマークされます。一部インポートを有効にすると、問題のあるインポートの後にシステムを迅速に復旧でき、未処理データの累積を防ぐことができます。詳しくは、以下の enable_partial_imports パラメーターの説明を参照してください:サーバーの詳細設定

アプリケーション更新 9.2.10

  • 9.2.10 Microsoft Office などの製品の、コンピューターごとに集約されたスイート・レベルの使用状況のレポート

    「コンピューターあたりの使用状況」レポートには、コンピューターごとに集約された製品の使用状況が表示されるため、製品のデプロイ場所と使用頻度を容易に特定できます。この情報に基づいて、製品のライセンスを延長するかどうかを決定することができます。

    Microsoft Office などの製品スイートの場合、Word、PowerPoint、Excel、およびその他のコンポーネントごとではなく、スイート全体の使用状況が報告されます。デフォルトでは、レポートはインポートのたびに定期的に計算されますが、オンデマンドで計算されるように構成することもできます。詳しくは、下記を参照してください。使用可能なレポート

  • 9.2.10 SAP ライセンス・メトリックの使用状況の収集と測定

    このアプリケーション更新は、提供されている ABAP プラグインを利用して、SAP ライセンス使用状況レポートの生成および取得をスケジューリングするためのエンドツーエンド自動化プロセスを提供します。これにより、SAP 管理者に協力を求めることなく、BigFix Inventory の管理者のみでこのプロセスを処理できるようになりました。

    SAP ライセンス使用状況レポートが BigFix Inventory によって処理されると 、関連する SAP ライセンス使用状況データが「リソース使用状況」レポートで使用可能になります。詳しくは、下記を参照してください。SAP ライセンス・メトリックの使用状況の測定および収集

  • 9.2.10 ソフトウェア・カタログへの製品の追加

    カスタム製品と、その製品が使用するライセンス・メトリックをソフトウェア・カタログに簡単に追加することができます。その後、ソフトウェア分類が正しくなるように、関連するコンポーネントをこの製品に割り当てることができます。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア・カタログへの新規製品の追加

  • 9.2.10 初期分類に影響を及ぼした、インポートされた部品番号に関する情報を、「ソフトウェア分類」パネルに表示

    パスポート・アドバンテージで確認可能な部品番号は、購入されたソフトウェア製品と、それらの製品が使用するライセンス・メトリックを表します。部品番号を BigFix Inventory にアップロードすると、その部品番号はコンポーネントのデフォルトの割り当てに影響を及ぼします。コンポーネントが特定の製品に割り当てられる原因となった部品番号についての情報が、「ソフトウェア分類」パネルに表示されます。この情報により、提案されたデフォルトの分類の論理的根拠を正しく理解することができます。

  • 9.2.10 高度な統合とデータ共用のための REST API

    api/sam/v2/license_usage REST API を使用して、ライセンス・メトリック使用状況の情報の取得、使用量のしきい値の照会と設定のほか、カスタム・フィールドの値の照会および設定を行うことができます。詳しくは、下記を参照してください。ライセンス・メトリック使用状況の取得 (v2) および ライセンス・メトリックのしきい値とカスタム・フィールド値の設定 (v2)

    api/sam/v2/computers REST API の computer_details 関連付けを使用して、カスタム・コンピューター・プロパティーなどのコンピューター・プロパティーを取得することもできます。詳しくは、下記を参照してください。computer_details 関連付け

  • 9.2.10 新しいコンピューターの状況 - 「古い VM マネージャー・データ」

    ハードウェア・インベントリ・データが VM マネージャーから 30 日以上取得されない場合は、デフォルトの PVU カウントが適用され、報告される使用量が多くなる可能性があります。インフラストラクチャー管理者が、VM マネージャーの接続の問題がレポートに影響を与える前にトラブルシューティングできるようにするために、 「古い VM マネージャー・データ」状況が導入されました。この状況は、問題があるものの、ライセンス・メトリック使用状況はまだ影響を受けていないことを示します。詳しくは、下記を参照してください。コンピューターの状況

  • 9.2.10 隔離された HP-UX コンピューターをモニターするためのスタンドアロン・スキャナー

    セキュリティー上の理由のために一部の HP-UX コンピューターを中央の場所から管理できない場合、切断されたスキャンを使用して、ソフトウェアおよびハードウェア・インベントリーをディスカバーできます。収集されたデータを BigFix Inventory サーバーにインポートするために後から使用できるファイルにスキャンの結果が入ります。詳しくは、下記を参照してください。Windows および Unix での接続切断スキャナーを使用したソフトウェアとハードウェアのディスカバー

  • 9.2.10 区画コア数に関する情報

    メトリック値のピークが発生したときに仮想マシンに割り当てられた区画コア数は、「すべてのメトリック」レポートの「区画コア」列に表示され、監査スナップショットにも表示されます。この情報を使用して、特定の VM がライセンス・メトリック使用量にどのように寄与しているかをよりよく理解することができます。詳しくは、下記を参照してください。レポート列

  • 9.2.10 HP、SAP、BMC などの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Oracle、SAP、および Red Hat の多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.10 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加されたコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。
    • HP 製品のディスカバリー機能の追加
      • HP Application Lifecycle Management
      • HP Business Process Monitor
      • HP GlancePlus
      • HP OpenView Internet Services
      • HP OpenView Performance Agent
      • HP-UX Image Viewer Subsystem
      • HP-UX LAN リンク製品
      • Mercury Business Availability Center
      • Mercury Interactive Quick Test Professional
    • Added discovery capability for SAP products
      • BusinessObjects Enterprise
      • Crystal Reports .NET Server
      • SAP BusinessObjects Web Intelligence
      • SAP Crystal Reports
      • SAP SQL Anywhere Network Database Server
      • Sybase PowerDesigner
      • Sybase Software Developer Kit
    • BMC 製品のディスカバリー機能の追加
      • BMC Atrium Orchestrator
      • BMC Batch Impact Manager
      • BMC BladeLogic RSCD エージェント
      • BMC Control-M エージェント
      • BMC Control-M CM For Advanced File Transfer
    • CA 製品のディスカバリー機能の追加
      • CA Erwin Data Modeler
      • CA アプリケーション管理 .NET エージェント
      • CA ARCserve Backup 診断ユーティリティ
      • CA Clarity およびポートフォリオ管理
      • CA ControlMinder
      • CA eHealth
      • CA Erwin Data Modeler ライセンス・サーバー
      • CA Erwin Mart Server
      • CA Plex
      • CA Process Automation Orchestrator
      • CA SiteMinder
      • CA SiteMinder Web エージェント
      • CA Spectrum
      • CA Unicenter CA-XCOM Data Transport
      • CA Unicenter DSM Agent + リモート制御プラグイン
      • CA Unicenter NSM
      • CA Unicenter Software Delivery
      • CA Universal Job Management Agent
    • Tibco 製品のディスカバリー機能の追加
      • Tibco ActiveMatrix Adapter for Database
      • Tibco ActiveMatrix BusinessWorks Service Engine
      • TIBCO Designer
      • Tibco Hawk
      • TIBCO iProcess Workspace
      • TIBCO Spotfire
      • TIBCO サード・パーティー・コア・ライブラリー
    • Veritas 製品のディスカバリー機能の追加
      • NetBackup Bare Metal Restore
      • NetBackup for Microsoft Exchange Server
      • NetBackup for Microsoft SQL Server
      • NetBackup for SAP
      • NetBackup for Vmware
      • NetBackup リモート管理コンソール
      • Symantec System Recovery
  • 9.2.10 データのインポートの最適化

    BigFix から BigFix Inventory へのデータのインポートのプロセスを最適化することができます。このオプションは、BigFix 9.5.5 以上で使用できます。この機能を有効にするには、 schema_next パラメーターの値を true に変更します。詳しくは、下記を参照してください。サーバーの詳細設定

  • 9.2.10 保守性の向上

    SQL 照会のデッドロックが原因でデータのインポートが失敗する状況を回避するために、デッドロックが発生するステップは、インポートが失敗するまで最大 5 回再試行されます。

  • 9.2.10 Red Hat OpenShift の Docker コンテナーのサポート

    BigFix Inventory は、Red Hat OpenShift コンテナー・アプリケーション・プラットフォームの Docker コンテナーでのソフトウェアのディスカバリーをサポートします。詳しくは、下記を参照してください。Docker コンテナーでのソフトウェアのディスカバリー

アプリケーション更新 9.2.9

  • 9.2.9 SAP License Administration Workbench (SLAW) および SAP USMM の統合による SAP ライセンス使用状況のレポート

    SLAW および USMM ツールの統合によって、BigFix Inventory に統合された SAP ライセンス使用状況のレポートを使用できます。SAP ランドスケープ内のすべての SAP システムからの測定値が、中央の SAP に転送され、単一の SLAW レポートに結合されます。このレポートを BigFix Inventory に統合して、SAP 製品のライセンス・メトリックの使用状況が「リソース使用状況」レポートで表示されるようにすることができます。この機能は、SAP SLAW および USMM ツールによって測定できるすべての SAP 製品に対して使用可能です。詳しくは、下記を参照してください。SAP ライセンス・メトリックの使用状況の収集

  • 9.2.9 Solaris への Oracle Database のディスカバリーの拡張

    すべての検出可能なバージョンについて、Oracle Database のレポートが、Solaris 10 および 11 に拡張されました。ご使用の環境にデプロイされている Oracle Database のエディション (Standard または Enterprise)、オプション、管理パック (Oracle Real Application Cluster、RAC など)、およびユーザー並行セッションに関する、細分度の高い情報を取得できます。詳しくは、下記を参照してください。Oracle Database の拡張ディスカバリー

  • 29.2.9 Oracle、SAP、および Red Hat からの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Oracle、SAP、および Red Hat の多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.9 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加されたコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。

    • Oracle 製品のディスカバリー機能の追加
      • Oracle Business Process Management Suite
      • Oracle Database Gateway for APPC
      • Oracle Database Gateway for Informix
      • Oracle Database Gateway for Microsoft SQL Server
      • Oracle Database Gateway for ODBC
      • Oracle Database Gateway for Sybase
      • Oracle Database Gateway for Teradata
      • Oracle Database Gateway for WebSphere MQ
      • Oracle JRockit
      • Oracle Procedural Gateway for APPC
      • Oracle Transparent Gateway for DRDA
      • Oracle Transparent Gateway for Microsoft SQL Server
      • Oracle Transparent Gateway for Sybase
      • Oracle Transparent Gateway for Teradata
    • Added discovery capability for SAP products
      • SAP Crystal Server
      • Sybase Adaptive Server Enterprise
      • Sybase Enterprise Connect Data Access
      • Sybase IQ Server
      • Sybase Replication Server
    • Veritas 製品のディスカバリー機能の追加
      • Veritas NetBackup Client
      • Veritas NetBackup Media Server
    • CA Technologies 製品のディスカバリー機能の追加
      • CA Unified Infrastructure Management
      • CA Unified Infrastructure Management Snap
    • Red Hat Technologies 製品のディスカバリー機能の追加
      • Red Hat JBoss Data Grid
      • Red Hat JBoss Enterprise Application Platform
      • Red Hat Satellite Server
    • AXWAY 製品のディスカバリー機能の追加
      • Axway Transfer CFT
      • Axway Transfer Interpel
    • RES 製品のディスカバリー機能の追加
      • RES ONE Automation Agent
      • RES ONE Automation Console
      • RES ONE Automation Dispatcher
  • 9.2.9 ライセンス・メトリック・レポートへのカスタム・フィールドの追加

    「すべてのメトリック」レポートおよびその派生物でカスタム・フィールドを追加することで、ソフトウェア製品に関連した情報を拡張できます。この情報は任意のタイプのものにすることができるため、ディスカバーされた製品の所有権や目的、およびライセンス管理情報 (購入注文、製品所有者など) の識別の改善に役立てることができます。情報を追加した後に、その情報を使用して、フィルターおよびグループ化条件 (コントラクト名、配置、割り当て、日付など) を作成できます。詳しくは、下記を参照してください。ライセンス・メトリック・レポートへのカスタム情報の追加

  • 9.2.9 ソフトウェア・コンポーネントの詳細バージョンに関する情報のレポート

    ソフトウェア識別タグで検出されたインストールされているソフトウェア・コンポーネントは、詳細バージョンとともに報告されます (そのタグによってこの情報が収集される場合)。この情報は、「コンポーネントの詳細バージョン」列に表示されます。これは、インストールされているソフトウェア・インスタンスのバージョンが、自分の資格でカバーされるのかどうか、および会社のポリシーに沿っているのかどうかを判断する際に役立ちます。また、セキュリティー上の目的のために最新のパッチがインストールされているかどうかを確認する場合など、セキュリティー上の目的のためにも使用できます。他の検出方法でディスカバーされたコンポーネントの場合、「コンポーネントの詳細バージョン」列と「コンポーネント・バージョン」列の値は同じになります。

  • 9.2.9 隔離された AIX コンピューターをモニターするためのスタンドアロン・スキャナー

    セキュリティー上の理由のために一部の AIX コンピューターを中央の場所から管理できない場合、切断されたスキャンを使用して、ソフトウェアおよびハードウェア・インベントリーをディスカバーできます。収集されたデータを BigFix Inventory サーバーにインポートするために後から使用できるファイルにスキャンの結果が入ります。詳しくは、下記を参照してください。Windows および Unix での接続切断スキャナーを使用したソフトウェアとハードウェアのディスカバー

  • 9.2.9 「パッケージ・データ」レポートのフィルターによる、新規ソフトウェア・シグニチャーの作成に使用できるパッケージの表示

    「パッケージ・データ」レポートは、インフラストラクチャー内でディスカバーされたパッケージのうちのどれが、ソフトウェア・シグニチャーとして既に使用されているのかに関する情報で拡張されています。そのため、ソフトウェア・ディスカバリーの拡張に使用できるパッケージを識別するのが容易化しています。新規ソフトウェア・シグニチャーの作成に使用できるパッケージに「パッケージ・データ」レポートを絞り込むには、「認識されている」列および「検出元」列によって「パッケージ・データ」レポートをフィルターに掛けます。

  • 9.2.9 VM マネージャー・パスワード保管のセキュリティーの向上

    VM マネージャー・パスワードの暗号化に使用されるデフォルト鍵を上書きしたり、VM マネージャー・ツールの鍵ストアのデフォルト・パスワードを変更したりすることができます。詳しくは、下記を参照してください。VM マネージャー・パスワード保管のセキュリティーの向上

  • 9.2.9 サーバー証明書を保持するためのロード・バランサーを使用する LDAP サーバーの構成

    ホストのリストを動的に変更するロード・バランサーを LDAP サーバーが使用していて、LDAP と BigFix Inventoryサーバー間の接続がセキュアである場合、LDAP サーバーの証明書を保持するように BigFix Inventory サーバーをセットアップします。

  • 9.2.9 ユーザー・インターフェースの改善
    以下のユーザー・インターフェースの改善が行われています。
    • アプリケーションのルック・アンド・フィールが改善され、他の BigFix アプリケーションとの連携性が向上しました。
    • 「認識されないスキャン・データ」レポートで表示されるデータの収集の構成に使用されるパネルが削除されました。データの収集を有効にするには、「サーバー詳細設定」パネルで使用可能なパラメーターを設定するようになりました。
  • 9.2.9 スキャナーの改善
    以下のスキャナーの改善が行われています。
    • スキャナーでサポートされる国別文字の範囲が広がりました。スキャン出力およびスキャン構成ファイルの文字エンコードが UTF-8 フォーマットになっています。
    • スキャナーの 64 ビット・バージョンが AIX で使用可能になっています。32 ビット・バージョンは削除されました。
  • 9.2.9 PDF レポート表示されるアプリケーション・ビルドのバージョン

    BigFix Inventory で生成された PDF レポートには、アプリケーションのバージョンに関する詳細情報が含まれます。この情報は、トラブルシューティング目的で役立ちます。

  • 9.2.9 ソフトウェア・カタログの機能拡張

    「ソフトウェア・カタログ」列は、コンポーネント、製品、発行者、リリース、シグニチャー、およびバージョンの定義を提供する、組織を定義する一連の列で置き換えられました。詳しくは、下記を参照してください。レポート列

  • 9.2.9 PowerKVM での PVU 計算の変更

    PowerKVM システムでのサブキャパシティー・ライセンスをカウントするルールが明確化され、マルチスレッド化が報告されるコア数に影響しなくなりました。BigFix Inventory はこの変更に合わせて調整されるため、報告される PVU 数が少なくなります。詳しくは、下記を参照してください。「Subcapacity (Virtualization) License Counting Rules」。

    カウント・ルールの変更が BigFix Inventory で反映されるように、「仮想化ホストでのキャパシティー・スキャンの実行」Fixlet を再始動し、データのインポートを実行してください。レポートではピーク値が示されるため、報告される値は、即時には変更されないことがあります。

アプリケーション更新 9.2.8

  • 9.2.8 Microsoft Windows Server のシングルおよびデュアル物理プロセッサーのメトリック使用状況

    BigFix Inventory は、Microsoft Windows Server のシングル物理プロセッサーおよびデュアル物理プロセッサーのメトリック使用状況を測定します。この情報を使用して、この製品のライセンスの需要を計算できます。この機能は、Windows Server 2008 R2 Datacenter、Windows Server 2012 Datacenter、および Windows Server 2012 R2 Datacenter でサポートされます。詳しくは、下記を参照してください。Microsoft シングルおよびデュアル物理プロセッサー

  • 9.2.8 Oracle Database の Oracle プロセッサー・コアのメトリック使用状況

    コア係数を処理し、Oracle プロセッサー・コアのメトリック使用状況を測定することで、Oracle Database のレポートが強化されました。この情報を使用して、コア係数を手動で計算することなく、Oracle Database のライセンスの需要を計算できます。この機能は、Oracle Database (Enterprise Edition) のすべての検出可能バージョンでサポートされます。詳しくは、下記を参照してください。Oracle プロセッサー・コア

  • 9.2.8 ソフトウェア・テンプレートに基づいて共有ディスクにインストールされたソフトウェアのレポート

    ソフトウェア・ディスカバリーが完全になるように、共有ディスクからデータを収集する必要があります。以前のアプリケーション更新で使用可能であったソリューションでは、共有ディスクが大規模に使用されている場合にリソースを大量に消費する可能性がありました。新しいソリューションは、ソフトウェア・テンプレートの作成に基づいており、共有ディスク・スキャンによるインフラストラクチャーのパフォーマンスへの影響を抑えることができます。

    共有ディスクにインストールされているソフトウェアを報告するために、ディスクがマウントされているコンピューターの 1 つをスキャンして、ソフトウェア・テンプレートを作成します。その後、同じディスクがマウントされている他のコンピューターが含まれているコンピューター・グループ内でそのテンプレートが複製されます。詳しくは、下記を参照してください。共有ディスク上のソフトウェアのディスカバリー および 自動スキャンの有効範囲の制限

  • 9.2.8 アプリケーション使用状況に基づいた実行可能ファイルの収集

    Linux および Solaris システムでのソフトウェア・ディスカバリーを改善するために、拡張子に関係なく、インフラストラクチャー内のコンピューターで実行されたプロセスに関連したファイルを使用できます。該当するファイルは、パスやサイズなどの補足情報とともに、「スキャンされたファイル・データ」レポートで使用可能であり、ソフトウェア・コンポーネントのカスタム・ディスカバリーおよび使用状況シグニチャーを作成するために使用できます。詳しくは、下記を参照してください。ファイル・システム・スキャン

    この機能を使用するには、バージョン 9.5.5 以上の BigFix サーバーおよびクライアントが必要です。新規インストール済み環境では、ファイルの収集はデフォルトで有効になっています。以前のバージョンからアップグレードする場合は、「ソフトウェア・スキャンの開始」アクションを再始動し、Fixlet の新規バージョンを使用して再度同じアクションを開始してください。必ず、ファイル・システム・スキャンおよびアプリケーション使用状況の統計のスキャンを実行してください。

  • 9.2.8 ソフトウェアおよびハードウェア・インベントリー用の REST API のバージョン 2
    ソフトウェア・インベントリー用の新規 REST API (api/sam/v2/software_instances) およびハードウェア・インベントリー用の新規 REST API (api/sam/v2/computers) では、以下の改善が行われています。
    • アンインストールされたソフトウェアおよび削除されたコンピューターに関する履歴情報
    • コンポーネントが割り当てられている製品、そのライセンス・メトリックに加え、確認、除外、および抑止の状況を含む、ソフトウェア分類に関する完全な情報
    • 単一の REST API 呼び出しで追加のハードウェア・インベントリー情報、コンピューターの状態、または使用状況データを取得できる関連付け
    • コンピューターのサブセットにアクセスできるユーザーが取得できるデータをそのサブセットのコンピューターのみに確実に限定する、セキュリティーの向上

    これらの API は、以下の既存の API を置き換える予定です。software_inventory および computer_systems。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア・インベントリーの取得 (v2) および ハードウェア・インベントリーの取得 (v2)

  • 9.2.8 既存の製品への新規ライセンス・メトリックの割り当て

    特定の製品が特定のライセンス・メトリックを使用するとライセンス条項で定義されているが、そのような関係がソフトウェア・カタログで使用可能でない場合、BigFix Inventory で使用可能な任意のライセンス・メトリックを任意の製品に割り当てることができます。これにより、柔軟性が増し、契約条件に従ってライセンス・メトリックを製品に割り当てられるようになります。詳しくは、下記を参照してください。製品への追加のメトリックの割り当て

  • 9.2.8 ユーザー・アカウントのロックアウトの構成

    BigFix Inventory のセキュリティーを向上させるために、ユーザー・アカウントがロックされる条件を設定できます。失敗ログイン試行の最大回数、アカウントがロックされるために失敗ログイン試行が発生する必要がある期間、アカウントがロックされる期間を設定できます。デフォルトでは、ユーザーが 5 分以内に 10 回を超えて BigFix Inventory にログインしようとした後に、ユーザー・アカウントは 5 分間ロックされます。詳しくは、下記を参照してください。ユーザー・アカウントのロックアウトの構成

  • 9.2.8 隔離された Solaris コンピューターをモニターするためのスタンドアロン・スキャナー

    セキュリティー上の理由のために一部の Solaris コンピューターを中央の場所から管理できない場合、切断されたスキャンを使用して、ソフトウェアおよびハードウェア・インベントリーをディスカバーできます。収集されたデータを BigFix Inventory サーバーにインポートするために後から使用できるファイルにスキャンの結果が入ります。詳しくは、下記を参照してください。Windows および Unix での接続切断スキャナーを使用したソフトウェアとハードウェアのディスカバー

  • 9.2.8 特定の期間非アクティブなコンピューターの自動使用停止

    インフラストラクチャー管理ポリシーのため、BigFix で使用停止されたクライアントを削除するプロセスが困難または不可能な場合、BigFix Inventory で直接、非アクティブなコンピューターの自動使用停止を有効にすることができます。非アクティブなコンピューターは、指定期間後に使用停止され、メトリックの計算に含まれなくなります。詳しくは、下記を参照してください。非アクティブなコンピューターの自動使用停止

  • 9.2.8 コンピューターの問題をトラブルシューティングするためにログを収集する Fixlet

    インフラストラクチャー内のコンピューターの問題をトラブルシューティングするためのデータを提供するように求められた場合、「エンドポイントからのログの収集」Fixlet を実行し、生成された出力を BigFix サポートに提供できます。出力には、トラブルシューティングのために必要なログ・ファイルが含まれます。詳しくは、下記を参照してください。コンピューターの問題のトラブルシューティング

  • 9.2.8 ソフトウェア・カタログ内の特定のコンポーネントに対して定義されているすべてのシグニチャーの表示

    インフラストラクチャー内にインストールされている特定のコンポーネントがディスカバーされない場合、ソフトウェア・カタログ内のそのコンポーネントに対して定義されているシグニチャーを確認できます。その後、その情報を使用して、ソフトウェア・ディスカバリーをトラブルシューティングできます。シグニチャーのリストを検索するには、「ソフトウェア・カタログ」ウィジェットを使用し、コンポーネントを検索します。コンポーネントの詳細ページに、すべてのシグニチャーのリストが表示されます。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア・ディスカバリーのトラブルシューティング

  • 9.2.8 VM Manager toolの改善

    VM Manager toolがさらに強化され、VM マネージャー接続パラメーターに関する一般的な問題の自動修正を試行するようになりました。例えば、デフォルト・ポートや別の URL サフィックスの使用や、VM マネージャー・タイプの変更を試します。また、一度に複数のエラーを修正しようとします。

  • 9.2.8 ソフトウェア・カタログ・コンテンツのブラウズの改善

    「ソフトウェア・カタログ」レポートのブラウズが改善され、直感性と整合性が増しました。

  • 9.2.8 保守性の向上
    アプリケーションの保守容易性を改善させるため、以下の機能拡張が行われました。
    • アクティブな接続がリセットまたはクローズされたときに、アプリケーション・サーバーを再始動することなく、BigFix Inventory がそのデータベースに再接続できるようになっています。
    • IBM i での接続切断スキャナーのロギングが改善されています。

  • 9.2.8 SPCR を介した、サポートされるオペレーティング・システムに関する情報の動的生成機能

    BigFix Inventory の各コンポーネント (サーバー、BigFix クライアント、切断されたスキャンを含む) でサポートされるオペレーティング・システムおよびハイパーバイザーに関する情報が、Software Product Compatibility Reports (SPCR) に移動されました。特定のオペレーティング・システムまたはハイパーバイザー、および選択したコンポーネントに関する情報が含まれたレポートを動的に生成できます。コンポーネントごと、およびオペレーティング・システムごとに生成される事前定義されたレポートを表示する場合は、以下を参照してください。Detailed System requirements

  • 9.2.8 新規オペレーティング・システムおよびパブリック・クラウドのサポート

    Windows Server 2016 に BigFix Inventoryサーバーをインストールできます。また、Google Compute Engine パブリック・クラウドで実行されているコンピューターを識別することもできます。詳しくは、下記を参照してください。Detailed System requirements

  • 9.2.8 Oracle、SAP、および Red Hat からの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Oracle、SAP、および Red Hat の多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。コンポーネントをディスカバーするには、BigFix Inventory をバージョン 9.2.8 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加されたコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。

    • Oracle 製品のシグニチャーの追加
      • Oracle Linux
      • Oracle Data Integrator
      • Oracle JDeveloper
      • Oracle Service Bus
    • SAP 製品のシグニチャーの追加
      • SAP SQL Anywhere Personal Database Server
      • SAP SQL Anywhere Network Database Server
      • SAP SQL Anywhere High Availability Option
    • Red Hat 製品のシグニチャーの追加
      • Red Hat JBoss Fuse
      • Red Hat JBoss Developer Studio
      • Red Hat JBoss Enterprise Application Platform
      • Red Hat JBoss Web Server
    • TIBCO Rendezvous のシグニチャーの追加
    • SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications のシグニチャーの追加

アプリケーション更新 9.2.7

  • 9.2.7 「BigFix ソフトウェア分類」パネルに代わる新しい「ソフトウェア分類」パネル

    「ソフトウェア分類」パネルに、ソフトウェア・インベントリー、およびディスカバーされたコンポーネントとライセンス交付可能製品間の関係を表示する新しい方法が導入されています。ソフトウェア・インストールが各単一コンポーネントに分割されているフラット構造が提供されるため、ソフトウェア資産を表示したり、資産間の関係を管理したりするのが簡単になります。新しいパネルは、コンポーネントの再割り当て、抑止、および共有、製品の除外のほか、ソフトウェア分類の確認などの機能を提供します。このパネルは、既存の「BigFix ソフトウェア分類」パネルに置き換わります。詳しくは、下記を参照してください。Software Classification パネル

  • 9.2.7 カスタム分類ルールの作成

    コンポーネントの割り当てまたは製品の除外を行う際、同じコンポーネントまたは製品が今後検出されたときに適用されるカスタム分類ルールを作成できます。このルールにより、類似のコンポーネントまたは製品に対するアクションを自動化でき、ソフトウェア分類のプロセスが容易になります。詳しくは、下記を参照してください。カスタム・ルールの作成と管理

  • 9.2.7 ソフトウェア・アシュアランスが適用された Microsoft SQL Server での物理コアおよび仮想コアのメトリックの使用状況

    BigFix Inventory は、Microsoft SQL Server の物理コアおよび仮想コアのメトリックの使用状況を測定します。この情報を使用して、Microsoft SQL Server ライセンスの要求を計算することができます。この機能は、ソフトウェア・アシュアランスが適用された Microsoft SQL Server 2012、2014、および 2016 (Standard Edition および Enterprise Edition) でサポートされます。詳しくは、下記を参照してください。SA 付き Microsoft 物理コア および SA 付き Microsoft 仮想コア

  • 9.2.7 VMware vCenter および vSphere でのライセンス・メトリックの使用状況

    VMware vCenter および vSphere のライセンス・メトリック使用状況に関する情報を取得できます。この情報を使用して、VMware ライセンスの要求を計算することができます。このデータは、VM マネージャー・ツールによって収集され、「リソース使用状況」レポートに表示されます。詳しくは、下記を参照してください。VMware 製品のライセンス・メトリック使用状況の測定

  • 9.2.7 SAP コンポーネントのディスカバリー

    インフラストラクチャー内の Linux コンピューターおよび AIX コンピューターにインストールされている SAP コンポーネントに関する情報を取得できます。このディスカバリーは、SAP NetWeaver 7.x をベースとするすべての SAP コンポーネントでサポートされます。詳しくは、下記を参照してください。SAP コンポーネントのディスカバー

  • 9.2.7 BigFix 製品のインストール・インスタンス・メトリックの使用状況

    「すべてのメトリック」レポートは、BigFix 製品のインストール・インスタンス・メトリックの使用状況に関する情報を組み込むように拡張されました。インストールされている製品のインスタンスの現在の数だけでなく、時間の経過に伴いその数がどのように変化したかも確認できます。また、しきい値を設定して、インストールされているインスタンスの数が予期数を超過するタイミングを簡単にモニターできます。詳しくは、下記を参照してください。ライセンス・メトリック使用状況、と レポートされるライセンス・メトリック

  • 9.2.7 インフラストラクチャー内の BigFix 製品によって使用されているライセンス・メトリックの概要

    「すべてのメトリック」レポートは、使用状況が計算されるライセンス・メトリックを使用する製品だけでなく、インフラストラクチャー内のその他すべての BigFix 製品も組み込むように拡張されました。これらの製品のメトリック使用状況は計算されませんが、ライセンスが必要なすべての IBM メトリックの概要を確認できます。詳しくは、下記を参照してください。ライセンス・メトリック使用状況 および レポートされるライセンス・メトリック

  • 9.2.7 Windows および Linux の切断されたスキャンがあるソフトウェア・インベントリーとハードウェア・インベントリーのディスカバリー

    インフラストラクチャー内の一部の Windows コンピューターまたは Linux コンピューターと BigFix サーバーとの間に直接接続がない場合、切断されたスキャンを使用してソフトウェア・インベントリーとハードウェア・インベントリーをディスカバーすることができます。接続切断スキャナー・パッケージで提供されるスクリプトは、ソフトウェア・スキャンとキャパシティー・スキャンを開始し、後で BigFix Inventory にアップロードするスキャン結果を準備します。詳しくは、下記を参照してください。Windows および Unix での接続切断スキャナーを使用したソフトウェアとハードウェアのディスカバー

  • 9.2.7 VM マネージャーの追加および変更のための REST API

    多数の VM マネージャーを定義している場合、REST API 要求を使用して、インフラストラクチャー内の VM マネージャーの追加および変更を行うことができます。詳しくは、下記を参照してください。VM マネージャーを管理するための REST API

  • 9.2.7 カタログへのカスタム部品番号の追加

    カスタム部品番号は、カスタム取引が発生した製品や、デフォルトではソフトウェア・カタログに含まれていない他のソフトウェアに割り当てることができます。バンドル・アシスタントの精度を向上させるために、追加されたカスタム部品番号は、パスポート・アドバンテージから取得する部品番号と突き合わせられます。「ソフトウェア・カタログ」レポートで、アップロードしたどの部品番号がカタログ部品番号またはカスタム部品番号と突き合わせられたかを確認できます。詳しくは、下記を参照してください。部品番号 および カスタム部品番号の追加

  • 9.2.7 以下の 2 つのバンドル・ルールの拡張: バンドル・タグおよび部品番号

    バンドル・アシスタントの精度を向上させるために、バンドル・タグおよび部品番号のルールが拡張されました。これらのルールでは、コンポーネントを適切な製品だけでなく、適切なライセンス・メトリックにも割り当てるために、部品番号に含まれている情報が使用されるようになっています。詳しくは、下記を参照してください。バンドル・タグ および 部品番号

  • 9.2.7 ファイル・シグニチャーの 2 フェーズ・マッチング

    Windows でコンポーネントをディスカバーするために使用されるファイル・シグニチャーにサイズおよびバージョンが指定されていたときには、両方のプロパティーが一致する場合にのみ、コンポーネントがディスカバーされていました。頻繁にパッチが適用されるアプリケーションには、パッチごとに別々のシグニチャーが必要でした。今後は、パッチによってファイル・シグニチャーのサイズのみが変更される場合、シグニチャーによってソフトウェア・ディスカバリーが行われます。

  • 9.2.7 ユーザー・パスワードのセキュリティー・ポリシーの構成

    企業でユーザー・パスワードのセキュリティー・ポリシーが設定されている場合、またはアプリケーション・セキュリティーを改善する必要がある場合、ユーザー・パスワードが特定の要件を満たすことを要求するように、BigFix Inventory を構成できます。デフォルトでは、ユーザー・パスワードは、少なくとも 8 文字の長さで、1 文字の小文字、1 文字の大文字、および 1 文字の数字が含まれていることが必要です。詳しくは、下記を参照してください。ユーザー・パスワードのセキュリティー・ポリシーの構成

  • 9.2.7 VM Manager tool の改善

    VM Manager toolは、VM マネージャーの接続パラメーターの最も一般的な問題の自動修正を試行するように拡張されました (デフォルトの URL サフィックスの追加、ユーザー名形式の修正、および Hyper-V VM マネージャーの WinRM プロトコルと PowerShell プロトコルのテストなど)。この機能を無効にする方法については、以下を参照してください:VM マネージャー・ツールの設定

  • 9.2.7 ユーザー・インターフェースの新しい外観

    ユーザー・インターフェースの外観は、ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために更新されました。レポート・ビューの構成時にすべての列を選択できる機能が追加されました。

  • 9.2.7 新規オペレーティング・システムおよび仮想化テクノロジーのサポート

    Microsoft Hyper-V Server 2016、Xen Hypervisor、Oracle VM、RHEV-M 3.6 のほか、VMware vCenter、および ESXi 6.5 を一部のオペレーティング・システムでサポート対象の仮想化テクノロジーとして使用できます。BigFix クライアントを AIX VIOS にインストールすることもできます。詳しくは、下記を参照してください。Detailed System requirements

  • 9.2.7 Microsoft、SAP、および Oracle からの新規コンポーネントのディスカバリー

    ソフトウェア・カタログは、Microsoft、SAP、および Oracle の多数の新規コンポーネントをディスカバーするように拡張されました。これらのコンポーネントをディスカバーするには、2017 年 3 月に公開されたソフトウェア・カタログをアップロードし、BigFix Inventory をバージョン 9.2.7 にアップグレードしてください。

    下記に、新たに追加されたコンポーネントをリストします。正確なバージョンを確認するには、ソフトウェア・カタログ・ウィジェットを BigFix Inventory で使用して、カタログのコンテンツを参照してください。

    • Microsoft SQL Server のコンポーネント
      • Analysis Services
      • Integration Services
      • Master Data Services
      • Reporting Services
    • SAP のコンポーネント
      • SAP Crystal Reports
      • SAP Crystal Reports Viewer
    • Oracle のコンポーネント
      • Oracle Adapter
      • Oracle B2B
      • Oracle BPEL Process Manager
      • Oracle Business Process Management Suite
      • Oracle Business Rules
      • Oracle Coherence
      • Oracle Human Workflow
      • Oracle Mediator
      • Oracle SOA Suite
      • Oracle Virtual Assembly Builder
      • Oracle WebLogic Server Enterprise Edition
      • Oracle WebLogic Suite
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      • MySQL Workbench
    • TIBCO Enterprise Message Service

アプリケーション更新 9.2.6

  • 9.2.6 プレビュー機能: Microsoft SQL Server の物理コア・ベースのメトリックの使用状況

    BigFix Inventory は、Microsoft SQL Server の物理コア・ベースのライセンスの使用状況を測定します。この情報を使用して、Microsoft SQL Server ライセンスの要求を計算することができます。この機能は、バージョン 2012、2014、および 2016 (Standard Edition および Enterprise Edition) でサポートされます。詳しくは、下記を参照してください。SA 付き Microsoft 物理コア

  • 9.2.6 プレビュー機能: 「ソフトウェア分類」パネルの拡張
    「ソフトウェア分類」パネルに、ソフトウェア・インベントリー、およびディスカバーされたコンポーネントとライセンス交付可能製品間の関係を表示する新しい方法が導入されています。ソフトウェア・インストールが各単一コンポーネントに分割されているフラット構造が提供されるため、ソフトウェア資産を表示したり、資産間の関係を管理したりするのが簡単になります。プレビュー・パネルが拡張され、以下の機能が含まれるようになりました。
    • コンポーネントを割り当てる製品のライセンス・メトリックの選択
    • ライセンス計算からの製品またはコンポーネントの除外 (評価版など)
    • 特定の期間中にインストールされたコンポーネントおよびその割り当てに関する情報の表示
  • 9.2.6 Microsoft Exchange エディションのディスカバリーの拡張

    インフラストラクチャーにインストールされている Microsoft Exchange Server のエディションに関する情報を取得して、各エディションに必要なライセンスの数を確認することができます。詳しくは、下記を参照してください。Microsoft Exchange のエディションのディスカバー

  • 9.2.6 Oracle データベースのユーザー・セッションの上限基準点の報告

    BigFix Inventory は、環境にデプロイされている Oracle データベースに登録されたユーザー・セッションの数を取得して、その上限基準点を提供します。この情報を使用して、Oracle Named User Plus ライセンスの要求を計算することができます。詳しくは、下記を参照してください。Oracle Database の並行セッション数の計測

  • 9.2.6 Mac OS X のアプリケーション使用状況の測定

    Mac OS X にインストールされているソフトウェアのアプリケーション使用状況に関する情報を「ソフトウェア・インストール」レポートで確認できます。この情報を使用して、使用頻度に基づき、特定のソフトウェア・インスタンスにライセンスの拡張が必要であるかどうかを確認することができます。

    Mac OS X のアプリケーション使用状況を収集できるようにするには、「ソフトウェア・スキャンの開始」タスクによって作成された現在実行中のアクションを停止してください。次に、「アプリケーション使用状況の統計」分析をアクティブ化して、更新されたタスクを使用することにより、パッケージ・データおよびアプリケーションの使用状況の統計のスキャンを開始します。詳しくは、下記を参照してください。分析のアクティブ化 および ソフトウェア・スキャンの開始

  • 9.2.6 SWID タグによってディスカバーされた製品のインストール・シートのメトリックの使用状況

    「すべてのメトリック」レポートは、SWID タグによってディスカバーされた IBM 以外の製品のインストール・シートのメトリックの使用状況に関する情報を組み込むように拡張されました。今後は、SWID タグによってディスカバーされ、ソフトウェア・カタログでライセンスの詳細が定義されていないソフトウェアのインストールの数を確認できます。SWID タグについて詳しくは、以下を参照してください:ISO/IEC 19970-2 のサポート。インストール・シートのメトリックおよび「すべてのメトリック」レポートについて詳しくは、以下を参照してください:ライセンス・メトリック使用状況

  • 9.2.6 アップグレード時の PVU テーブルおよびソフトウェア・カタログのアップロード

    アップグレード時に、最新のソフトウェアが適切にディスカバーされ、新規プロセッサーが正確に突き合わせられるように、新しいバージョンのソフトウェア・カタログおよび PVU テーブルが BigFix Inventory にアップロードされます。アップロードされるバージョンは、アップグレード先のアプリケーション更新のリリース時に入手可能になった最新のバージョンです。詳しくは、下記を参照してください。BigFix Inventory V10 へのアップグレード

  • 9.2.6 エンドポイント上のスキャナー・キャッシュ・フォルダーの最適化によるスキャンの影響の軽減

    スキャナー・キャッシュ・フォルダーは、ファイル・システム内のスキャン済みファイルおよびディレクトリーについての情報を保管するために使用します。スキャナーは、ファイルの階層を認識することにより、ファイルをより素早く見つけることができます。その結果、スキャン時間が短縮されます。キャッシュに必要なディスク・スペース量は、スキャンするファイルの数によって異なります。

    BigFix Inventory のフレッシュ・インストールでは、実行中のソフトウェア・スキャンのタイプに関連したファイルのみが含まれる、最適化されたキャッシュが使用されます。最適化により、モニター対象のコンピューター上のキャッシュのサイズが小さくなります。スキャナー・キャッシュの設定は、アップグレード中に変更されません。詳しくは、下記を参照してください。スキャナー・キャッシュ構成の最適化

  • 9.2.6 部品番号によるソフトウェア・カタログの検索

    「ソフトウェア・カタログ」レポートは、製品の部品番号および関連するライセンス・メトリックに関する情報を提供します。そのため、部品番号がどの製品を表し、どのライセンス・メトリックを使用しているかを確認できます。この情報により、ソフトウェア分類のプロセスが容易になります。特定の部品番号がソフトウェア・カタログに含まれていてバンドル・アシスタントに影響を与えるかどうかも確認できます。

  • 9.2.6 データベース・バックアップのベスト・プラクティス

    資料に、データベース・バックアップを作成するためのベスト・プラクティスが記載されています。詳しくは、下記を参照してください。データベースのバックアップおよびリストア

  • 9.2.6 BigFixクライアントのログで表示可能な Fixlet のバージョン

    BigFix クライアントのログには、特定のコンピューターで実行された Fixlet のバージョンに関する情報が含まれます。この情報は、旧バージョンの Fixlet で作成されたため、アクションを再開すべきかどうかを判別する場合など、トラブルシューティングの目的で使用できます。クライアントのログの場所については、以下を参照してください: 「コンポーネントのログ・ファイル」。

  • 9.2.6 License Metric Toolおよび Tivoli Asset Discovery for Distributed 7.x からのマイグレーションの追加のオプション
    以前はデフォルトでマイグレーションされていた以下の項目をマイグレーションするかどうかを決定できます。
    • ソフトウェア・バンドル
    • ソフトウェア除外
    • VM マネージャー

  • 9.2.6 CSV レポートの生成のパフォーマンスの向上

    CSV レポートの生成は高速になり、消費するリソースが減っています。

  • 9.2.6 新規オペレーティング・システムおよび仮想化テクノロジーのサポート

    リトル・エンディアン・アーキテクチャー上の Windows Server 2016、Ubuntu 16 for IBM Power Systems、および SUSE Linux 12 for IBM Power Systems にインストールされているソフトウェアを検出できます。XenServer および Citrix XenServer を一部のオペレーティング・システムでサポート対象の仮想化テクノロジーとして使用できます。詳しくは、下記を参照してください。Detailed System requirements

アプリケーション更新 9.2.5

  • 9.2.5 非 IBM 製品のインストール・メトリックの使用状況

    インストール・メトリックを使用している非 IBM 製品に関する情報は、「すべてのメトリック」レポートで使用可能です。製品がインストールされているコンピューターの現在の数だけでなく、その数が経時的にどのように変化したかも確認できます。また、しきい値を設定して、インストールされているインスタンスの数が予期数を超過するタイミングを簡単にモニターできます。詳しくは、下記を参照してください。ライセンス・メトリック使用状況

  • 9.2.5 プレビュー機能: 「ソフトウェア分類」パネルの拡張
    「ソフトウェア分類」パネルに、ソフトウェア・インベントリー、およびディスカバーされたコンポーネントとライセンス交付可能製品間の関係を表示する新しい方法が導入されています。ソフトウェア・インストールが各単一コンポーネントに分割されているフラット構造が提供されるため、ソフトウェア資産を表示したり、資産間の関係を管理したりするのが簡単になります。プレビュー・パネルが拡張され、以下の機能が含まれるようになりました。
    • 複数のコンポーネントの同時の選択および割り当て
    • コンポーネントの割り当ての確認
    • BigFix 以外のベンダーの製品の分類
  • 9.2.5 バンドル・タグによるソフトウェア分類の改善

    バンドル・タグにより、ソフトウェア分類のプロセスが容易になり、特定のコンポーネントがどの製品に属しているかの分析に関連した時間と労力を節約できます。これらのタグには、コンポーネントのインスタンスを割り当てる必要がある製品の部品番号に関する情報が含まれています。そのため、自動バンドルの正確性が向上します。詳しくは、下記を参照してください。バンドル・タグ

  • 9.2.5 IBM i でのソフトウェア・ディスカバリー

    IBM i システム上にインストールされているソフトウェアをディスカバーできます。ディスカバリーは、スクリプトを使用してソフトウェアおよびキャパシティーのスキャンを開始する半自動手順に基づいて行われます。IBM i システムと BigFix サーバー間に直接接続はないため、該当するシステムで開始されたスキャンは、接続切断スキャンと呼ばれます。スキャンは自動的に実行されますが、スキャナーのインストールや BigFix Inventory への結果のアップロードなど、いくつかの手動アクションを実行する必要があります。詳しくは、下記を参照してください。IBM i でのソフトウェアおよびハードウェアのディスカバー

  • 9.2.5 Docker コンテナーでのソフトウェア・ディスカバリー

    Docker は、ソフトウェア・コンテナー内のアプリケーションのデプロイメントを自動化できるプラットフォームです。 BigFix Inventory は Docker コンテナー内にインストールされているソフトウェアをディスカバーします。また、ディスカバーされた BigFix 製品のライセンス・メトリック使用状況の測定も行います。詳しくは、下記を参照してください。Docker コンテナーでのソフトウェアのディスカバリー

  • 9.2.5 仮想プロセッサー・コア (VPC) の使用量の判別

    BigFix Inventory を使用して、仮想プロセッサー・コア (VPC) の使用量を追跡できます。VPC は、プログラムがライセンス交付される際の計測単位です。これは、物理プロセッサー・コア (サーバーが仮想マシン用にパーティション化されていない場合) または仮想マシンに割り当てられた仮想コアと見なすことができます。詳しくは、下記を参照してください。仮想プロセッサー・コア (VPC) の使用量の判別

  • 9.2.5 ソフトウェア・スキャン期間に関する情報

    ソフトウェア・スキャンの期間に関する情報が、「ソフトウェア・スキャンのステータス」分析で使用可能になっています。この情報を使用して、例えば、スキャナー・タイムアウト設定を確認したり、スキャンの長さを短縮するために最適化が必要かどうかを確認したりすることができます。

  • 9.2.5 新しい VM マネージャーの状況 - 権限が不十分

    「権限が不十分」状況は、この VM マネージャーに定義されているユーザーには十分な権限がないため、VM マネージャーからデータが収集されなかったことを示します。

  • 9.2.5 プロセッサーの商標文字列に関する情報

    プロセッサーの商標文字列に関する情報が、「ハードウェア・インベントリー」レポートで使用可能になっています。コンピューターのオペレーティング・システムから読み取った商標、モデル、および速度を含む、プロセッサーの完全な仕様が含まれています。この情報を使用して、ベンダー・コア係数値を適用できます。

  • 9.2.5 ソフトウェア・スキャン結果の再アップロードの強制

    ソフトウェア・スキャン結果のインポートが失敗した場合、またはソフトウェアが「ソフトウェア・インストール」レポートで適切にレポートされない場合、「ソフトウェア・スキャン結果の再アップロードを強制」タスクを使用して問題をトラブルシューティングできます。

  • 9.2.5 代替パスへのスキャナーのインストール

    スキャナーをデフォルト・ディレクトリー (C: または opt ドライブ上) にインストールするのか、BigFix クライアントがインストールされているディレクトリーにインストールするのかを選択できます。このオプションは、会社のセキュリティー・ポリシーのために C:opt ドライブにソフトウェアをインストールできない場合などに役立ちます。詳しくは、下記を参照してください。スキャナーのインストール

  • 9.2.5 新規オペレーティング・システムおよび仮想化テクノロジーのサポート

    x86 用 Debian 8 および x86 用 Ubuntu 16 にインストールされているソフトウェアを検出できます。SUSE Linux 12 でサポートされる仮想化テクノロジーとして z/KVM を使用できます。

アプリケーション更新 9.2.4

  • 9.2.4 BigFix 製品のメトリックしきい値の設定

    維持したいメトリック使用量と実際の使用量との関係を表示するために使用される、メトリックしきい値を指定できます。その後、製品のメトリック使用量がしきい値を超えるたびに電子メールが送信されるようにスケジュールすることができます。詳しくは、下記を参照してください。ライセンス・メトリックのしきい値の設定

  • 9.2.4 フィードバックの共有

    パネルやレポートに問題がある場合、または改善すべき点にお気付きの場合は、ユーザー・インターフェースの右上隅にある「フィードバックの送信」ボタンをクリックするだけで、フィードバックをただちに共有することができます。各パネルには、パネル名、使用しているアプリケーションのバージョン、およびお客様のコメントを記載した電子メール・メッセージを作成する個別のボタンがあります。他に使用可能な通信チャネルについて詳しくは、以下を参照してください:フィードバックをお送りください

  • 9.2.4 プレビュー機能

    プレビュー機能を使用すると、新たに実装された機能を使用し、最終的な形式に影響を与えるフィードバックを提供することができます。これらの機能には、BigFix サポートが適用されます。詳しくは、下記を参照してください。プレビュー機能

  • 9.2.4 VM マネージャーの改善
    以下の改善が VM マネージャーの領域で導入されました。
    • これまで、VM マネージャー・パネルには、集中モードで管理される VM マネージャーのみが表示されました。現在では、分散モードで管理される VM マネージャーも表示されるようになりました。接続の編集、削除、テストなどのオプションは、引き続き集中モードの VM マネージャーのみに適用されます。ただし、分散モードの VM マネージャーの読み取り専用ビューでは、インフラストラクチャーで定義されているすべての VM マネージャーの概要が分かりやすく表示されます。詳しくは、下記を参照してください。「VM マネージャー」パネルについて
    • VMware vSphere のフォールト・トレランスを使用すると、仮想マシンとアプリケーションのダウン時間をゼロにすることができます。サーバーの障害が発生すると、仮想マシンのライブ・シャドー・インスタンスが作成されます。このインスタンスはプライマリー仮想マシンによって常に最新の状態に保たれます。BigFix Inventory は、仮想マシンのシャドー・インスタンスが作成された場合に状況に対処し、そのマシンにインストールされているソフトウェアの PVU 使用率を適切に計算することができます。
    • ご使用のインフラストラクチャーの VM マネージャーが OK 以外の状況であり、問題のトラブルシューティングの方法が不明な場合には、状況の名前をクリックします。資料ページに転送され、状況ごとに最も一般的な原因と処理方法が表示されます。
    • 企業のセキュリティー・ポリシーで、VM マネージャーの資格情報のネットワーク経由転送が許可されていない場合、資格情報がサーバーに転送されないように BigFix Inventory を構成できます。また、資格情報は、VM マネージャーの編集時に「VM マネージャー」パネルにも表示されません。詳しくは、下記を参照してください。サーバーの詳細設定

  • 9.2.4 クラスター情報を取得するための API

    コンピューターが属するクラスターに関する情報は、「ハードウェア・インベントリー」レポートで参照可能です。今回のリリースでは、この情報を REST API でも取得できるようになりました。例えば、Oracle または Microsoft のライセンス要求を計算するために使用できます。詳しくは、下記を参照してください。クラスターの取得

  • 9.2.4 BigFix データベースのリストアに対するサポート

    リストアされた BigFix データベースからすべてのソフトウェア・スキャン・データを取得するインポートを有効にすることができます。このようなインポートには時間がかかるため、データベースのリストア後にデータが不完全であるという問題が発生した場合にのみ実行してください。このオプションを有効にすると、インポートが 1 回実行されてから、通常の動作モードに戻ります。詳しくは、下記を参照してください。データベースの問題

  • 9.2.4 スキャナー・キャッシュ構成の最適化

    スキャナー・キャッシュ・フォルダーは、ファイル・システム内のスキャン済みファイルおよびディレクトリーについての情報を保管します。スキャナーは、ファイルの階層を認識することにより、ファイルをより素早く見つけることができます。その結果、スキャン時間が短縮されます。キャッシュに必要なディスク・スペース量は、スキャンするファイルの数によって異なります。キャッシュ・フォルダーの現在の場所で十分なディスク・スペースを確保できない場合、キャッシュを最適化することができます。最適化のおかげで、キャッシュには、実行するソフトウェア・スキャンのタイプに関連するファイルのみが含まれます。詳しくは、下記を参照してください。スキャナー・キャッシュ構成の最適化

  • 9.2.4 現在のソフトウェア・カタログに含まれないソフトウェアのディスカバリー

    BigFix ソフトウェアが、ソフトウェア ID タグで検出されたものの、現在のカタログに含まれない場合、「ソフトウェア・カタログ」ウィジェットに警告記号が表示されます。これは、カタログの新規バージョンをアップロードする必要があることを示します。詳しくは、下記を参照してください。ISO/IEC 19970-2 のサポート

  • 9.2.4 新規オペレーティング・システムおよび仮想化テクノロジーのサポート

    BigFix・クライアントは、リトル・エンディアン・アーキテクチャーの Oracle Linux 7 および Power Linux にインストールできます。PowerKVM 仮想化テクノロジーのサポートが追加されました。さらに、複数の共有プロセッサー・プールのサポートが Linux に拡張されました。詳しくは、下記を参照してください。 Detailed System requirements

アプリケーション更新 9.2.3

  • 9.2.3 Unicode に対するサポート

    V9.5 以降、BigFix・プラットフォームでは、さまざまな地理的位置にデプロイされているために異なるコード・ページおよび言語を使用する BigFix・クライアントからデータを収集できるようになりました。データは、UTF-8 フォーマットにエンコードされて BigFix・サーバーにレポートされます。そのため、クライアントが使用するシステムやエンコード方式に関係なく、BigFixBigFix Inventory の両方でデータが正しく表示されます。詳しくは、下記を参照してください。Unicode

  • 9.2.3 セキュリティー目的でのファイルの MD5 チェックサムおよび SHA256 チェックサムの収集

    チェックサムは、ファイルの内容を記述する長ストリングで、ファイルのフィンガープリントとして機能します。コンピューター上のファイルの整合性を検査するため、また、ファイルが変更されたり改ざんされたりしていないか確認するために、ファイルのチェックサムの計算を有効にすることができます。詳しくは、下記を参照してください。ファイル・チェックサムの収集

  • 9.2.3 レポートの行数に基づく条件付きレポート電子メール

    指定した受信者に、定期的に、またはレポートの行数が特定の行数を超えた場合に、レポートを電子メールで送信するように構成することができます。このオプションは、 主要なデータに対する変更を受信者に知らせる場合や、BigFix Inventory を使用していない人がレポートにアクセスする必要がある場合に役立ちます。詳しくは、下記を参照してください。レポートの電子メールのスケジューリング

  • 9.2.3 BigFix Inventory ユーザー・インターフェースからのスキャン・スケジュールの直接制御

    「スキャン構成」パネルが拡張され、BigFix Inventory ユーザー・インターフェースから直接、 コンピューター・グループあたりのソフトウェア・スキャンの基本構成を行えるようになりました。BigFix コンソールからのスキャンのスケジューリングの代替手段として、この方法を使用できます。

  • 9.2.3 コンピューター・グループごとのデータ可視性およびライセンス・レポートを許可ユーザーのみに限定
    コンピューター・グループごとのデータ可視性およびライセンス・レポートの分野で、以下の改善が導入されました。
    • 「監査証跡」レポートに表示される情報が、レポートを表示するユーザーがアクセス権限を持っているコンピューター・グループ内のみで実行されたアクションに限定されます。
    • コンピューター・グループごとにサブキャパシティー計算を有効または無効にすることができます。詳しくは、下記を参照してください。コンピューター・グループのセットアップ
    • コンピューター・グループの範囲内で、削除されたコンピューターに関する履歴データをレポートします。
    • 部品番号のアップロードおよび契約の表示に対するアクセス許可が導入されました。詳しくは、下記を参照してください。役割

    これらの改善により、コンピューターがいくつかのグループに分割され、各グループの管理担当者が異なる場合に、データ可視性の管理をより柔軟にかつ適切に行うことができます。例えば、サービス・プロバイダーの環境や、コンピューターが複数のリージョンやビジネス部門に分割されている場合などです。

  • 9.2.3 Software Knowledge Base Toolkit によるソフトウェア・カタログ・コンテンツの管理から BigFix Inventory によるソフトウェア・カタログ・コンテンツの管理への置換

    カスタム・カタログ・コンテンツを Software Knowledge Base Toolkit から BigFix Inventory に移動するツールを使用できます。これに伴って、Software Knowledge Base Toolkit を使用せずに、 BigFix Inventory で、カタログ・コンテンツの管理全体を行うことができるようになりました。2 つのアプリケーションの代わりに 1 つのアプリケーションで署名を管理することで、時間を節約でき、作業が簡素化され、保守コストが軽減されます。

  • 9.2.3 日付による柔軟なフィルタリング

    時間によるフィルターを使用して、特定の日付からのデータや特定の日付までのデータを表示することができます。例えば、先週表示されていないコンピューターを表示したり、保守が 1 カ月以内に終了する契約を表示したりすることができます。この機能を条件付きレポート電子メールと組み合わせると、特定の時間条件を満たすデータに関するレポートを含む、環境内での変更に関する迅速な通知を受け取ることができます。

  • 9.2.3 ホストのシリアル番号の収集

    VM マネージャー・ホストのシリアル番号を収集し、レポートに表示される情報のフォーマットを定義することができます。詳しくは、下記を参照してください。サーバーの詳細設定

  • 9.2.3 キャパシティー・スキャン・データの強制アップロード

    キャパシティー・スキャン・データのインポートが失敗した場合に、単一のキャパシティー・スキャンを実行し、その結果を強制的にアップロードしてレポートのデータを確実にリフレッシュすることができます。詳しくは、下記を参照してください。すべてのコンピューターでのキャパシティー・スキャンの開始

  • 9.2.3 アプリケーション・ユーザー・インターフェースからのサーバーの詳細設定の変更

    「サーバー詳細設定」パネルで、BigFix Inventory サーバーの詳細設定を変更することができます。例えば、集中型の VM Manager toolの構成に関する設定などを変更できます。さらに、新しいパラメーターもいくつか追加されました。詳しくは、下記を参照してください。サーバーの詳細設定の構成

  • 9.2.3 BigFix Inventory ユーザー・インターフェースからの「コアあたりの PVU」値の手動による調整

    BigFix Inventory の以前のバージョンでは、 「コアあたりの PVU」値は Fixlet を使用して調整していました。このバージョンから、Fixlet の使用は推奨されなくなりました。代わりに、「ハードウェア・インベントリー」パネルで PVU 値を変更することができます。詳しくは、下記を参照してください。「コアあたりの PVU」値の変更

  • 9.2.3 新規オペレーティング・システムおよび仮想化テクノロジーのサポート

    BigFix クライアントを Cent OS 6 および 7 にインストールできます。Red Hat Enterprise Linux 7 および SUSE Linux Enterprise Server 12 は z/VM でサポートされます。また、RHEV-M 3.5 へのサポートも提供されます。詳しくは、下記を参照してください。Detailed System requirements

アプリケーション更新 9.2.2

  • 9.2.2 BigFix サブキャパシティー・リージョンごとのライセンス・レポート

    BigFix サブキャパシティー・ライセンス・ルールでは、3 つのリージョンが定義されています。複数のリージョンでインストールされている製品のサブキャパシティー値を正しく計算するには、各リージョンの監査スナップショットを生成します。次に、製品ごとに、すべてのリージョンからのサブキャパシティー値を合計します。得られる値は、特定の製品の全体的なサブキャパシティー使用量です。 詳しくは、以下を参照してください。「Virtualization Capacity License Counting Rules」、「BigFix サブキャパシティー・リージョン」、および「チュートリアル: コンピューター・グループごとのサブキャパシティー使用状況のレポート」。

  • 9.2.2 組織の事業単位ごとのライセンス・レポート

    組織の事業単位ごとにソフトウェアを管理し、レポートを表示できます。そのためには、インフラストラクチャー内のすべてのコンピューターを、事業単位を表すグループに分割します。次に、専用ユーザーを作成します。それぞれの専用ユーザーは、特定のコンピューター・グループにのみアクセスできます。詳しくは、下記を参照してください。組織のビジネス部門 および チュートリアル: コンピューター・グループごとのサブキャパシティー使用状況のレポート

  • 9.2.2 サービス・プロバイダー環境でのライセンス・レポート

    サービス・プロバイダーとは、そのサービス・プロバイダーが所有し保守しているマシンにインストールされたソフトウェアへのアクセスを、他の組織に対して提供する会社です。9.2.2 9.2.2 から使用可能。サービス・プロバイダー環境でサブキャパシティー値を正しく計算するには、インフラストラクチャー内のすべてのコンピューターを、顧客を表すグループに分割します。そして、顧客ごとに個別に、ソフトウェアを管理し、監査スナップショットを生成します。 詳しくは、以下を参照してください。サービス・プロバイダー および チュートリアル: サービス・プロバイダー環境でのソフトウェアの管理

  • 9.2.2 拡張シグニチャーの作成

    拡張ソフトウェア・シグニチャーは、ファイル名、レジストリー・キー、特定のストリングなどのデータ・エレメントに基づいています。これにより、ファイル・シグニチャーやパッケージ・シグニチャーではディスカバーされない可能性があるソフトウェアをディスカバーできるようになります。BigFix Inventory 内で拡張ソフトウェア・シグニチャーを直接作成できるようになりました。Software Knowledge Base Toolkit をインストールする必要はありません。詳しくは、下記を参照してください。拡張シグニチャーの作成

  • 9.2.2 Software Knowledge Base Toolkit は使用されなくなります

    Software Knowledge Base Toolkit は、 複雑な署名を作成するために BigFix Inventory ユーザーによって使用され、 BigFix Inventory で同等の機能が提供されていなかったために必要でした。BigFix Inventory で複雑な署名を直接作成できるようになったため、Software Knowledge Base Toolkit は推奨されなくなり、廃止されます。

  • 9.2.2 エンドポイント情報の統合

    プロセッサー詳細などのハードウェア情報は、「コンピューター」、「ソフトウェア・インストール」および「Oracle データベース」のレポートに表示されます。ソフトウェア情報とハードウェア情報を単一のレポートに統合すると、IBM 以外の製品についてプロセッサー・ベースのライセンスおよびコア・ベースのライセンスの計算が容易になります。

  • 9.2.2 拡張ソフトウェア集計の計算の無効化

    ソフトウェア集計は、ソフトウェア・スキャン中に収集されるデータです。このデータは、後続のデータ・インポート中に処理され、後で「インベントリーの検索」レポートに表示されます。拡張ソフトウェア集計の計算を無効にすると、複数のコンピューター・グループが定義されている、非常に大きな環境でのデータ・インポートの時間を短縮することができます。詳しくは、下記を参照してください。拡張ソフトウェア集計の計算の無効化

  • 9.2.2 スキャナー・キャッシュ・フォルダーの場所の構成

    スキャナー・キャッシュ・フォルダーは、ファイル・システム内のスキャン済みファイルおよびディレクトリーについての情報を保管するために使用します。スキャナーは、ファイルの階層を認識することにより、ファイルをより素早く見つけることができます。その結果、スキャン時間が短縮されます。デフォルトのキャッシュ・フォルダーでは十分なディスク・スペースを確保できない場合は、キャッシュ・フォルダーの場所を変更してください。詳しくは、下記を参照してください。スキャナー・キャッシュ構成の最適化

  • 9.2.2 VM マネージャーの重複の特定

    vmman_collecting_hostnames_enabled パラメーターを使用すると、VMware vSphere 上で重複する UUID を特定できます。このパラメーターを true に設定すると、重複する UUID を持つ仮想マシンのホスト名がログ・ファイルに書き込まれます。詳しくは、下記を参照してください。VM マネージャー・ツールの設定

  • 9.2.2 現在日付を基準とするレポートの時間範囲の定義

    現在日付を基準としてレポートの時間範囲を定義できます。これにより、特定の期間 (例えば、過去 2 週間) のデータがレポートに表示されます。

  • 9.2.2 未加工のスキャン結果を取得するための REST API

    REST API を使用して未加工のスキャン結果を取得することで、最近インストールまたは変更されたソフトウェアを素早くディスカバーして、環境のモニタリングを効果的に行うことができます。データのインポート時間が短縮されると、インストールされているソフトウェアについてのデータが、より迅速にサーバーに到達します。また、これにより、毎日のインポート実行回数を増やすこともできます。詳しくは、下記を参照してください。未加工のスキャン結果を取得するための REST API

  • 9.2.2 新規プラットフォームのサポート

    BigFix クライアントを SUSE Linux Enterprise Server 12 (x86) にインストールできます。さらに、Red Hat Enterprise Linux 7 on Power 8 もサポートされています。詳しくは、下記を参照してください。Detailed System requirements