バンドル・タグ

9.2.5 9.2.5 以降で使用可能。バンドル・タグは、ISO/IEC 19770-2 補足タグのタイプのうちの 1 つです。これにより、タグに指定されている部品番号に基づいて、一意的にコンポーネントを製品およびライセンス・メトリックに割り当てることができます。バンドル・タグが使用可能な場合、バンドル・タグは、他のバンドル・ルールよりも優先されます。したがって、バンドル・タグを作成して、ソフトウェア分類のプロセスを促進できます。

バンドル・タグが、データベース・コンポーネントに対して手動で作成されたものとします。タグには、コンポーネントを割り当てる必要がある製品およびライセンス・メトリックを表す 1 つの部品番号が含まれています。この部品番号は、ソフトウェア・カタログに含まれている情報に相関付けられています。この部品番号が製品 2 を表しているものと設定されています。

このデータベース・コンポーネントは 2 つの製品に割り当てることができるものとします。バンドル・タグの部品番号に基づいて、このデータベース・コンポーネントは、製品 2 に割り当てられます。この割り当ては、手動で確認する必要があります。

詳細

  • バンドル・タグは、IBM 製品に対してのみ作成できます。
  • バンドル・タグは、SWID タグによってディスカバーされた製品に対してのみ作成できます。
  • バンドル・タグは、SWID タグと同じディレクトリーに配置する必要があります。
  • バンドル・タグには、部品番号を 1 つのみ含めることができます。
  • バンドル・タグと SWID タグの PersistentId は同じでなければなりません。

サポートされるスキーマ

BigFix Inventory では、19770-2:2014-CD1 スキーマと 19770-2:2015 スキーマのバンドル・タグがサポートされます。

19770-2:2015 スキーマのバンドル・タグの例

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<SoftwareIdentity
name="IBM DB2 Enterprise Server Edition"
tagId="ibm.com-b3414ccd1e364aa6b82f4e1c3adecdf6-D0NU9LL"
version="10.5.0"
versionScheme="multipartnumeric"
supplemental="true"
xmlns="http://standards.iso.org/iso/19770/-2/2015/schema.xsd"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://standards.iso.org/iso/19770/-2/2015-current/schema.xsd">
  <Meta productId="PN:D0NU9LL" />
  <Link rel="parent" href="swidpath://SoftwareIdentity
  [Meta/@persistentId='b3414ccd1e364aa6b82f4e1c3adecdf6']" />
  <Entity name="BigFix" regid="ibm.com" role="licensor publisher" />
  <Entity name="customer" regid="customer.com" role="tagCreator"/>
</SoftwareIdentity>