ソフトウェア・インスタンスの除外または抑止

9.2.7 9.2.7 以降で使用可能。ソフトウェア・インスタンスをライセンス・メトリックの使用状況に関与させない場合は、それを製品レベルで除外するか、コンポーネント・レベルで抑止することができます。除外は、製品に割り当てられ、選択したコンピューターにインストールされているすべてのコンポーネントに適用されます。ライセンス情報で、特定の環境下で製品がメトリックの使用状況に関与しないことを指定した場合に使用します。抑止は、選択したコンピューターにインストールされている単一のコンポーネントに適用されます。これはコンポーネントが誤ってディスカバーされたときに使用します。

始める前に

An icon representing a user. You must have the Manage Software Classification permission to view the Software Classification panel and classify software. To view some additional columns related to computers on which the components are installed, you also need the View Endpoints permission.

このタスクについて

除外
製品が非実稼働、テスト、またはバックアップ・コンピューターにインストールされていて、このような環境下で製品がライセンス・メトリックの使用状況に関与しないことを指定した場合は、その製品を除外してください。製品を除外すると、この製品に割り当てられていて、選択したコンピューターにインストールされているすべてのコンポーネントが、メトリックの使用状況から除外されます。
除外された製品とそのコンポーネントは、Software Classification レポートに引き続き表示されます。これらは、監査スナップショットにも除外コメントとともにリストされています。
抑止
コンポーネントが不適切に検出されたときに、そのコンポーネントを抑止します。例えば、コンポーネントのアンインストール後に一部のファイルがコンピューターから削除されなかった場合などです。抑止は、選択したコンピューター上の選択されたコンポーネントにのみ適用されます。抑止されたコンポーネントはどの製品にも割り当てられなくなるため、メトリックの使用状況には関与しません。
デフォルトでは、抑止されたコンポーネントは「Software Classification」パネルに表示されません。これらを表示するには、デフォルトのレポート・フィルターのいずれかを削除します。抑止されたコンポーネントは、ビューを分かりにくくしないように、監査スナップショットには組み込まれません。ただし、コンポーネントおよび抑制のコメントは、監査証跡に組み込まれます。

手順

  1. 上部のナビゲーション・バーで、「レポート」>「ソフトウェア分類」をクリックします。
  2. オプション: レポートをフィルタリングするには、「構成」にカーソルを合わせて「ビューの設定」をクリックします。次に、適切なフィルターを指定します。
  3. 1 つ以上の行を選択し「除外」 除外アイコンにカーソルを合わせます。
    • 選択したコンピューター上の製品を除外するには、「メトリック計算から製品を除外」をクリックします。
    • 選択したコンピューター上の選択したコンポーネントを抑止するには、「インベントリーからコンポーネントを抑止」をクリックします。
  4. 必須のコメントを入力します。

    前に選択した項目に対してコメントが指定されていた場合、そのコメントは上書きされます。除外コメントは、選択したコンピューター上の除外された製品に割り当てられたすべてのコンポーネントに適用されます。抑止コメントは、選択したコンピューター上の抑止されたコンポーネントに適用されます。

  5. アクションを自動的に確定するには、「影響を受けるコンポーネントを自動的に確定」を選択します。
    注: このチェック・ボックスのデフォルト設定を変更するには、「管理」 > 「サーバー詳細設定」に移動し、automaticConfirm パラメーターの値を目的に合わせて変更します。
  6. アクションを完了するには、「除外」 > 「抑止」をクリックします。
    選択した項目のいずれかが既に除外または抑止されている場合でも、アクションは完了します。

タスクの結果

除外された製品および抑止されたコンポーネントは、ライセンス・メトリックの使用状況に関与しません。それらを計算対象に戻すには、「除外のクリア」オプションまたは「抑止のクリア」オプションを使用します。計算対象に戻されたインスタンスには、未確定のマークが付きます。

次のタスク

IBM コンポーネントおよび製品の除外アクションおよび抑止アクションを確認するには、 「レポート」 > 「監査証跡」に移動します。