BigFix Inventory を使用した BigFix 製品のライセンスの計算

BigFix Inventory は BigFix ポートフォリオの製品のライセンスを計算できます。BigFix エンドポイントは適切な製品およびメトリックに正しく分類されます。このプロセスを自動化するために、いくつかの Fixlet が BES サポート・サイトに導入されています。このドキュメントでは、これらの Fixlet の使用方法について説明します。また、BigFix Inventory で実行する追加の手順についても説明します。詳しくは、『 ライセンス・カウント・プロセスのアクティブ化 (hcltechsw.com)』も参照してください。

前提 条件: 手順を実行する前に、『前提条件 (hcltechsw.com)』で前提条件を確認してください。

ほとんどのプロセスは、BigFix Inventory でコンポーネントを生成することによって実行されます。コンポーネントは、「BigFix ライセンス・タグの生成」Fixlet を使用してエンドポイントに配置されるタグを使用して生成されます。コンポーネントが生成された後、正しいメトリックの製品を手動で割り当てる必要があります。

タグは、以下の表に従って、「BigFix ライセンス・タグの生成」Fixlet によって生成されます。
OS タイプ OS 名の例 デフォルト・メトリック
サポートされる UNIX Solaris、HP-UX、AIX RVU
サポートされる LINUX SLES、RHEL、Debian、Ubuntu、Centos RVU
サポートされる Microsoft Windows Server Windows 2008、Windows 2012 RVU
サポートされる Microsoft Windows Server 以外の OS Windows 7、Windows 8、Windows 10 ClientDevice

例えば、Windows 10 では、すべての BigFix 製品のデフォルト・メトリックは ClientDevice です。

HCL とのライセンス契約に基づき、実際のライセンスはデフォルトの表と異なる場合があります。例えば、サーバーにデフォルトの RVU ではなく ClientDevice ライセンスを使用する契約を結んでいる場合は、そのようにできます。

このような場合は、RVU/MVS/ClientDevice クライアントをカテゴリー化する Fixlet を使用して、デフォルトのメトリックをオーバーライドできます。

以下のトピックで、ライセンス数のカウント・プロセスについて説明しています。ステップ 1 はオプションです。デフォルトのメトリックをオーバーライドする方法を説明しています。デフォルトのメトリックをオーバーライドする場合は、ステップ 1 から開始します。それ以外の場合は、ステップ 2 から開始します。