Microsoft Exchange のエディションのディスカバー

9.2.6 以降で使用可能。インフラストラクチャーにインストールされている Microsoft Exchange サーバーに関する詳細情報を取得するには、「Microsoft Exchange エディションの取得」Fixlet を実行します。データが収集され、BigFix Inventory にインポートされ、「Software Installations」レポートに表示されます。

始める前に

Microsoft Exchange のエディションのディスカバーは、Microsoft Exchange Server がインストールされているコンピューターにのみ適用されます。このタスクの実行時に、サーバーが稼働していなくてもかまいません。

サポートされる Microsoft Exchange のバージョンは、2007 (64 ビット・バージョンのみ)、2010、2013、2016 です。Microsoft Exchange のエディションの取得は、Exchange 管理シェルからコマンドレット Get-ExchangeServer を使用して行います。詳しくは、こちらを参照してください:Exchange Server 更新プログラム: ビルド番号とリリース日。

手順

  1. BigFix コンソールにログインします。
  2. ナビゲーション・バーで、「サイト」 > 「外部サイト」 > BigFix Inventory v10 > 「Fixlet とタスク」をクリックします。
  3. 右上のペインで、「Microsoft Exchange エディションの取得」を選択します。
  4. 「アクションの実行」をクリックして、タスクを実行します。「対象」タブで、情報の取得元とするコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
  5. ソフトウェア・スキャンが有効になっていて、自動的に実行されることを確認します。自動で行われない場合は、手動でソフトウェア・スキャンを実行します。「ソフトウェア識別タグのスキャン」を選択します。
  6. スキャン結果が自動的にアップロードされることを確認します。自動で行われない場合は、BigFix サーバーに手動で結果をアップロードします。
  7. データを BigFix Inventory で使用できるようにするために、スケジュールされたデータ・インポートの実行を待つか、手動でデータ・インポートを実行します。

タスクの結果

ディスカバーされた Microsoft Exchange のエディションが「Software Installations」レポートにリストされます。このデータを表示するには、BigFix Inventory にログインし、「レポート」>「Software Installations」に移動します。
: 「Microsoft Exchange エディションの取得」Fixlet をアクティブ化した後に、Microsoft Exchange インスタンスが「Software Installations」レポートに重複して表示されます。この重複は、二重検出が原因です。Microsoft Exchange はソフトウェア・カタログに含まれているため、標準インストールとして検出されます。エディションのディスカバー時に、Microsoft Exchange のエディションについての情報を示す別個の行がレポートに追加されます。

レポートをフィルタリングして、余分な行を取り除くことができます。