ソフトウェア要件

インフラストラクチャー内のコンピューターに、前提ソフトウェアがすべてインストールされていることを確認します。

サーバーの要件

BigFixDB2®、および SQL Server がサポートされるオペレーティング・システムについては、次を参照してください。Detailed System requirements

BigFix Platform システム要件については 『BigFix 10 - 詳細システム要件』を参照してください。

1. BigFix Inventory サーバーの要件
バージョン 説明
BigFix
  • 10.0
  • 9.5
注: BigFix Platform 9.2 のサポートは、2022 年 4 月 30 日に終了します。詳しくは『BigFix フォーラムの通知』を参照してください。
要件については、以下を参照してください。
  • BigFix 10.0 製品資料
  • BigFix 9.5 の製品資料
    重要: 10.0.5 BigFix Inventory は TLS 1.2 のみを使用して通信します。BigFix Platform MS SQL データベースに TLS 暗号化を使用する場合は、MS SQL データベースが TLS 1.2 をサポートする適切なフィックスパック・レベルにあることを確認してください。それ以外では BigFix Inventory でのデータ・インポートは機能しません。TLS 1.2 をサポートする MS SQL の最小フィックスパック・レベルについて詳しくは『TLS 1.2 サポート記事』を参照してください。
DB2®
  • 10.0.0 DB2 11.5

    (フィックスパック・レベルは、BigFix の要件に準拠している必要があります)

オペレーティング・システムの要件
DB2 をデータベースとして使用するには、BigFix InventoryLinux にインストールする必要があります。
DB2 バージョン
注: DB2 11.5 BigFix プラットフォームでサポートされるデータベースのリストについては、以下を参照してください。BigFix プラットフォーム 9.5: システム要件詳細および BigFix プラットフォーム 10: 詳細システム要件
DB2®要件
データベース要件については『DB2®11.5 製品資料』を参照してください。
DB2®edition
BigFix Inventory と連携させるには、エンドポイント数にかかわらず、DB2® Workgroup Server Edition で十分です。DB2® Enterprise Server Edition または Advanced Enterprise Server Edition を使用すると、DB2® の拡張機能にアクセスできます。
DB2 のアップグレードに関する考慮事項
DB2 のアップグレードに関する考慮事項の一部を以下に示します。
  • 同じマシンや新しいマシンを使用して DB2 をバージョン 11.5 にアップグレードできます。
    • 同じマシンを使用して DB2 をアップグレードする場合は、RHEL オペレーティング・システムがバージョン 7.6 以降、または 8.1 以降にあることを確認してください。詳しくはLinuxでの DB2 アップグレードについて参照してください。
    • 新しいマシンの使用を検討する場合は、BigFix Inventory データベースを新しいマシンに移動して DB2 をアップグレードできます。詳しくはBigFix Inventory データベースの移動について参照してください。
  • DB2 アップグレードはマルチステップ・プロセスです。詳しくは IBM DB2 の資料を参照してください。
  • データベースをアップグレードするには、十分なディスク・スペースが必要です。
DB2 の設定
  • デフォルト設定で DB2 インスタンスを使用します。その他の必要なデータベース設定は、BigFix Inventory インストーラーによって構成されます。
制約事項: デフォルト以外の DB2 設定を指定すると、BigFix Inventory が正しく機能しない場合があります。
DB2® ソフトウェアのダウンロード
詳しくは、下記を参照してください。ダウンロードおよびインストールDB2®
DB2 11.5 GA のサポート
DB2 11.5 GA でのサポートの仕組みについては、サポート 記事を参照してください。
SQL Server
  • 2016 Express SP2
  • 2012 SP2 CU 10、SP3 CU 3
  • 2012 Express® SP2 CU 10、SP3 CU 3
  • 2014 CU 12、SP1 CU 5
  • 2014 Express® CU 12、SP1 CU 5
  • 2016
  • 2016 Express SP2 以上
  • 2017 version 14.0.3162.1 以上
  • 2017 Express CU15 以上
  • 2019
注: SP = サービス・パック、CU = コンテンツ更新
SQL Server をデータベースとして使用するには、BigFix InventoryWindows 上にインストールする必要があります。
SQL Server のバージョン

9.2.13 アプリケーションの更新 9.2.13 以降では、MS SQL 2016 をデータベースとして使用することができます。

BigFix Inventory の以前のバージョンので MS SQL 2016 を使用した場合、データベースに保管されたデータが破損している可能性があるため、ご使用の環境は IBM の観点では準拠していませんでした。履歴データの問題は修正できません。ただし、BigFix Inventory 9.2.13 へのアップグレード後に収集されたデータは、IBM の観点では有効で、準拠しています。

SQL Server エディション
SQL サーバーの設定
スナップショット分離が SQL Server で有効になっていることを確認してください。要件について詳しくは、MicrosoftSQL Server 資料を参照してください。
AlwaysOn ソリューションのサポートはテストされていません。
役割と権限
MS SQL Server ユーザーの権限と役割の詳細については、次を参照してください。役割と権限
Linux アイコン X サーバー
  • X11R7.x
Red Hat Enterprise Linux 上で BigFix Inventory サーバーのインストールまたはアンインストールを対話モードで実行する場合は、X サーバーが必要です。BigFix Inventory サーバーがインストールされているコンピューターで使用可能なブラウザーを使用してサーバー構成を実行する場合にも必要です。
制約事項: XMing X Server for Windows はサポートされていません。

その他のソフトウェア要件

2. BigFix Inventory のその他のソフトウェア要件
必要なソフトウェア 必要なバージョン コメント
BigFix クライアント ご使用の環境にインストールする BigFix クライアントのバージョンが BigFix プラットフォームでサポートされていることを確認します。
Web レポート VM マネージャーを構成するために BigFix Inventory で必要な BigFix プラットフォームのコンポーネント。Web レポートは、BigFix のインストール時にインストールでき、同じサーバー上に存在する必要があります。
ブラウザー Firefox 17 延長サポート版 (ESR) またはそれ以上の ESR エディション
注: TLS 1.2 を使用するには、ブラウザーのバージョンがサポートするかどうか、および TLS 1.2 が有効であるかどうかを確認してください。そうでない場合は、SSL によるセキュア通信に TLS 1.0 を使用してください。
要件
  • JavaScript ブラウザーで有効にする必要があります。
  • サポートされる最小の画面解像度は 1360x768 ピクセルです。
  • 推奨画面解像度は、1920x1080 ピクセルです。

プロキシー

プロキシーはサポートされ、サーバー構成に依存します。デフォルト構成では、SSL プロキシーを使用します。サーバーで SSL を無効にした場合は、HTTP プロキシーを使用してください。大規模な環境では、時間のかかる操作 (長いレポートのダウンロード) で接続がタイムアウトになる可能性があります。このような場合は、プロキシーと BigFix Inventory 間の通信のタイムアウト制限値を増やしてください。

Chrome 35 以上
制約事項: ライセンス・メトリック・レポートの「メトリック数量履歴」グラフと「最大トレンド値の履歴」グラフで、メトリック数量に関する詳細情報を確認すると問題が発生する場合があります。グラフにカーソルを合わせると、メトリック数量に関する情報が正しく表示されないか、まったく表示されない場合があります。
9.2.14 Microsoft Edge
制約事項:
  • 複数の列が選択されている場合、レポートを PDF にエクスポートすることはできません。代わりに、データを CSV ファイルにエクスポートします。
  • IP アドレス列が有効になっているレポートでは、IP アドレスは、外部プラグイン (Skype など) によってアクティブ化されるリンクです。リンクを削除するには、プラグインを無効にします。
  • ライセンス・メトリック・レポートの「メトリック数量履歴」グラフと「最大トレンド値の履歴」グラフで、メトリック数量に関する詳細情報を確認すると問題が発生する場合があります。グラフにカーソルを合わせると、メトリック数量に関する情報が正しく表示されないか、まったく表示されない場合があります。
Bash
PDF リーダー用の各国語言語パック ネイティブ言語の PDF レポートを表示するには、ネイティブ言語のフォントを表示する言語パックが必要な場合があります。

Red Hat パッケージ

Red Hat Enterprise Linux 上にコンポーネントをインストールする場合は、以下のパッケージが必要です。
3. インストールに必要な Red Hat パッケージ
コンポーネント 必須パッケージ
BigFix
  • cyrus-sasl-lib.x86_64
  • krb5-libs.x86_64
  • libpng12.x86_64 (Red Hat Enterprise Linux 7.x の場合)
  • libstdc++.i686
  • libstdc++.x86_64 およびすべての依存関係
  • libXext.x86_64 (Web レポートのみ)
  • libXrender.x86_64 (Web レポートのみ)
  • zlib.x86_64 (Web レポートのみ)
BigFix Inventory サーバー
  • bash
DB2®
  • libstdc++.so.6.0.8
  • Red Hat binutils