帯域幅スロットリング

多くのネットワーク環境では、特定の地理的位置の間、VPN を使用しているオフィス・ユーザーとホーム・ユーザーの間などで、帯域幅が制限されています。大規模な Microsoft® パッチ (例えば、Windows 7 SP1 更新プログラムは 537 MB です) をデプロイすると、帯域幅が制限された接続が圧迫され、特定のユーザーまたはアプリケーションに帯域幅の問題を引き起こすことがあります。

帯域幅の使用量に関連する問題を回避するために、BigFix では次のメカニズムを使用しています。
  • 適切に実装および保守されたリレー・アーキテクチャー
  • 一定期間にわたるパッチ・デプロイメントの分散
  • コンポーネント間での帯域幅スロットリング構成の適用
このセクションでは、帯域幅スロットリングを使用するように BigFix コンポーネントを構成する方法について説明します。BigFix コンソール・オペレーターは、クライアント構成設定によって、ネットワーク接続を介してファイルを送信する際に使用される最大バイト数/秒を制御でき、これは BigFix サーバー・コンポーネント、リレー・コンポーネント、クライアント・コンポーネントの各レベルで行うことができます。

帯域幅スロットリングの設定は、BES サポート・サイト内のタスクを使用して構成できます。コンソールで「すべてのコンテンツ」 > 「Fixets とタスク」 > 「タスクのみ」 > 「サイト別」 > 「BES サポート」の順にクリックして、スロットルという用語を検索します。設定はすべて、レジストリーのクライアント・セクションのエンドポイント上のレジストリー・キー・クライアント設定として設定されます (HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\BigFix\EnterpriseClient\Settings\Client、名前付きの値を持ち、種類は String [REG_SZ])。値は数値として入力されます。例えば、500 bps は 500 と入力されます。

関連する構成設定について詳しくは、帯域幅スロットリングを参照してください。