サーバーのパスワードの難読化

サーバーのパスワードを難読化されたパスワードに置き換えることができます。そのためには、置き換える元のパスワードのタイプと新規パスワードを指定します。

パスワードは難読化され、Windows システムの場合はレジストリーに保管され、Linux システムの場合は構成ファイルに保管されます。

サーバーのパスワードを難読化するには以下のコマンドを実行します。
Windows システムの場合:
BESAdmin.exe /updatepassword /type:<type> [ /password:<password> ]
/sitePvkFile:<path+license.pvk> [ /sitePassword:<pvk_password> ]
各部の意味は以下のとおりです。
type:<type>
以下のパスワードのタイプのいずれかを指定します。
server_db
難読化されて更新および記録されるパスワードは、サーバー・データベースとの接続に関連しています。
dsa_db
難読化されて更新および記録されるパスワードは、DSA データベースとの接続に関連しています。
password:<password>
難読化されてから記録されるパスワードを指定します。
sitePvkFile:<path+license.pvk>
秘密鍵ファイル (filename.pvk) を指定します。管理ツールを実行するには、この秘密鍵ファイルとそのパスワードが必要です。サイト・レベルの署名鍵へのアクセス権およびパスワードを持つユーザーのみが、新規 BigFix オペレーターを作成できます。
注: コマンド構文で使用される表記 <path+license.pvk> は、path_to_license_file\license.pvk を表します。
sitePassword:<password>
秘密鍵ファイル (filename.pvk) に関連付けられたパスワードを指定します。この設定はオプションです。省略した場合は、コマンドを実行したときに対話式にパスワードの指定を求められます。
Linux システムの場合:
各部の意味は以下のとおりです。
type=<type>
以下のパスワードのタイプのいずれかを指定します。
server_db
難読化されて更新および記録されるパスワードは、サーバー・データベースとの接続に関連しています。
dsa_db
難読化されて更新および記録されるパスワードは、DSA データベースとの接続に関連しています。
password=<password>
難読化されてから記録されるパスワードを指定します。
sitePvkLocation=<path+license.pvk>
秘密鍵ファイル (filename.pvk) を指定します。管理ツールを実行するには、この秘密鍵ファイルとそのパスワードが必要です。サイト・レベルの署名鍵へのアクセス権およびパスワードを持つユーザーのみが、新規 BigFix オペレーターを作成できます。
注: コマンド構文で使用される表記 <path+license.pvk> は、path_to_license_file/license.pvk を表します。
-sitePvkPassword=<password>
秘密鍵ファイル (filename.pvk) に関連付けられたパスワードを指定します。この設定はオプションです。省略した場合は、コマンドを実行したときに対話式にパスワードの指定を求められます。