複数サーバー (DSA) の使用

以下に、複数のサーバー・インストールの重要な要素の一部を示します。

  • 追加のサーバーをインストールするプラットフォームに応じて、追加 Windows サーバーのインストール (DSA)または追加 Linux サーバーのインストール (DSA)に説明されている手順を実行します。
  • サーバーは、定期的なスケジュールに基づいて通信し、データを複製します。現在の状況を確認し、レプリケーション間隔を調整するには、Windows システムでのレプリケーションの管理 (DSA)またはLinux システムでのレプリケーションの管理 (DSA)を参照してください。
  • 各サーバーは、適用環境内の他のサーバーから複製を行う準備ができると、適用環境内の他のすべてのサーバーへの最短パスを計算します。プライマリー・リンクには長さ 1 が、セカンダリー・リンクには長さ 100 が、ターシャリー・リンクには長さ 10,000 がそれぞれ割り当てられます。前回使用されたときに接続が失敗に終わったリンクは未接続と見なされます。
  • 停止またはその他の問題が原因でネットワークの分断が発生した場合、カスタム Fixlet または取得プロパティーは、分断されたネットワークの両側で独立して変更できます。ネットワークが再接続されると、最も小さいサーバー ID を持つサーバーのバージョンが優先されます。
  • Web レポートの複数のコピーがインストールされている場合、それらは独立して動作します。各 Web レポート・サーバーはすべて、データベースの同等のビューを所有しているため、最も便利なサーバーに接続できます。
  • デフォルトでは、サーバー 0 (ゼロ) がマスター・サーバーです。マスター・サーバーに接続している場合、Windows でのBigFix管理ツールや Linux での BESAdmin コマンドを使用すると、特定の管理用タスク (ユーザーの作成、削除など) のみ実行できます。