メンテナンスおよびトラブルシューティング

Windows サイトのパッチをサブスクライブすると、SQL Server データベース・サーバーに最新のアップグレードとパッチを確実に適用することができます。この場合、サーバー・コンピューターとコンソール・コンピューターを含むすべてのコンピューターにクライアントをインストールする必要があります。さらに、場合により、以下に示すその他のツールおよび手順も使用する必要があります。

  • SQL Server がインストールされている場合、MS SQL Server ツール を使いこなす必要があります。これにより、データベースをスムーズに実行し続けることができます。
  • 定期的にデータベースをバックアップすることが一般的に実践されていますが、これは BigFix データベースに対しても実践する必要があります。また、ときどきエラー・チェックを実行してデータを検証することもお勧めします。
  • パフォーマンスが低下していることに気付き始めたら、フラグメント化していないか確認します。BigFix は多数の一時ファイルを書き出します。これにより、ディスクのフラグメント化が進む場合があるため、必要に応じてドライブのデフラグを実行します。定期メンテナンスでも、ときどきディスク・ドライブのエラー・チェックを実行します。
  • BigFix診断ツールを使用すると、サーバー・コンポーネントを徹底的にテストできます。このツールは、問題が発生したときにいつでも実行できます。追加情報については、メンテナンスおよびトラブルシューティングを参照してください。
  • 「BigFix 管理」 ドメインをときどき確認します。BigFix コンポーネントに関する問題を検出できる、入手可能な Fixlet が多数あります。これにより、多くの場合、ネットワークに影響が及ぶ前に、問題を防ぐことができます。
  • BigFix 知識ベース (IBM BigFix サポート・サイト) を確認してください。このサイトは絶えず更新されており、問題に関する既存の技術情報の記事を見つけることができない場合でも、HCL ソフトウェア・サポートにその問題について問い合わせることができ、その方法が示されています。
  • システム全体のパフォーマンスを向上させるためにリレーを追加し、それらに細心の注意を払います。適用環境を正常にするには、リレーが正常であることが重要です。
  • 「BigFix 管理」ドメインの 「適用状態チェック」 ダッシュボードで、最適化および障害について確認します。
  • サーバーでモニタリング・アクティビティーをセットアップし、ソフトウェアまたはハードウェアの障害が発生した場合に、以下に関して通知が送られるようにします。
    • サーバーの電源オフまたは使用不能
    • ディスク障害
    • サーバーのアプリケーションに関するイベント・ログ・エラー
    • サーバーのサービスの状態
    • FillDB バッファー・ディレクトリーのデータ・バックアップの状態