ODBC の構成

このトピックでは、Open DataBase Connectivity (ODBC) を使用して、BigFix とともに ODBC データ・ソースをセットアップおよび構成する方法について説明します。各 ODBC データ・ソースは、Microsoft SQL や HCL DB2 などのさまざまな DBMS 内のデータにより簡単な方法でアクセスするのに使用される ODBC データ・ソース名 (DSN) (bes_bfenterprise など) によって識別されます。DSN は、データベースに到達するのに使用されるコンピューター上にローカルに保管されます。各 DSN を使用して、データベース接続のための認証および設定情報を保存することができます。このようにして、ユーザーはデータベースと 1 回接続し、将来使用するために情報を保存することができます。

データベースにより簡単にアクセスするために、DSN を使用して、データベース接続のための認証および設定情報を保存することができます。このようにして、ユーザーはデータベースと 1 回接続し、将来使用するために情報を保存することができます。DSN は、データベースに到達するのに使用されるコンピューター上にローカルに保管されます。各 DSN は、bes_bfenterprise のような名前によって識別されます。

BigFix は、複数の DSN を使用して同一データベースに接続することができます。各 DSN の設定は異なり、各 DSN を使用して別々の方法でデータベースに接続できます。例えば、bes_bfenterprise DSNと bes_EnterpriseServer DSN の主な違いは、bes_bfenterprise が Windows NT 認証を使用して BigFix データベースに接続するのに対して、bes_EnterpriseServer は SQL 認証を使用して接続することです。

Windows システムで DSN を表示するには、「コントロール パネル」>「管理ツール」>「データ ソース (ODBC)」を実行し、ODBC データ・ソース・アドミニストレーター・ツールを起動します。1 つ目のタブ、「ユーザー DSN」 では、現在ログインしているユーザーのみが使用可能な DSN を指定します。BigFix DSN のほとんどが 「システム DSN」 で見つかるか作成されます。これには、マシンを使用しているすべてのユーザーが使用可能な DSN、およびマシン自体のシステム・アカウントで使用可能な DSN が含まれます。管理者特権を持つユーザーのみが 「システム DSN」 タブで変更を行うことができます。新規 DSN を作成する場合、ドライバーとして SQL Server が使用されます。