Web レポート用の夏時間 (DST) の管理

Web レポートはデフォルトでは、ローカル・タイム・ゾーンではなく UTC を使用して、スケジュール済みアクティビティーの次の試行時間を管理します。したがって、ローカル・タイム・ゾーンが変更される (例えば、夏時間から非夏時間に変更される) と、レポートは変更の方向に応じて、1 時間早くまたは 1 時間遅く実行されます。

BigFix バージョン 9.5 以降では、AdjustScheduleForDST キーワードを 1 に設定することで、夏時間による変更が原因でスケジュール済みレポートが 1 時間早くまたは 1 時間遅く実行されることを防ぐことができます。

以下の手順を実行すると、Web レポートが実行されている Windows システムおよび Linux システムのいずれでも、このキーワードを設定できます。

Windows システムの場合:

regedit を実行してパス HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\BigFix\Enterprise Server\BESReports を見つけます。

ストリング値 AdjustScheduleForDST を作成し、これを 1 に設定します。
"AdjustScheduleForDST" = "1"

Linux システムの場合:

AdjustScheduleForDST キーワードを beswebreports.config ファイルの [Software\BigFix\Enterprise Server\BESReports] セクションに追加し、これを 1 に設定します。
AdjustScheduleForDST = 1
重要: 夏時間の設定は、変更した後に最初のイベントがトリガーされるときに有効になります。