グローバル・システム・オプションの変更

最小更新間隔や Fixlet の表示などの基本的なシステム・デフォルトを変更するには、以下の手順を実行します。

Windows システムの場合:

  1. 「スタート」>「すべてのプログラム」>「BigFix」>「BigFix 管理ツール」から管理ツールを起動します。
  2. 「システム・オプション」 タブを選択します。
  3. 上部で、グローバルな 「最小更新間隔 (Minimum Refresh)」 を設定できます。デフォルトは 15 秒です。この設定は、反応性もよく、ネットワーク負荷も低いため、バランスがとれています。これらの通信がネットワークに影響を及ぼす場合は、最小値を 60 秒以上に増やすことができます。
  4. デフォルトでは、すべてのコンソール・オペレーターが外部サイトを表示できますが、「デフォルトの Fixlet 表示」 というセクションでこれを変更できます。マスター・オペレーターだけが外部コンテンツを表示できるようにするには、下部のボタンをクリックします。マスター・オペレーターは、BigFix コンソールで、コンソールのツールバーにある 「非表示コンテンツの表示」 ボタンをクリックすることで、非表示になっている外部コンテンツ・サイトを表示できます。

Linux システムの場合:

  1. /opt/BESServer/bin コマンド・プロンプトから、以下のようにコマンド・ラインを開始します。
    ./iem login --server=servername:serverport --user=username --password=password
  2. /opt/BESServer/bin コマンド・プロンプトから、以下のコマンドを実行します。
    ./iem get admin/options  > /appo/options.xml
  3. /appo/options.xml ファイルで、
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <BESAPI xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
            xsi:noNamespaceSchemaLocation="BESAPI.xsd">
        <SystemOptions Resource="https://nc926065:52311/api/admin/options">         
            <MinimumRefreshSeconds>15</MinimumRefreshSeconds>                 
            <DefaultFixletVisibility>Visible</DefaultFixletVisibility>         
        </SystemOptions>
    </BESAPI>
    このファイルの以下のキーワードを編集して、最小更新時間を秒単位で設定し、外部サイトをすべてのコンソール・オペレーターが表示できるようにするか、マスター・オペレーターだけが表示できるようにするかを設定します。
    <MinimumRefreshSeconds>15</MinimumRefreshSeconds>                 
    <DefaultFixletVisibility>Visible</DefaultFixletVisibility> 
    これらのキーワードに割り当てられている値を変更した場合は、BigFix コンソールのアクティブ・セッションを再始動して、変更を有効にする必要があります。
    注: マスター・オペレーターは、BigFix コンソールで、コンソールのツールバーにある 「非表示コンテンツの表示」 ボタンをクリックすることで、非表示になっている外部コンテンツ・サイトを表示できます。
  4. 以下のコマンドを実行して、変更したファイルをアップロードします。
    ./iem post /appo/options.xml admin/options