クライアントのロック

ネットワーク内の任意の BigFix クライアントのロック状態を変更することができます。これにより、Fixlet アクションの実行対象から、特定のコンピューターまたはコンピューター・グループを除外することができます。これは、例えば、特定の開発用コンピューターを変更または更新から除外したい場合に役立ちます。また、限られた一連のロック解除されたコンピューターで新規 Fixlet アクションをテストし、ネットワークの残りの部分はロックされたままにするための強力な手法を提供します。クライアント・コンピューターは、(明示的にロック解除されるまで) 永続的にロックすることも、定義した期間だけロックすることもできます。

アクションを送信することにより、クライアントのロック状態に変更を加えます。結果として、コンソール・オペレーターは、どのコンピューターをロックまたはロック解除する場合も、正しい認証を提供する必要があります。クライアントがロックされている場合でも、 クロックの変更アクション、ロック解除アクション、BES サポート・サイトからのアクションなど、 一部のアクションについては、引き続き、クライアントで受け入れることができます。

コンピューターをロックまたはロック解除するには、以下の手順に従います。

  1. ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで「コンピューター」アイコンをクリックして、ネットワーク接続された BigFix クライアント・コンピューターのリスト・パネルを表示します。
  2. ロックするコンピューターを選択します。
  3. 右クリックし、ポップアップ・メニューから 「コンピューターの設定を編集」 を選択します (または 「編集」 メニューから 「コンピューターの設定を編集」 を選択します)。「設定の編集」ダイアログが開きます。
  4. チェック・ボックスをクリックして、コンピューターをロックまたはロック解除します。

コンソールでは、ロックに有効期限を設定するための明示的なインターフェースは用意されていませんが、この操作を実行するカスタム・アクションを作成できます。詳しくは、BigFixDeveloper サイト を参照してください。