「対象」タブ

「対象」タブは、さまざまなアクションのダイアログに表示されます。

このウィンドウには、「対象」タブが表示されています。このタブの左側にある 3 つのオプションのいずれかを選択することができます。選択可能なオプションは、以下のとおりです。「以下の一覧で選択したコンピューター」、「以下のツリーで選択したプロパティー値を持つすべてのコンピューター」、「以下の名前一覧で指定したコンピューター」。

アクションが関連状態になると、コンソール・オペレーターはユーザーのサブセットをアクションの受け取り対象として指定できます。

このダイアログの上部に、以下の 3 つのラジオ・ボタンがあります。

  • 「以下の一覧で選択したコンピューター」。このボタンを選択すると、コンピューターのリストで強調表示されたクライアントのみがアクションを受け取ります。これはデフォルト動作です。左側のパネルのツリー・ビューで項目を選択すると、このコンピューターのリストをフィルタリングできるので覚えておいてください。「OK」をクリックすると、このリスト内のコンピューターの選択が凍結され、取得した値がアクションの適用前に再評価されることはありません。そのため、あるコンピューターが将来この問題に影響される場合、そのコンピューターはこのオプションの適用対象にはなりません。これによって同じ Fixlet がトリガーされますが、再度そのコンピューターを対象に指定する必要があります。
  • 以下のツリーで選択した取得プロパティー値を持つすべてのコンピューター 」。このボタンを選択すると、BigFixクライアント・コンピューターが選択したプロパティーと一致する場合に、それらのコンピューターの関連度が継続的に評価されます。前のラジオ・ボタンで説明したシナリオとは異なり、新規のコンピューターが将来この問題に影響される場合、そのコンピューターは自動的に更新されます。また、左側の取得プロパティー・パネルを使用して、この関連コンピューター・セットをフィルタリングすることもできます。この機能はその性質上、無制限であるため、「実行」タブを使用して有効期限を定義することができます。
  • 「以下の名前一覧で指定したコンピューター」。このボタンから特定のコンピューターのリストを入力 (または貼り付け) できます。(コンソールに表示されている) コンピューター名のリストは、改行で区切ってフォーマットします。

これらのオプションを使用すると、Fixlet アクションの適用に大きな利点が生じます。ここに示す選択項目を慎重に検討してください。最初のボタンは、固定的なコンピューター・セットを対象として記述するため、最も安全です。2 番目のボタンを選択すると、関連アクションを継続的に評価し、自動的に適用するので、より強力です。ただし、長期的な結果を生じる可能性があるため、検討が必要です。3 番目のボタンを選択すると、特定のコンピューター・リストに適用できるため、デプロイメントを細かく制御できます。

このタブは、以下のような、いくつかの異なるダイアログから使用できます。

「アクションの実行」「マルチアクションの実行」、および「コンピューター設定の編集」