アクション

アクションとは、選択したターゲットに対して実行されるスクリプトです。アクションは、ポリシー違反および機密漏れの修正や、構成ステップの実行のために使用されます。Fixlet、タスク、およびベースラインの修復作業は、アクションによって実行されます。

アクションは、アクションの実行コマンドを使用して、コンソール・オペレーターによってトリガーされます。アクションは単独で実行することも、Fixlet、タスク、またはベースラインの一部として実行することもできます。

アクションは、アクション言語という専用言語を使用して記述されます。詳しくは、BigFixDeveloper サイトを参照してください。

アクションを Relevance 式と組み合わせて使用して、特定の BigFix クライアントの特定のソリューションをカスタマイズすることができます。

アクションには以下の 2 つのタイプがあります。
デフォルト・アクション
これらのアクションは Fixlet およびタスクの作成段階にオプションで組み込まれます。これらは Fixlet またはタスクの適用時に、該当するターゲットに対して自動的に実行されます。
Fixlet メッセージまたはタスクの「詳細」タブで、デフォルト・アクションについての情報を表示できます (デフォルト・アクションが定義されている場合)。このウィンドウには、強調表示された「詳細」タブが表示されています。このタブには、デフォルト・アクションについての情報が表示されています。関連する Fixlet またはタスクをデプロイするには、「アクションの実行」コマンドを実行する必要があります。アクションの実行コマンドの実行時に、その場でまだアクションをカスタマイズすることができます。同時に実行依頼する Fixlet の数が 1 つか複数かに応じて、以下の方法を使用することができます。
カスタム・アクション
これらのアクションは、デフォルト・アクションではカバーされない問題を修正したり、事態に対処したりする場合や、または使用している環境に特化したアクションのカスタマイズを行うために使用されます。カスタム・アクションはデフォルト・アクションより優先されます。カスタムアクションを作成し、実行依頼するには、カスタム・アクションの実行コマンドを実行する必要があります。
警告: アクションを自動的に取り消すことはできません。この機能が必要な場合は、該当のアクション内にコーディングする必要があります。

BigFix コンソールからアクションに対して実行できるアクティビティーを以下に示します。