プロパティーの管理

「プロパティーの管理」ダイアログには、一定のスケジュールで各 BigFix クライアントから取得されるコンピューターのプロパティーのリストがあります。

このウィンドウには、「プロパティーの管理」ダイアログが表示されています。このダイアログには、各 BigFix クライアントから定期的に取得されるコンピューターのプロパティーがリストされています。

コンソール・オペレーターはこのダイアログを使用して、すべての管理対象クライアントの特定の側面をモニターできます。クライアント・コンピューターがリストされているときは、これらのプロパティーがコンソールでのクライアント・フィルター (および列見出し) の基礎を形成することもできます。さらに、これらのプロパティーを使用して、コンピューターを Fixlet メッセージまたはアクションの対象として指定することもできます。

上部パネルにはいくつかのプロパティーがデフォルトとしてリストされていますが、マスター・オペレーターであれば、右側のボタンを使用して、ここにプロパティーを追加 (およびその他のプロパティーを削除) することができます。

  • 「新規追加」: プロパティーを追加するには、このボタンをクリックすると、ダイアログの下部が編集可能になります。名前 (フィルタリングとソートに使用するもの) を指定し、下のテキスト・ボックスに関連式を入力します。
  • 「削除」: プロパティーを削除するには、リストのそのプロパティーを強調表示し、このボタンをクリックします。
  • 「カスタム・コピーを作成」: リスト内の任意のプロパティーを選択し、このボタンをクリックすると、そのプロパティーを複製してカスタマイズすることができます。
  • 「エクスポート」: プロパティーを他のユーザーと共有するために XML (.bes) ファイルとしてエクスポートするには、このボタンをクリックして、エクスポート用のファイル名を指定します。

このパネルの下には 2 つのテキスト・フィールドがあります。ここには既存のプロパティー名と関連式が表示されます。予約済みのプロパティーの場合、これらのフィールドは表示専用になっています。ただし、プロパティーの多くは編集が可能です。

  • 名: プロパティーの既存の名前が表示されます。新しいプロパティーの名前を入力することもできます。この名前を使用できるようにすると、その名前はインターフェースに組み込まれ、フィルタリング、ソート、および対象指定に使用されます。このフィールドでは、プロパティーの名前の変更も行えます。
  • 「関連度」: このテキスト・ボックスには、取得プロパティーを生成するために評価される関連式が表示されます。

これらの各プロパティーで、オプションの評価期間を設定します。

  • 「評価頻度」: プロパティーの評価頻度を制御する期間を、5 分から 1 カ月までの範囲で選択します。評価に時間がかかるプロパティーには長い期間を設定し、より緊急性の高いプロパティーには短い期間を設定できます。デフォルトは「レポートごと」です。この場合、レポートごとにプロパティーが再評価されます。

注: プロパティーの中には、コンソールが正しく機能するために不可欠なものがあります (IP アドレスやリレーの状況など)。これらは「予約済み」のマークが付けられ、名前変更や削除はできません。

注: プロパティーの結果が 1024 文字を超える場合、クライアントはそれをエラーと見なし、BES コンソールはコンピューターのサマリー・ページにそのプロパティーについて「...」と表示します。

このダイアログを表示するには、「ツール」>「プロパティーの管理...」を選択します。