ハードウェア要件

WebUI を稼働させるには、追加のハードウェア・リソースが必要となります。BigFix デプロイメントのベースライン・ハードウェア要件は、「BigFix インストール・ガイド」に記述されています。

WebUI の処理能力計画は、エンドポイントの数、作業負荷、時刻、サーバーの場所、同時ユーザー数などの多くの要素によって異なります。WebUI のパフォーマンスを向上するベスト・プラクティスと推奨事項は、「BigFix キャパシティー・プランニング・ガイド」を参照してください。データベース・サーバー、オペレーティング・システム、ハイパーバイザーの構成に関する推奨事項が記載されています。

1. WebUI ハードウェアの推奨事項
コンポーネント 追加 CPU 追加メモリー (GB) 追加ストレージ (GB)
BigFix WebUI 10 同時ユーザーごとに+2 10 同時ユーザーごとに+2 BigFix データベースの 15%

BigFix プラットフォーム V10 以降では、WebUI の応答時間を改善するために、いくつかのカウンターにデータベースのキャッシュが実装されました。時間に基づくキャッシュの場合、デフォルトの更新間隔は 10 分です。

WebUI サーバーについて詳しくは、『BigFix キャパシティー・プランニング・ガイド』を参照してください。

BigFix WebUI では、拡張性があり、応答性の高い管理インターフェースが提供されます。WebUI サーバーと同じ点が数多くあります。以前のバージョンを使用している場合は、最新バージョンへのアップグレードを強くお勧めします。大幅な改善が行われ、スケール、機能、ユーザー・エクスペリエンスが向上しました。
  • ハードウェアの推奨事項は、BigFix ルート・サーバーの要件に追加されました。
  • Anti-Collocated なインスタンス (ルート・サーバー上にデプロイされないインスタンス) がデプロイされている場合、データベース・サーバーと WebUI サーバーにまたがって CPU 要件を分け、データベース・サーバーにストレージを追加する必要があります。
  • 推奨されるスケーラビリティの制限については、Windows、Linux の WebUI インスタンスとも、250k デプロイメント・ベースで 36 同時ユーザーをサポートします。繰り返しになりますが、これらは以前に提供されたキャパシティー・プランニング定義ごとの非常にアクティブな同時ユーザーを指します。
  • 同時ユーザーは、通常、資産のサブセットを管理する、マスター以外のオペレーターです。
  • ユーザー操作、インフラストラクチャー機能などに基づいて、より大きな規模で管理することが可能です。しかしながら、上で述べた範囲は、ソリューションの規模に対する大まかな目安として考慮してください。