トラブルシューティング

WebUI アプリケーションの使用における既知の問題についての情報は、こちらのセクションを確認してください。

WebUI アプリケーション使用時にオペレーターが直面する可能性がある問題のトラブルシューティングには、以下のトラブルシューティングのヒントを確認してください。

BigFix データベースへの接続を確立できません

WebUI アプリケーションは最初のインストールで WebUI の構成詳細セットアップを適切に使用して BigFix Enterprise への接続を試みます。場合によっては、通信に失敗することがあります。以下の理由が示されます。
  • データベース・サービスが到達不能である場合 (マシンの電源がオフになっている、ファイアウォールの例外が許可されていない)。
  • データベースとの通信に使用されている資格情報の有効期限が切れている、または変更されている場合。
  • BigFix Enterprise と通信するよう設定されているユーザーの権限が取り消されている、または変更されている場合。
通信に失敗した場合、WebUI アプリケーションは以下のメッセージを表示します。
注: WebUI が MSSQL にデプロイされている場合は、オペレーターにはデータベース構成テスターウィザードが表示されます。WebUI が DB2 にデプロイされている場合は、オペレーターにデータベース構成テスターウィザードは表示されず、オペレーターは BES サポート Fixlet 2687 を使って、データベース接続の問題を解決する必要があります。
重要: WebUI アプリケーションでは、通信に失敗している場合でもマスター・オペレーターはルート・サーバーを認証できます。この段階で、BigFix 管理者 (マスター・オペレーター) は WebUI アプリケーションにログインし、WebUI を再構成する必要があります。マスター以外のオペレーターがログインしようとすると、エラーメッセージが表示され、データベースの接続が回復するまで WebUI にログインできません。
マスター・オペレーターがログインすると、データベース構成テスタースクリーンが表示されます。
注: マスター・オペレーターはデータベース構成をテストし、BigFix Thick コンソールを使わずにそれを保存できます。

関連情報を入力後、オペレーターが「テスト接続」ボタンを押すと、WebUI が BigFix Enterprise と正常に通信できるかの検証ができます。

テスト接続でエラーメッセージが返ってきた場合は、以下を確認します。
  • データベースと通信するよう設定されているオペレーターが BigFix Enterprise に対する適切な権限を保持していること。WebUI オペレーターは以下の権限を持っている必要があります。
    • BigFix Enterprise での読み取りと書き込み。
    • BigFix Enterprise でのストアード・プロシージャーの作成と変更。
    • BigFix Enterprise でのテーブルの作成と変更。
    • BigFix Enterprise でのインデックスの作成と変更。
  • SQL Server が BigFix Enterprise の接続に際し、強制的に暗号化するよう設定されているかどうかを確認します。強制的に暗号化するよう設定されている場合は、「暗号化が有効」ボタンがオンになっていることを確認します(「暗号化が有効」は詳細構成セクションにあります)。
  • MSSQL がデフォルト以外のインスタンスにインストールされている場合は、構成で「データベースのインスタンス名」が入力済みであることを確認します (データベースのインスタンス名は詳細構成にあります)。
  • 設定されているオペレーターがローカル SQL オペレーターまたはドメイン・ユーザーであるかどうかを確認します。ドメイン・ユーザーでなければならない場合は、「ドメイン」フィールドが正しく入力されていることを確認します。

資格情報のテスト後、オペレーターは「構成の保存」ボタンを押して、WebUI がデータベースとの通信に新しい資格情報セットを使用していることを確認できます。

変更を反映するため、WebUI サービスを再起動する必要があります。WebUI ログイン・スクリーンはエラーをオペレーターに表示せず、オペレーターはアプリケーションの通常の機能を再開できなくてはいけません。