Mac クライアント

オプションとして、clientsettings.cfg ファイルを使用して、Mac クライアントでカスタム設定を作成できます。例えば、新しいクライアントを特定の親リレーに割り当てるために、これを行います。

clientsettings.cfg ファイルは、PKG ファイルおよび actionsite.afxm ファイルと同じディレクトリーに格納する必要があります。

リレーを設定するには、以下のいずれかの内容を持つ clientsettings.cfg という名前のファイルを BigFix クライアントのインストール・フォルダーに作成します。
  • このファイルには、以下のような 1 行を含めることができます。
    IP=http://relay.domain.com:52311/bfmirror/downloads/
    これは自動的に展開されて、クライアントで以下の 2 つの設定が同時に定義されます。
    __RelaySelect_Automatic=0
    __RelayServer1=http://relay.domain.com:52311/bfmirror/downloads/
  • この 2 つの設定は直接定義することができ、以下の例のように、オプションでその他の追加設定 (セカンダリー・リレーなど) も指定できます。
    __RelaySelect_Automatic=0
    __RelayServer1=http://relay.domain.com:52311/bfmirror/downloads/
    __RelayServer2=http://relay2.domain.com:52311/bfmirror/downloads/
エージェントのインストーラーは、特権ユーザーが次のコマンドを実行することで、ターミナル・プログラム経由で起動されます。
{sudo} /Library/BESAgent/BESAgent.app/Contents/MacOS/BESAgentControlPanel.sh
sudo コマンドは、厳密に必要なわけではありませんが、スーパーユーザーとして認証されると、インストールを問題なく実行できます。このスクリプトでは、オプションを指定せずに実行すると、いくつかのオプションがリストされます。
注:
  • QnA 実行可能ファイルも、クライアントのインストール・パッケージに含まれています。Macintosh クライアントでこのファイルを使用するには、ターミナル・プログラムを起動して以下のコマンドを実行する必要があります。
    {sudo} /Library/BESAgent/BESAgent.app/Contents/MacOS/QnA
    この sudo コマンドはオプションですが、一部のインスペクターについては、スーパーユーザー (root ユーザー) の場合のみ実行されます。
  • .pkg インストールにはエージェントのアンインストーラーが提供されています。このログは、 に配置されています。 /Library/BESAgent/BESAgent.app/Contents/MacOS/BESAgentUninstaller.sh
  • エージェントの .dmg パッケージは提供されなくなりました。
  • Mac OSX システムでクライアント・コンプライアンス API を使用する場合、HCLサポート・チームに対してクライアント・コンプライアンス・ライブラリーを要求する必要があります。