Linux システムでのアップグレード

始める前に

  • BigFix バージョン 9.5.17 からバージョン 10.0.0 および 10.0.1 にアップグレードすることはできません。
  • BigFix サーバーの OS とデータベースの最小要件をよく確認してください。
  • 現在のバージョンが 9.5.10 以降であることを確認してください。
BigFix コンポーネントを厳密に次の順序で V10.0 にアップグレードします。
  1. 最初に、BigFix サーバーとコンソールをアップグレードします。これらのコンポーネントは、すべてのバージョンが一致している必要があります。また、すべてのコンポーネントを同時にアップグレードする必要があります (サーバーとは異なるバージョンのコンソールをサーバーやデータベースに接続することはできません)。
  2. 次に、BigFix リレーをアップグレードします。
  3. 最後に、BigFix エージェントをアップグレードします。
アップグレード時は、各コンポーネントのバージョンについて、 というルールに従っていなければなりません。 server version >= relay version >= client version

ベスト・プラクティスとして、「バックアップとリストアの実行」に記載されている手順に従い、BigFix サーバー環境のリカバリー・コピーを作成してください。必要に応じて、その確認のためにロールバックを実行できます。

DSA 環境のアップグレードについては、手動アップグレードを参照してください。

注:
  • BigFix サーバー V9.5.14 以降と DB2 10.5 からのインプレース・アップグレードを計画している場合は、最初に DB2 をバージョン 11.5 にアップグレードしてから、BigFix サーバーを V10.0 にアップグレードします。
  • BigFix サーバー V9.5.13 以前と DB2 10.5 からの一括アップグレードを計画している場合は、最初に BigFix サーバーを V9.5 の入手可能な最新のパッチにアップグレードしてから、DB2 を 11.5 にアップグレードし、最後に BigFix サーバーを V10.0 にアップグレードします。