XRule: テキストの検索

コード内を除き、ページまたはページ・コンポーネント上の特定のテキスト・ストリングを検索するには、テキスト検索ルールを使用します。

例えば、次の抜粋の中でテキスト・ストリング「AppScan® Enterprise Edition」を検索すると、強調表示されているように、このストリングが 2 回検出されます。

<p> AppScan® Enterprise Edition does not normalize the critical pages across or within jobs. This allows an organization to define different criteria for Critical Pages across its web properties, but still have them identified on a <a href="www.example.com/AppScan Enterprise Edition/dashboard.asp"> AppScan® Enterprise Edition dashboard</a>.</p>

ただし、3 つ目の検索結果はコード内にあるため、テキスト検索 XRule ではこれを検出しません。ページ・テキストおよびそのコード内の「AppScan® Enterprise Edition」を検出するには、コード検索 XRule を使用してください。

テキストの先頭に regexp: を付ければ、テンプレート XRule 内のすべてのテキスト・フィールドで正規表現を使用できます。DOS 式は受け入れません。

ページ要素 説明
名前 XRule に割り当てられた名前。
説明 (オプション) 自分や他のユーザーが理解できるように、XRule の目的を記述します。例えば、「テキスト内の古い製品名の検索」または「テキスト内の不適切な表現の検索」などです。
検索語 (テキストまたはパターン) ページ・コンテンツ内で検出する必要のあるテキストを入力します。プレーン・テキストまたは正規表現 (regexp: を先頭に付加する) を使用します。
検索で大/小文字を区別する 検索で大/小文字を区別する場合は、このオプションを選択します。一致を検出するには、検索条件と検出される項目が、正確に一致する必要があります。例えば、大/小文字の区別のある検索で www.example.com/Products/AppScan/ と入力した場合、XRule は www.example.com/products/Appscan を検出しません。
検索対象のページ・コンポーネント・タイプ 用語を検索するページ・コンポーネントのタイプを選択します。例えば、用語が PDF ファイルにしかないことが分かっている場合、これをタイプとして選択します。検索される文書のタイプを制限することにより、スキャンで用語の検索にかかる時間が削減されます。
ジョブまたはレポートに必要な場合のみ XRule を有効にする このオプションは、必要なときのみ XRule を実行する場合に選択します。ジョブまたはレポートに XRule が必要でない場合は、実行されません。このオプションにチェック・マークを付けると、XRule は必要なときだけ実行されるため、サイトのスキャンにかかる時間が節約されます。
常に XRule を有効にする このオプションは、ジョブを実行するたびに XRule を実行する場合に選択します。これは、XRule を使用する中で最も効率の悪い方法です。
常に XRule を無効にする (ジョブに問題が発生する場合) このオプションは、ジョブまたはレポートで XRule を無効にする場合に選択します。ルールが必要な場合でも、実行されません。スキャンが無期限に続行される場合など、XRule が原因でジョブに問題が発生する場合は、XRule を無効にします。
このルールはプライバシー・ステートメント・リンクを定義する このルールに一致しないページを自動的に「プライバシー・ステートメント・リンクのない PII を収集するページ」レポートに報告させる場合は、このオプションを選択します。