XRule: コード検索

Web サイト上の任意のテキスト・ベースの文書で、コンテンツ内または HTML マークアップ内に特定のテキストがあるかどうかを確認するには、コード検索ルールを使用します。例えば、いずれかの製品の名前が変更された場合、古い製品名を検索する固有のルールを作成できます。

次の例に示すように、コード検索では、コンテンツおよび開発者が追加した HTML コメント内で製品名を検索します。

<p> MyProductName does not normalize the critical pages across or within jobs. This allows an organization to define different criteria for critical pages across its web properties, but still have them identified on a <a href="www.example.com/ MyProductName/dashboard.asp"> MyProductName dashboard</a>.</p>

この検索では、HTML ファイル内に含まれている JavaScript ファイルもチェックされます。

テキストの先頭に regexp: を付ければ、テンプレート XRule 内のすべてのテキスト・フィールドで正規表現を使用できます。DOS 式は受け入れません。

ページ要素 説明
名前 XRule に割り当てられた名前。
説明 (オプション) XRule の検索対象をユーザーが理解できるように、XRule の目的を記述します。例えば、「テキスト内の不適切な表現の検索」または「HTML コード内の不適切な表現の検索」などです。
検索語 (テキストまたはパターン) ページ・コンテンツまたはマークアップ内で検出する必要のあるテキストを入力します。プレーン・テキストまたは正規表現 (regexp:) を先頭に付加する) を使用します。
検索で大/小文字を区別する 検索で大/小文字を区別する場合は、このオプションを選択します。一致を検出するには、検索条件と検出される項目が、正確に一致する必要があります。例えば、検索項目として www.example.com/Products/ASE/ を入力し、大/小文字を区別するよう指定した場合、XRule は www.example.com/products/Ase/ を検出しません。
検索対象のページ・コンポーネント・タイプ スキャンで特定の語を検索するページ・コンポーネントのタイプを選択します。例えば、用語が JavaScript ファイルにしかないことが分かっている場合、これをタイプとして選択します。検索される文書のタイプを制限することにより、用語の検索にかかるスキャンの時間が削減されます。
ジョブまたはレポートに必要な場合のみ XRule を有効にする ジョブまたはレポートに必要な場合のみ、このルールを実行します。これは、XRule を使用するための最も効率的な方法です。XRule が不必要に実行されると、サイトのスキャンや、レポート・パックの生成にかかる時間が増加します。
常に XRule を有効にする ジョブに XRule のデータが必要ない場合でも、ジョブを実行するときは必ず XRule を実行します。これは、XRule を使用する中で最も効率の悪い方法です。
常に XRule を無効にする ジョブ、またはレポートで XRule を無効にします。ルールが必要な場合でも、実行されません。スキャンが無期限に続行される場合など、XRule が原因でジョブに問題が発生する場合は、XRule を無効にします。
このルールはプライバシー・ステートメント・リンクを定義する このルールに一致しないページを自動的に「プライバシー・ステートメント・リンクのない PII を収集するページ」レポートに報告させる場合は、このオプションを選択します。