セキュリティーの問題の再テスト

セキュリティー問題を再テストすると、問題が本当に修正されたかどうかを素早く確認できます。ジョブ全体を実行して結果を確認するのではなく修正した 1 つ以上の問題を選択して、それらをすぐに再テストできます。

始める前に

Learn more about security retesting:
  • デフォルトでは、レポート表示で「再テスト」列は非表示になっています。問題に再テストのマークを付けると表示されます。
  • 再テストはいつでもキャンセルできます。
  • 問題の再テストは、その問題が存在するドメインに適用されている中断期間の影響を受けます。
  • 再テストが失敗するかキャンセルされると、問題の「状況」列は元の状態に戻ります。
  • (AppScan® Developer または AppScan® Standard からの) AppScan® 結果インポート・ジョブの問題は再テストできません。これは、AppScan® Enterprise のデータベースには AppScan® ジョブのデータが保管されておらず、テスト結果しか存在しないためです。
  • 再テスト中の問題は管理できません。再テストが完了するまで待つか、キャンセルすることはできます。

手順

  1. 以下のレポートの中から、セキュリティー問題のあるレポートに移動します。
    • セキュリティー問題
    • 修復タスク
    • セキュリティー上のリスクの評価
  2. 再テストする問題のチェック・ボックスを選択します。
  3. 「アクション」フィールドで「再テスト」を選択し、「適用」をクリックします。画面が最新表示されて再テスト列が表示され、再テストの進行状況が示されます。
    注: 再テスト操作を任意の時点でキャンセルすると、まだ再テストされていないテストはキャンセルされ、問題の状況は元の状態に戻ります。

タスクの結果

セキュリティー問題に再テストのマークが付けられた場合、この問題は、さまざまな状態を遷移する可能性があります。

以下の状態が含まれます。

  • 保留 (再テストはキュー内で待機しています。問題は 1 つずつ再テストされます。)
  • 実行中 (再テストを実行中です。)
  • キャンセル中 (再テストはユーザー要求によってキャンセル中です。)
  • 完了 (再テストは正常に完了し、「状態」列の結果が更新されました。)
  • 未完了 (再テストは正常に完了しませんでした。)
  • 中断 (中断期間が終了するまで問題の再テストは一時停止されています。中断期間が終了すると再テストが開始されます。)