IBM Campaign リスナー
リスナーは IBM® Campaign のキー・コンポーネントです。これは、フロントエンドのクライアントと、バックエンドの分析サーバー・プロセスとの間のインターフェースを提供します。
- リスナー用語の定義
以下の用語は、IBM Campaign リスナーおよびリスナー・クラスタリングについて議論する際に使用します。 - フロントエンド・コンポーネントおよびバックエンド・コンポーネント
IBM Campaign は、2 つの主要コンポーネントで構成されます。 - Campaign リスナー (unica_aclsnr)
Campaign リスナー (unica_aclsnr) により、Campaign Web アプリケーションなどのクライアントがバックエンドの分析サーバー・プロセスに接続できます。 - 単一ノード・リスナー構成の構成設定
単一ノード・リスナー環境の構成プロパティーは、インストールまたはアップグレード時に自動的に設定されます。しかし、「設定」 > 「構成」を選択してこのプロパティーを調整できます。 - クラスター化リスナー構成の構成設定
クラスター化リスナーの構成プロパティーは、インストール時に自動的に設定されます。しかし、「設定」 > 「構成」を選択してこのプロパティーを調整できます。 - リスナーのクラスター化
クラスター化には、高可用性およびロード・バランシングを目的とした複数リスナーの使用が関係します。 - リスナー・クラスタリングの図
この図は、3 ノード・リスナー・クラスター構成を説明するものです。 - サポートされるクラスター化リスナー構成
このトピックは、クラスター化リスナー構成に関するものです。 - マスター・リスナー
クラスター化リスナー構成には、常にマスター・リスナーが含まれます。マスター・リスナーは軽量のアプリケーションであり、ロード・バランシングの実行を担当します。クラスター内で実行中の各リスナーに、要求を割り振ります。 - 重み付けラウンドロビン・ロード・バランシング
このトピックは、クラスター化リスナー構成に関するものです。ロード・バランシングを達成するために、IBM Campaign は重み付けラウンドロビン・アルゴリズムを使用します。このアルゴリズムでは、サーバーの重み付けリスト (重みがある (高い) ほど優先されることを示す) を保守します。 - リスナーのフェイルオーバー
このトピックは、クラスター化リスナー構成に関するものです。少なくとも 1 つの存続可能な IBM Campaign リスナーがあれば、中断なしでフェイルオーバーが行われます。 - クラスター化リスナーのログ・ファイル
クラスター化リスナー構成のログ・ファイルは、以下のロケーションにあります。 - クラスター化リスナーの共有ネットワーク・ロケーション: campaignSharedHome
IBM Campaign のクラスター化リスナー構成は、クラスター内のすべてのリスナーが特定のファイルおよびフォルダーを共有し、それらにアクセスできることを必要とします。したがって、共有ファイル・システムを設定しなければなりません。 - クラスター化リスナーのユーティリティー
一般に、クラスター化リスナー環境では、単一ノード環境と同様の方法で IBM Campaign ユーティリティーを使用します。ただし、注意すべきいくつかの相違点があります。 - Campaign リスナーの開始と停止
リスナーを Windows サービスとしてインストールするか、UNIX の init プロセスの一部としてインストールした場合、リスナーはサーバーの始動時に自動的に開始されます。リスナーを手動で開始および停止することもできます。
親トピック: IBM Campaign 管理者ガイド