重み付けラウンドロビン・ロード・バランシング

このトピックは、クラスター化リスナー構成に関するものです。ロード・バランシングを達成するために、IBM® Campaign は重み付けラウンドロビン・アルゴリズムを使用します。このアルゴリズムでは、サーバーの重み付けリスト (重みがある (高い) ほど優先されることを示す) を保守します。

クラスター内の各ノードで、アプリケーション・トラフィック全体の一部を処理できます。loadBalanceWeight 構成設定では、トランザクションをどのようにクラスター化ノードに割り振るかを決定します。新規接続は、各ノードの割り当てられた重みに比例して転送されます。その結果、要求の処理能力が高いサーバーとしてユーザーがランク付けしたものに、より効率的にトラフィックが分散されます。

loadBalanceWeight は、相対値を各ノードに割り当てます。高い値を指定するほどノードの負荷の比率が増えるので、そのリスナーにはより多くのトランザクションが割り振られます。処理能力に劣るまたはより負荷の高いマシンには低い値を割り当て、それらのリスナーには比較的少数のトランザクションが送信されるようにします。値 0 を指定すると、そのリスナーがトランザクションを処理することが禁止されます。通常は使用されません。

詳細および例については、Campaign|unicaACListener|node[n]|loadBalanceWeight 構成設定について説明するトピックを参照してください。

loadBalanceWeight を変更した場合、unica_svradm refresh コマンドを実行して、マスター・リスナーにその変更について通知します。