リスナーのクラスター化

クラスター化には、高可用性およびロード・バランシングを目的とした複数リスナーの使用が関係します。

クラスター化リスナーは、あるマシンから別のマシンに、確実に自動的なフェイルオーバーが行われるようにします。さらに、クラスター化リスナーは、パフォーマンス向上のために並列処理およびロード・バランシングを提供します。

リスナーのクラスター化 (バックエンドのクラスター化とも呼ばれる) は、フローチャートの実行がバックエンドで発生するため、重要です。フローチャートの実行で、接続履歴、オファー履歴、およびその他の構成テーブルが作成され、更新されます。

複数のリスナーがクラスターとして構成されると、フロントエンドの Web アプリケーションは TCP/IP 経由ですべてのリスナー・ノードと通信します。クラスター自体の内部では、1 つのノードがマスター・リスナーとして動作し、ノード全体に渡るクライアント要求のロード・バランシングの実行を担当します。

リスナーのクラスター化には、以下の利点があります。