リスナーのフェイルオーバー

このトピックは、クラスター化リスナー構成に関するものです。少なくとも 1 つの存続可能な IBM® Campaign リスナーがあれば、中断なしでフェイルオーバーが行われます。

フェイルオーバーでは、クラスター内の代替ノードへの自動的な切り替えが行われます。リスナーのフェイルオーバーは、以下のいずれかの理由で発生します。
  • ネットワークの問題 (TCP/IP)
  • リスナー (ソフトウェア) 障害
  • ハードウェア障害
フェイルオーバーによって、リスナー・ノードが何らかの理由で応答不可になったときに、クラスター内の別のノードが確実に引き継げるようになります。可能であれば常に、障害を発生したリスナーによって作成されたフローチャート・セッション (unica_acsvr) もリカバリーされ、フローチャートの作業が失われないようにします。

まれに、リカバリー不能状態が発生して、メモリー内のすべての作業が失われることがあります。この場合、この状態についてユーザーに警告するメッセージが出され、ユーザーは再実行が必要なフローチャートの変更についてメモを取ることができます。

フローチャートの作業が失われることを防ぐためのベスト・プラクティスは、Campaign パーティションの設定で、checkpointFrequency および autosaveFrequency を構成することです。「管理」 > 「詳細設定」オプションを使用して、個々のフローチャートのグローバル構成設定をオーバーライドできます。