クライアントでの暗号化の有効化

クライアントがインストールされたら、出力されるすべてのレポートを暗号化して、クレジット・カード番号、パスワード、およびその他の機密情報などのデータを保護するように、クライアントをセットアップすることができます。

注: クライアント用に暗号化を有効にする前に、適用環境で暗号化を有効にしておく必要があります。特に、最初に適用環境を設定せずに必須オプションを有効にした場合、クライアントは動作を停止します。

暗号化を有効にするには、以下の手順に従います。

  1. BigFix コンソールを開きます。
  2. 「BigFix 管理」ドメインから、「コンピューター管理」フォルダーを開き、「コンピューター」ノードをクリックします。
  3. 暗号化を使用するコンピューターまたはコンピューターのセットを選択します。
  4. 右クリック・コンテキスト・メニューから、「コンピューター設定の編集」を選択します。
  5. 「設定の編集」ダイアログから「追加」をクリックします。
  6. 「カスタム設定を追加」ダイアログで、設定名を次のように入力します。

    _BESClient_Report_Encryption (名前の先頭がアンダーラインであることに注意してください)。

    以下に、この設定で使用できる 3 つの値を示します。

    必要な
    クライアントが常に暗号化を行います。マストヘッドに使用可能な暗号化証明書がない場合、または対象のコンピューター (リレーまたはサーバー) が暗号化を受け入れることができない場合、クライアントはレポートを送信しません。
    optional
    クライアントは、可能な場合は暗号化を行い、暗号化できない場合はレポートを平文で送信します。
    なし
    暗号化証明書が存在する場合でも、暗号化は行われません。この設定により、暗号化を有効にした後で、暗号化をオフにすることができます。
  7. 「OK」をクリックして値を受け入れ、再度「OK」をクリックして設定を完了します。設定アクションを適用するには、秘密鍵パスワードを入力する必要があります。

暗号化に関する追加情報については、暗号化を参照してください。