暗号化

5 番目のタブで、「暗号化」ダイアログが開きます。クライアント暗号化レポートがサーバーに送信されるようにするには、このダイアログを使用します。

これは、レポートに機密情報が含まれている場合に役立ちます。このタブを使用して、新しい暗号鍵を生成したり、暗号化を完全に無効にしたりすることができます。

「キーの生成」をクリックすると、サーバーが公開鍵と秘密鍵を作成します。秘密鍵はサーバー上のデータベースに保管されます。公開鍵はマスター・アクション・サイトに保管されます。クライアントはマスター・アクション・サイトを受け取るとすぐに、公開鍵によるレポートの暗号化を開始します。サーバーでは、レポートが秘密鍵によって暗号化解除されます。

最上位リレーがサーバーとともに安全な場所に存在するようにご使用の環境を構成した場合、レポートを暗号化解除する責任をリレーに委任して、サーバー上の作業負荷を削減することができます。以下は、この構成を設定する場合に実行する一連のステップです。
  1. 「暗号化」タブで、秘密鍵と公開鍵の鍵ペアをサーバーで生成します。
  2. 暗号化解除のために、委任するリレー上に秘密鍵を手動でコピーします。
  3. 「セキュリティー」タブで、「拡張暗号化を有効にする (Enable Enhanced Encryption)」をクリックします。ボタンをクリックした後、マスター・アクション・サイトが BigFix ネットワークを介して送信され、クライアントが公開鍵によるレポートの暗号化を開始します。
  4. 秘密鍵を持つリレーが、暗号化されたレポートを受け取ると、それらを暗号化解除し、平文のレポートをサーバーに転送します。