例外

除外に指定されているため、通常は除外されるスキャンに URL を含めるには、 例外を使用します。例外は単一の除外に適用することも (特定の例外といわれる)、すべての除外に適用することも (全体の例外といわれる) 可能です。

除外したいパターンと一致する URL がスキャンで検出されると、最初にその除外に適用されている例外があるかどうかを確認します。URL が特定の例外に一致した場合、その URL はスキャンに含まれます。ただし、他の除外と一致する場合は含まれません。URL が特定の例外と一致しない場合、全体の例外のリストと比較されます。URL が何らかの全体の例外と一致した場合、スキャンに含まれます。URL が全体の例外とまったく一致しない場合、スキャンから除外されます。

特定の例外および全体の例外の両方を組み合わせて、必要な効果を生み出すことができます。例えば、適切でない .zip ファイルおよびイメージ・ファイルが含まれているという理由で、ディレクトリー A、B、C、D および E を除外します。しかし、これらすべてのディレクトリーにはスキャンに含めたい .html ファイルが含まれています。そのため、.html ファイルを含む全体の例外を作成します。しかしディレクトリー E には、スキャンに含めるべき .asp ファイルも含まれています。この場合、.asp ファイルを含むディレクトリー E に対して特定の例外を作成できます。

例: 除外に対する特定の例外

ダウンロード済みのディレクトリーの多くに、スキャンする必要がない .exe ファイルおよび .zip ファイルが含まれています。しかし、コンテンツを含むため、スキャンする必要があるいくつかの .html ファイルもディレクトリーに含まれています。「除外」ページで、除外およびここに表示される特定の例外を追加できます。

除外および特定の例外の追加

ここに表示される除外および特定の例外によって、URL www.mycompany.com/downloads/appscan.html がス キャンに含まれます。同じ構文 (URL または正規表現) を使用して、除外および例外を指定します。

例: 全体の例外

この例では、スキャンする必要のないファイルを含む 2 つの URL が除外されます。これらのディレクトリーに .asp ファイルおよび .html ファイルが存在する場合があり、これらのファイルはユーザーが経験するためスキャンに含める必要があります。そのため、全体の例外がこのページに適用されます。

全体の例外の追加

ここに表示される全体の例外によって、URL www.mycompany.com/support/mydownloads.asp は、全体の例外に該当するためスキャンに含まれます。