統合のレスポンス・トラッキング・テーブル

Campaign と Engage の統合をサポートするため、E メール、SMS、およびプッシュの各イベントに対するユーザー・レスポンスについてのデータを、レスポンス・トラッキング・テーブルに格納することが必要です。

テーブルの用途は何か?

Engage メーリングの結果として、クリックやバウンスなどのレスポンス・イベントが発生します。それらのイベントは Engage から UBX に流れ、UBX Toolkit を使用して IBM Campaign にダウンロードされます。イベントが Campaign にダウンロードされた後、Campaign がイベント・データにアクセスできるようにするため、それらをテーブルにインポートすることが必要です。イベント・データがテーブルにインポートされたなら、それらのテーブルは、IBM Campaign フローチャートの中でユーザー・データ・ソースとしての役割を果たすことが可能です。

テーブルはどのように作成されるか?

テーブルは、統合の構成担当者により UBX Toolkit を使用して作成されます。これは、1 回限りのセットアップ操作です。詳しくは、統合のためのレスポンス・トラッキング・テーブルの作成を参照してください。

テーブルのデータはどのように設定されるか?

テーブルのデータは、UBX Toolkit に付属の eventsDownload スクリプトおよび eventsImport スクリプトをだれかが実行するたびに設定されます。

それらのスクリプトは、手動で実行するか、またはスケジュール・ジョブとして実行できます。詳しくは、使用している機能に該当するトピックを参照してください。

レスポンスはどのようにトラッキングされるか?

Campaign と Engage の間のレスポンス・トラッキングが可能なのは、各メーリングに固有の名前が付いているからです。この固有名は、Engage によって生成されるすべてのイベントに含められるので、レスポンスの関連付けに使用されています。統合では、これが自動的に行われます。

注: すべてのキャンペーン・イベント・テーブルの EventNameSpace 列および EventVersion 列の値は NULL です。