統合のためのレスポンス・トラッキング・テーブルの作成

レスポンス・テーブルの作成は、統合構成の一部として実行される一回限りのタスクです。ただし、IBM Campaign バージョン 10.0.0.1 以降を使用している場合、この手順は当てはまりません。IBM Campaign バージョン 10.0.0.1 以降は、IBM Campaign を使用してイベントをダウンロードすると、レスポンス・トラッキング・テーブルが自動的に作成されるようになっています。

始める前に

  • UBX Toolkit がインストールされていて、構成されている必要があります。
  • テーブルを作成するデータベース・サーバー上にファイルをインストールおよび構成するための管理アクセスが必要です。

このタスクについて

レスポンス・トラッキング・テーブルは、顧客レスポンスについてのイベント・データを格納するために必要です。イベントには、開く、クリックする、バウンスする、などの顧客アクションについての情報が含まれます。作成するテーブルのデータは、ユーザーが UBX Toolkit スクリプトを実行して、データをダウンロードし、次いでインポートする際に設定されます。その後、データを設定したテーブルに、フローチャート内のデータ・ソースとして Campaign からアクセスすることができます。

手順

  1. UBX Toolkit には、SQL、DB2、および Oracle の DDL サンプル・スクリプトが含まれています。該当するスクリプトを使用して、希望する形式でデータベース・テーブルを作成してください。

    手順については、https://developer.ibm.com/customer-engagement/tutorials/ubx-toolkit-installation-configuration/#tocstep6を参照してください。

    ヒント: テキスト・エディターでスクリプト・ファイルを確認することにより、作成されるフィールドとデータ型を表示することが可能で、容易に 1 次キーを識別することができます。
  2. UBX Toolkit に付属のデータベース・テーブル・マッピング・ファイル (EventToDBTableMapping.xml) を使用して、イベント・データをデータベース・テーブルのフィールド名に一致させます。これにより、データをテーブルに挿入する方法が決定されます。

    https://developer.ibm.com/customer-engagement/tutorials/registering-downloading-importing-event-destination-endpoints/#tocstep1を参照してください。

  3. トラッキング・テーブルの使用と管理の方法については、統合のレスポンス・トラッキング・テーブルを参照してください。
  4. レスポンス・トラッキング・テーブルにどのようなイベントを格納できるかについては、E メール: レスポンスを参照してください。

次のタスク

次のステップは、UBX の構成です。統合用の UBX の構成を参照してください。