イベントとして使用可能な E メール・トラッキング・データ

UBX Toolkit から IBM Campaign にダウンロード可能な E メール・トラッキング・データのリストを、以下の表に示します。

Engage では、E メール・メッセージングのためのトラッキング・データを提供する特定の E メール・イベントがサポートされています。Engage では、このデータが UBX イベントとして使用可能になります。UBX Toolkit を使用してイベント・データを IBM Campaign にダウンロードし、それをレスポンス・トラッキング・テーブルにロードして、Campaign がコンシュームできるようにします。「イベント名」は、メーリングに応じて異なる場合があります。「イベント・コード」は、正確にここに示されているとおりにトラッキング・データ中に表示されなければなりません。

Mailing - sent」イベントおよび「Mailing - bounced」イベントからの情報は、詳細コンタクト履歴にデータを取り込むために処理されます。これらのイベントは、audienceID に基づいて、さまざまなオーディエンス・レベルの履歴テーブル用に処理されます。

Mailing - open」イベントおよび「Mailing - clicked」イベントからの情報は、レスポンス履歴にデータを取り込むために処理されます。これらのイベントは、audienceID に基づいて、さまざまなオーディエンス・レベルの履歴テーブル用に処理されます。

メール配信 - オプトアウト・イベントからの情報。WCA ユーザーは、WCA メール配信からオプトアウトするためのオプトアウト・リンクを E メールで受け取ることができます。このイベントは、現在 UBX 経由で Campaign によって追跡されます。メール配信オプトアウト・イベント (emailOptOut) は、Campaign システム・データベースの UA_EMAILOPTOUT という新しいテーブルで追跡されます

WCA からの E メールのオプトアウト要求 - E メールのオプトアウト・イベントを追跡するには、E メールのオプトアウト要求というタイプの「E メールのオプトアウト」ハイパーリンクを含む E メール・テンプレートが必要です。オプトアウト・イベントの完全なフローは次のとおりです。
1. ユーザーはオプトアウト・リンク付きの E メールを受け取ります。
2. ユーザーはオプトアウト・リンク付きの E メールを開いて、リンクをクリックします。
3. WCA への返信メール・メッセージが開きます。ユーザーはこれを WCA に送り返す必要があります。
4. この E メールが送信されると、各コンタクトは WCA データベースで「オプトアウト済み」とマークされます。
5. WCA はメール配信オプトアウト・イベント (emailOptOut) を UBX に発行します。
6. Campaign は UBX に発行されたイベントを Campaign システム・テーブル「UA_EMAILOPTOUT」にダウンロードします。
注:
現時点では、emailOptOut イベントは Campain コンタクト/詳細履歴テーブルおよびレスポンス履歴テーブルに対する ETL に含められません。
オファーのトラッキング・コードは E メール・オプトアウト・イベントにデータを取り込みません。

以下のイベントが ETL ツールによってピックアップされ、履歴テーブルに転送されます。
  • 詳細コンタクト履歴にデータを取り込む「Mailing - sent」イベントおよび「Mailing - bounced」イベント。
  • レスポンス履歴にデータを取り込む「Mailing - open」イベントおよび「Mailing - clicked」イベント。
表 1. UBX による E メール・トラッキング・イベント
イベント名 イベント・コード Campaign システム・テーブル
メーリング - 送信 emailSend UA_EmailSend
メーリング - 開く emailOpen UA_EmailOpen
メーリング - クリック emailClick UA_EmailClick
メーリング - バウンス emailBounce UA_EmailBounce
メール配信 - オプトアウト済み emailOptOut UA_EmailOptOut