セキュリティ警告

[セキュリティ警告] ダイアログボックスには、警告メッセージが表示されます。操作制御リストで実行を許可していないアクションがユーザーから要求されたことを知らせます。

デフォルトでは、ECL に指定されていないスクリプト、コード、式に対する保護された操作は、署名の有無にかかわらずクライアントでは実行できません。例えば、ユーザーがアクセスを拒否されているデータベースや ECL に指定されていないデータベースを開こうとすると、このダイアログボックスが画面に表示されます。

注: 実行する必要のあるアクションの数によっては、このダイアログボックスが何回か連続して表示されることがあります。

[セキュリティ警告] ダイアログボックスには、次のような情報が表示されます。

  • アクションを要求したユーザーの、認可された HCL Notes® 署名
  • アクションを要求したユーザーが最初にアクションを作成した日付
  • ユーザーが要求したアクションとメソッド

アクションの設計のタイプ、設計の名前、文書 ID、署名ステータス、セキュリティ警告の原因となったコードの親データベースに関する詳細を表示するには、[情報] ボタンをクリックします。

このダイアログボックスを閉じるには、次のいずれかを選択します。

  • [この操作を実行しない]: ユーザーが実行しようとしているアクションに対するアクセスを拒否する場合に選択します(そのユーザーがアクションを要求するたびにダイアログボックスが表示されます)。
  • [今回のみこの操作を実行する]: ユーザーが実行しようとしているアクションに対し、1 回のみアクセスを許可する場合に選択します(そのユーザーがアクションを要求するたびにダイアログボックスが表示されます)。このオプションでは ECL は変更されません。
  • [今回の Notes® セッションでこのアクションを実行するために署名者を信用する]:Notes® からログアウトするか、別の Notes® ID に切り替えるまで、Notes® セッション期間中にアクションを実行するためのアクセス権をユーザーに付与する場合に選択します。このオプションでは ECL は変更されません。
  • [この操作について署名者を信頼する]: ECL を変更し、ユーザーが要求したアクションに対して完全な実行アクセス権を付与する場合に選択します。このアクションが要求されたときには必ず実行されるようにした方がよい場合以外は、このオプションを選択しないことをお勧めします。
    注: ECL を変更することが管理者によって禁止されている場合には、署名者を信頼するためのオプションを使用できません。

操作制御リスト (ECL) の詳細については、「操作制御リストで操作権限を制限する」を参照するか、管理者にお問い合わせください。