すべての Notes アプリケーションの複製のデフォルトの設定

作成する HCL Notes® アプリケーションのすべてのローカルレプリカに適用されるデフォルトを設定できます。こうした設定には、アプリケーションが文書または添付ファイルの一部を受信するかどうか、新規のローカルレプリカをいつ作成するか、暗号化レベルを変更するかまたは暗号化をオフにするか、全文索引を作成するかどうか、が含まれます。

文書や添付ファイルの一部を受け取るには

デフォルトでは、[ファイル] > [オフラインで使用可能にする] で、いつでも完全なローカルレプリカが作成されます。ハードディスクドライブの容量を節約するために、新規ローカルレプリカのすべての文書や添付ファイルのサイズを制限できます。文書が、選択したサイズよりも大きい場合は、そのサイズより小さいすべてのリッチテキストフィールドが複製されます (ほとんどの文書にはリッチテキストフィールドが 1 つだけあります)。添付ファイルが大きい場合には、添付ファイルが削除されます。0 を入力すると、すべての添付ファイルが削除されます。

  1. [ファイル] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

    Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [ファイル] > [プリファレンス] > [ユーザープリファレンス] をクリックします。

    Macintosh OS X ユーザーの場合: [Notes] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

  2. プラス記号 (+) をクリックして [デフォルト] をクリックします (Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [複製] をクリックします)。
  3. (オプション) 受け取る文書のサイズを変更するには、[文書の一部を受信] > [文書の最大サイズ] をクリックしてボックスにサイズを入力します。
    注: サイズを入力せずに [文書の一部を受信] をクリックした場合は、各文書は、作成者や件名のような基本情報と、40KB のリッチテキストに制限されます。
  4. (オプション) 受け取る添付ファイルのサイズを変更するには、[添付ファイルの最大サイズ] をクリックし、ボックスにサイズを入力します。
  5. [OK] をクリックします。
ヒント: 各アプリケーションに固有のオプションを設定することにより、レプリカ作成時にハードディスクの容量をさらに節約できます。レプリカの作成対象となるアプリケーションで「レプリカを作成するには」の説明に従って操作し、次に「レプリカが受信するすべての文書を短縮したり、添付ファイルを制限したりするには」、「フォルダまたはビューのサブセットのみのレプリカを作成するには」、「特定のデータのみのレプリカを作成するには」の説明に従ってレプリカを変更します。

新規ローカルレプリカを作成するタイミングを指定するには

デフォルトでは、ローカルレプリカは [ファイル] > [オフラインで使用可能にする] を使用するとすぐに作成されますが、次の定期複製時まで新規ローカルレプリカを作成しないように設定を変更できます。これは、例えば、オフィスのネットワークに接続したときにのみ複製するように設定している場合に便利です。

  1. [ファイル] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

    Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [ファイル] > [プリファレンス] > [ユーザープリファレンス] をクリックします。

    Macintosh OS X ユーザーの場合: [Notes] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

  2. プラス記号 (+) をクリックして [デフォルト] をクリックします (Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [複製] をクリックします)。
  3. [すぐに作成する (次回の定期同期の代わりに)] の選択を解除して [OK] をクリックします。

暗号化のレベルを変更したり、暗号化を無効にするには

デフォルトでは、 Notes® でローカルレプリカが暗号化されます。これにより、特に同期したコピーをラップトップに保存して移動する場合などに、情報を保護できます。暗号化の種類を変更したり、プリファレンスをオフに切り替えることができます。

  1. [ファイル] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

    Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [ファイル] > [プリファレンス] > [ユーザープリファレンス] をクリックします。

    Macintosh OS X ユーザーの場合: [Notes] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

  2. プラス記号 (+) をクリックして [デフォルト] をクリックします (Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [複製] をクリックします)。
  3. 以下のいずれかの手順を実行します。
    • 暗号化の種類を変更するには、[ローカルで暗号化する] の横のリストから、[暗号化 (強)][暗号化 (中)][暗号化 (軽)] のどれかをクリックし、[OK] をクリックします。詳しくは、「ローカルデータベースへのアクセスを制限する」を参照してください。
    • 暗号化を無効にするには、[ローカルで暗号化する] の選択を解除します。
  4. [OK] をクリックします。

全文索引を作成するには

各新規ローカルレプリカに対して、ハードディスクドライブで全文索引を作成できます。全文索引を使用すると検索が向上しますが、関連するアプリケーションの保存領域の 1/10 から 1/4 を使用します。デフォルト設定のままにして、同期したコピーには全文索引を作成しないようにすると、容量を節約できます。

ヒント: ヘルプアプリケーションのローカルレプリカを作成する前に、この設定をオンにしておきます。
  1. [ファイル] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

    Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [ファイル] > [プリファレンス] > [ユーザープリファレンス] をクリックします。

    Macintosh OS X ユーザーの場合: [Notes] > [プリファレンス] > [複製と同期] をクリックします。

  2. プラス記号 (+) をクリックして [デフォルト] をクリックします (Notes Basic 版クライアントユーザーの場合: [複製] をクリックします)。
  3. [検索を高速化するための全文索引の作成] を選択し、[OK] をクリックします。