DAOS オブジェクトのリストア

DAOS リポジトリの保存状態が良いとリストアが迅速で容易になります。またバックアップメカニズムではありませんが、デフォルトの削除間隔の延期によって、誤って削除された添付ファイルを物理的な削除からトラブル後最大 30 日間保護できます。ソフト削除が有効の場合は、単に文書をごみ箱フォルダから取り出すだけです。これに間に合わなかった場合は、バックアップからリストアし、サーバーコンソールコマンド「tell daosmgr resync force」を使用して DAOS カタログを再同期します。これで DAOS は NLO に参照があることをもう一度認識します。

NLO が削除間隔の延期によって指定された期間残存しても、ソフト削除が無効の場合や参照文書のバックアップが作成されていない場合、(特に暗号化が有効になっている場合 (デフォルト)、) NLO の内容で取得する方法はありません。