データベースを添付ファイル統合に指定する

[詳細] タブの [Domino 添付ファイルとオブジェクトサービスを使用する] 設定を有効にすると、Domino® Server の個別のデータリポジトリに添付ファイルが保存され、Notes® データベースの管理にかかる総所有コストを削減できます。この設定は、添付ファイルのコピーを 1 つ保持し、それをサーバーのデータベース内にある複数の文書で使用できるようにすることで、サーバーのすべての参加データベースにかかる文書のオーバーヘッドを削減します。

このタスクについて

この設定を有効にすると、データベースが添付ファイルの統合に参加するように指定されます。統合機能はサーバー文書 ([DAOS] タブ) でも有効にし、トランザクションログ機能も有効にする必要があります。

設定を有効にするには、少なくともデータベース管理者である必要があります。データベースが最新の ODS レベルでない場合、Domino® 添付ファイルとオブジェクトサービス (DAOS) のプロパティは [詳細] タブに表示されません。

既存のデータベースに対して設定を有効にすると、その設定以降に作成され、保存された添付ファイルのみがデータベースに統合されます。既存の添付ファイルと新しい添付ファイルを両方統合するには、設定を有効にした後、データベースでコピー圧縮操作を実行します。

メール・データベースに対して DAOS を有効にする場合は、サーバーのすべての MAIL.BOX ファイルに対しても有効にする必要があります。これにより、MAIL.BOX とサーバー上の宛先メール ボックスとの間のディスクとネットワーク I/O が減少します。

選択したデータベースを添付ファイル統合に指定するには

手順

  1. Domino® Administrator クライアントで、[ファイル] > [アプリケーション] > [プロパティ] を選択します。
  2. 詳細設定」タブをクリックします。(このタブのアイコンは帽子です)。
  3. [Domino 添付ファイルとオブジェクトサービスを使用する] を有効にします。
    注: データベースがメールファイルまたは MAIL.BOX ファイルである場合は、[添付ファイルの圧縮形式として LZ1 を使用する] (デフォルト) が有効になっていることを確認します。

複数の選択したデータベースを添付ファイル統合に指定するには

手順

  1. Domino® Administrator クライアントで、[ファイル] > [詳細なプロパティ] を選択します。
  2. [Domino 添付ファイルとオブジェクトサービスを使用する] を有効にします。
    注: データベースがすべてメールファイルまたは MAIL.BOX ファイルである場合は、[添付ファイルの圧縮形式として LZ1 を使用する] (デフォルト) が有効になっていることを確認します。