リストアのオプション

NLO ファイルのリストアの必要性は、削除間隔の延期に一部依存します。間隔内のスナップショットからのリストアが発生した場合 (例えば、間隔が 30 日で、NSF が先週のバックアップからリストアされている場合)、NLO が既に削除済みになっていることはあり得ないため、NLO をリストアする必要もありません。リストアされている NSF が間隔より古い場合 (例えば、間隔は 30 日だがリストアされている NSF が 3 か月前のものからだった場合)、一部の NLO は削除されている可能性があり、リストアが必要になります。

このうちの一部はリストアの理由にも依存します。突発故障が原因の場合、NSF をリストアして tell daosmgr listnlo missing filename.nsf を実行し、完全にするために必要なすべての NLO のリストを取得します。次にこのリストがリストアユーティリティに供給され、それらの NLO もリストアされます。

添付ファイル付きの単一文書の取得だけが目的の場合、一連の添付ファイルにアクセスするためだけにすべてを完全にする必要はありません。「がむしゃらに取り組むのではなく要領よく働け」の精神で、NSF をリストアしてから必要な文書 (と、もしあれば添付ファイル) へのアクセスを試み、最後にその操作中に前述の見つからない NLO に対処します。文書上に添付ファイルがない場合、他に行うことはありません。添付ファイルがある場合、まだ NLO がある可能性があるので、他の操作を行う前にそれらへのアクセスを試してみる価値はあります。見つからないものがあれば、NLO の名前を示すコンソールメッセージが表示され、この時点で必要なものだけをリストアすることができます。