トップダウン・データ・フロー:BigFix サーバーからクライアントに

BigFix サーバーから BigFix クライアントにデータを送信する際のエンコード機能は、BigFix V9.2 の場合と同じです。BigFix のトップダウン・データ・フローでは、UTF-8 はサポートされません。FXF エンコードに属する ASCII 以外のデータを使用する場合のみ、トップダウン・データ・フロー (アクション、サイト・サブスクリプション、コンピューター・グループ、カスタム・サイトなど) が機能します。

例えば、FXF エンコード以外の文字が名前に含まれているカスタム・サイトを作成しようとすると (ここでは、FXF エンコードが Windows 1252 で、サイト名が Site_albêrto だと仮定します。ê という文字は、Windows 1250 エンコードに固有の文字です)、BigFix コンソールにエラー・メッセージが表示されます。REST API またはコマンド・ライン・インターフェース (CLI) を使用してこのカスタム・サイトを作成する場合も、同じエラーが発生します。

Windows システム上で稼働している BigFix サーバーでは、インストーラーによって FXF エンコード (x-bes-fxf-charset) がマストヘッド内に設定されます。ユーザーが操作を行う必要はありません。

Linux システム上で稼働する BigFix サーバーでは、インストーラーによって x-bes-fxf-charset 設定のデフォルト値がユーザーに表示されます。ユーザーは、このデフォルト値をそのまま使用することも、変更することもできます。サイレント・インストールの場合は、ENCODE_VALUE という応答キーを使用して、このデフォルト値を変更することもできます。