保守

フェーズ 3 の完了後に、仮想リレーが完全に作動可能になり、BigFix コア・サーバーと通信します。

最大リレー・キャッシュ・サイズの設定や、提示されたリレー名の変更などの追加構成は、他のすべての BigFix リレーとまったく同じように、BigFix コンソールから直接実行できます。

デフォルトでは、リモート側でシェルにアクセスするためのインバンド・メカニズムはありません。

Fixlet を使用して、以下の 2 つのタイプのアップグレードを管理できます。

クライアント・コンポーネントおよびリレー・コンポーネント
クライアント・コンポーネントおよびリレー・コンポーネントのアップグレードは、BigFix インフラストラクチャー内でのコンポーネントのアップグレードを許可する特定の Fixlet を使用して実行されます。
Tiny Core Linux プラットフォーム
Tiny Core Linux プラットフォームのアップグレードは、BigFix インフラストラクチャー内でのコンポーネントのアップグレードを許可する特定の Fixlet を使用して実行されます。

シェル・パスワードの変更

シェル・パスワードを変更するには、既存のパスワードを使用してログインしてから、以下のコマンドを実行します。

新規パスワードを再度入力するように求めるプロンプトが出されます。

パスワードの永続性を確保するために、以下の 3 行を /opt/.filetool.lst ファイルに挿入します。

etc/passwd

etc/shadow

etc/group

さらに、以下のコマンドを実行します。

注: 自動デプロイメント・モードを使用してデプロイする場合、これらのステップは自動的に実行されます。

仮想リレーの再起動

シェル内にいるときにシステムを再起動する必要がある場合は、以下のコマンドを実行します。

仮想リレー・インスタンスの更新

仮想リレー・インスタンスの作成およびデプロイ後にも、マストヘッド・インストールおよびネットワーク構成に関して、デプロイ済みのインスタンスを変更できます。

オペレーティング・システムのコマンド・ラインから、bigFixLaunchMastHeadConfiguration というスクリプトを起動して、マストヘッド・インストール用の BigFix サーバーまたはリレー IP アドレスを変更します。

オペレーティング・システムのコマンド・ラインから、bigFixLaunchNetworkConfiguration というスクリプトを起動して、インスタンスの現在のネットワーク・パラメーターを変更します。例えば、既存の DHCP 構成を、静的 IP パラメーターを使用するネットワーク構成に変更します。

タイム・ゾーン

テンプレートの作成後にも、以下のようにテンプレート・シェル・コマンド・ラインから bigFixTimeZone というスクリプトを起動することによって、構成中に設定された現行のタイム・ゾーンを変更できます。

新規タイム・ゾーンを設定した後に、以下のオペレーティング・システム・コマンドを実行します。