追加 Linux サーバーのインストール (DSA)

適用環境に追加するサーバーごとに、それらが相互に通信していることを確認してから、以下の手順を実行します。

  1. マスター・サーバーにインストールしたバージョンと同じバージョンの BigFix Server インストーラーをダウンロードします。各サーバーが同じ DB2 バージョンを使用していることを確認します。
  2. 追加の DSA サーバーをインストールする予定の各コンピューターに、マスター・サーバーから license.pvk ファイルと masthead.afxm ファイルをコピーします。
  3. 各 DSA サーバーは、専用のローカルまたはリモートの DB2 データベース・エンジンを備えている必要があります。同じデータベース・エンジンを使用して、2 つの異なる DSA サーバーのデータベースを格納しないでください。各 DSA サーバーは、自身のデータベース・エンジン、また、他の DSA サーバーのデータベース・エンジンにアクセスできる必要があります。すべてのデータベース・エンジンへのアクセスには、同じユーザー名とパスワードを使用します。
  4. 追加サーバーとして構成する各コンピューターで、install.sh スクリプトを実行します。
  5. Select Install Type プロンプトで、以下のように選択します。
    [2] Production: Install using a production license or an authorization from 
    a production license
  6. Select the HCL BigFix Features you want to install プロンプトで、BigFix Server を含むコンポーネントの組み合わせを選択します。WebUI コンポーネントをセカンダリー DSA サーバーにインストールしないでください。
  7. Select Database Replication プロンプトで、以下のように選択します。
    [2] Replicated Database.
  8. Select Database プロンプトで、(ほとんどのアプリケーションで通常の場合) [1] Use Local Database を選択します。
    注: 別のコンピューターでホストされているリモート・データベースを選択することもできます。その場合、BigFix をインストールするコンピューターで、対象のデータベースが存在するリモート・サーバーのホスト名を解決できるかどうかを確認してください。
  9. 以前に Use Local Database を選択した場合は、「DB2 ローカル管理ユーザー (DB2 Local Administrative User)」プロンプトで、インストール・スクリプトを実行しているコンピューターのデータベースに対する DB2 管理ユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
  10. Web サーバー・ルートのフォルダー・パスを入力します。
  11. Web レポートのコンポーネントをインストールするように選択した場合は、要求された情報を入力します。
  12. license.pvk の場所とパスワードを指定します。
  13. マスター・サーバーのインストール時に生成された既存の masthead.afxm ファイルの場所を指定します。
  14. Secondary Server DNS Name プロンプトに対して、新規サーバーの DNS 名を入力します。この名前は、他のサーバーおよびクライアントで解決できるものでなければなりません。
  15. DB2 Connection プロンプトに対して、ローカル DB2 インスタンスのポート番号を入力します。
  16. 以下のように情報を入力し、新規サーバーがマスター・サーバー上の DB2 に接続できるようにします。

    「マスター・サーバー・データベースのホスト名 (Master Server Database Hostname)」プロンプトで、マスター・サーバー・データベース・ホストのホスト名を指定します。

    「マスター・サーバー・データベースのポート (Master Server Database Port)」プロンプトで、マスター・サーバー・データベース・ホストのポート番号を指定します。

    「マスター・サーバー・データベースの管理ユーザー (Master Server Database Administrative User)」プロンプトで、マスター・サーバー・データベース・ホストの DB2 管理ユーザーのユーザー名を指定します。

    「マスター・サーバー・データベースの管理ユーザーのパスワード (Master Server Database Administrative User Password)」プロンプトで、マスター・サーバー・データベース・ホストの DB2 管理ユーザーのパスワードを指定します。

  17. マスター・サーバーで、BigFix 管理ツールを使用して resign security data コマンドを実行します。
    ./BESAdmin.sh -resignsecuritydata

    追加情報については、BigFix 管理ツールの実行を参照してください。

  18. 他のサーバーが複製されていることを確認します。