DB2 データベースのオンライン・バックアップの有効化

BigFix バージョン 9.5 パッチ 3 以降、BFENT およびBESREPOR DB2 データベースのオンライン・バックアップを実行するように Linux 環境をカスタマイズできます。

DB2 オンライン・バックアップを実行する利点は、アプリケーションおよびサービスがデータベースにアクセスしている間にバックアップを実行でき、停止する時間枠が発生しないことです。オンライン・バックアップをスケジュールするか、または DB2 サーバー上で DB2 コマンド・ラインから実行することができます。

DB2 オンライン・バックアップを実行するために前提条件として、DB2 サーバー上で DB2アーカイブ・ロギングをアクティブにしておく必要があります。

BigFix の観点から、以下のシナリオに遭遇することが考えられます。
BigFix V9.5 パッチ 3 のフレッシュ・インストールを実行した場合
この場合、BigFix データベースはすでに DB2 データベースのオンライン・バックアップを使用できるようになっています。DB2 サーバー上の BigFix データベース用に DB2 アーカイブ・ロギング機能を有効にするだけでかまいません。
BigFix を、以前のバージョンから V9.5 パッチ 3 にアップグレードした場合
この場合、https://bigfix-mark.github.io/に示されているように、BigFixデータベースが DB2 データベースのオンライン・バックアップ機能を使用できるように設定する必要があります。