Linux システムでのマスター・サーバーの切り替え

デフォルトでは、サーバー 0 (ゼロ) がマスター・サーバーです。

マスターを別のサーバーに切り替えるには、以下のようにして適用オプション masterDatabaseServerID をその別のサーバーの ID に設定します。

1. /opt/BESServer/bin コマンド・プロンプトから、以下のようにコマンド・ラインを開始します。

   ./iem login --server=servername:serverport --user=username --password=password

2. /opt/BESServer/bin コマンド・プロンプトから、以下のコマンドを実行します。

    ./iem get admin/fields > /appo/switchmaster.xml 

3. /appo/switchmaster.xml ファイルで、以下のキーワードとその値を追加または編集します。

     <Name>masterDatabaseServerID<Name>
     <Value>0</Value>

   以下のようにマスター・サーバーを別のマスター・サーバーに切り替えます。

   <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
   <BESAPI xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
      xsi:noNamespaceSchemaLocation="BESAPI.xsd">
       <AdminField Resource="http://9.87.126.68:52311/api/admin/field
        /masterDatabaseServerID">
          <Name>masterDatabaseServerID</Name>
          <Value>3</Value>
       </AdminField>
   </BESAPI>

4. 以下のコマンドを実行して、変更したファイルをアップロードします。

    ./iem post /appo/switchmaster.xml admin/fields

値が新しいサーバーに正常に複製された後は、その新しいサーバーがマスター・サーバーになります。サーバーがマスターである間にそのサーバーで障害が発生した場合、データベースの ADMINFIELDS テーブルを直接操作することにより、別のサーバーをマスター・サーバーにする必要があります。