ポリシーを管理する

Sametime ポリシーは、機能へのユーザー・アクセスを管理者が制御できるようにします。

このタスクについて

ポリシーは、以下の機能に基づいてグループ化されています。

  • インスタントメッセージ (Sametime コミュニティー・サーバー と Sametime プロキシ・サーバーによって提供されるチャット、イメージ設定、ファイル転送、プラグイン管理、モバイル機能)。
  • ミーティング (Sametime v9 ミーティング・サーバー によって提供される会議機能)。
  • メディアサービス (Sametime v9 Media Manager によって提供されるオーディオとビデオの機能)。

ユーザーが認証されると、そのユーザーが別のポリシーに割り当てられていなければ、デフォルトポリシーが Sametime によって適用されます。カスタム・ポリシーを割り当てることもできます。社内の特定のグループを対象にカスタムポリシーを設計することができます。Sametime 9 ミーティングのポリシーに対する変更はすぐに有効になります。一方、Instant Messaging およびメディア・サービスのポリシーに対する変更は 1 時間以内に有効になります。ユーザーに複数のポリシーが割り当てられている場合、Sametime はポリシーウェイトを使用して優先順位を判別します。

ポリシーは、クライアントで定義された 1 次 Sametime コミュニティーからのみ適用されます。他のサーバーコミュニティーのポリシーは、ユーザーのデスクトップにプッシュダウンされません。ユーザーの 1 次 Sametime コミュニティーは、 Sametime クライアントのサーバー・コミュニティーのプロパティ設定にリストされている最初のコミュニティーです。

また、非認証ユーザーにデフォルトで割り当てられる匿名ポリシーもあります。非認証ユーザーには常に匿名ポリシーが適用されます。