Sametime での暗号化の使用法

HCL® Sametime® では、データを保護するためにいくつかのタイプの暗号化を使用します。

このタスクについて

暗号化の使用法

表 1 に、各種データの暗号化タイプと、各種暗号鍵の長さをリストします。

1. Sametime での暗号化の使用法
暗号カテゴリ メカニズム/アルゴリズム/規格(AES、TDES、SSLなど) 暗号鍵の長さ
認証とパスワード保護 RC2 CBC 128
署名

MD5

SHA-1

整合性チェック
機密性 (ユーザーデータ)

AES

RC4

RC2

DES

TDES

123、256

40、56、128

40、128

40、56

168

保存済み/転送中データ

AES

RC4

RC2

DES

TDES

123、256

40、56、128

40、128

40、56

168

データベース
その他
2. Sametime ミーティング
アルゴリズム モード 関連するキーの長さ 機能
HMAC-SHA256 署名 256 ビット (サーバー共有シークレット経由) JWT
SHA256 整合性チェック 256-bit 会話の整合性
RC2 機密性 (ユーザーデータ) さまざまなキー長 (状況に応じて 40 ビット/128 ビット) (Diffie-Helman を介して生成) メッセージの暗号化
TLS 1.2 送信中のデータ 選択した暗号に応じて 128/256 ビット HTTPS c2s トラフィック
DTLS/SRTP 送信中のデータ 256-bit メディア c2s トラフィック
OLM 送信中のデータ 256-bit E2EE c2c メディア
bcrypt 保存されたデータ 10 個のソルトラウンド 会議パスワード