自分が作成したウィジェットに認証コントロールを設定する方法

Web ベースのウィジェットを作成する場合、そのウィジェットによって使用される Web サイトにアクセスするために、オプションでユーザーが認証することを指定できます。認証を要求するには、ウィジェットの作成時に、既存のアカウント名を指定するか、新規のアカウントを作成する必要があります。このアカウントが使用されます。または、まだ存在しない場合はユーザーのクライアント上で作成されます。ウィジェットを使用するユーザーは誰でも、自分自身の既存のアカウント情報または新規のアカウント情報を使用する必要があります。

このタスクについて

ユーザーが (例えば Live Text を使用して) ウィジェットに対するアクションを実行する場合、最初にユーザー名とパスワードの入力を求められるか、既存のアカウントのユーザー名とパスワードを使用する許可をウィジェットに付与するように指示されます。この手順では、アカウントがまだ存在しない場合は新規のアカウントを作成します。

フォームベースの認証を必要とする Web ページから作成するウィジェットの認証を要求できます。

注: Notes® を使用する場合は、組み込み Web ブラウザを使用してください。
注: ウィジェット用に作成されたアカウントを表示するには、[ファイル] > [プリファレンス] > [アカウント] をクリックし、アカウント名をダブルクリックします。これで、特定のアカウントにアクセスする許可を持つウィジェットがわかります。[詳細なプロパティ] セクションに、[ウィジェット ID] フィールドがあります。このフィールドをクリアすると、このアカウントを使用するために既存のウィジェットに付与された許可が取り消されます。そのようにする場合、ユーザーがこのアカウントを使用するウィジェットを次回実行するときに、そのウィジェットに関連したアカウントを使用する許可を求められます。また、アカウントを編集すると、そのアカウントのユーザー名とパスワードが変更できることにも注意してください。

[この Web サイトからウィジェットを作成する] ダイアログで [認証の要求] オプションが有効になっている場合、ウィザードにより、認証プロセスが次のように説明されます。

手順

  1. [この Web サイトからウィジェットを作成する] ダイアログで [認証の要求] にチェックを付けて、[次へ] をクリックします。
  2. 認証フォームが含まれる Web ページに移動します (例えばユーザー名とパスワードを要求する Google サインインフォームなど)。
  3. Web ページのフォームリストから適切なフォームを選択し、[次へ] をクリックして [アカウント管理] ダイアログを開きます。

    色付きのハイライト表示は、フォーカスが設定されている Web ページ上のフォームを判別するのに役立ちます。

    パスワードフィールドが含まれるフォームを選択する場合のみ、[次へ] ボタンが有効になります。

    ユーザー名フィールドには「」、パスワードフィールドには「HCL」が自動的に入力される場合があります。正しいフィールドが選択されていない場合は、名前とパスワードフィールドの値を手動で入力する必要があります。

  4. [アカウント管理] ダイアログで、このサイトに対して認証するときに使用する既存のアカウントを選択するか、新規のアカウントを作成できます。

    アカウント名がまだ存在しない場合は、このウィジェットを使用するすべてのユーザーが、システム上で作成されたこの名前のアカウントを持つため、アカウント名は慎重に選んでください。複数のウィジェットが同じアカウントを使用できるため、同じユーザー名とパスワードを必要とするすべてのウィジェットには同じアカウント名を使用することを考慮してください。

    • 既存のアカウントを選択

      適切なユーザー名とパスワードを持つアカウントが既に存在する場合、アカウントを名前で選択します。現在のユーザー名と隠されたパスワードが表示されます。これが正しい資格情報である場合、[次へ] をクリックします。

      ユーザー名とパスワードが期限切れであるか、存在しない場合、ウィザードをキャンセルし、[プリファレンス] > [アカウント] をクリックして、[アカウントの編集] を選択して、ユーザー名とパスワードを変更できます。

    • 新規アカウントを作成する

      適切な資格情報を持つアカウントがない場合、新規のアカウント名、ユーザー名、パスワードを作成して、[次へ] をクリックします。

      新規のアカウント名は固有でなければなりません。そうでない場合、エラーメッセージが表示されます。

  5. 認証が成功したら、[次へ] をクリックして、ウィジェット作成プロセスの次のページに進みます。詳しくは、ウィザードベースのウィジェットの作成のトピックを参照してください。

    最後のウィザード画面で [終了] をクリックすると、ウィジェット作成プロセスの最後にアカウントが作成されます。

    認証が失敗した場合、次のいずれかの理由が考えられます。

    • ユーザー名とパスワードが正しくありません。[戻る] をクリックして、正しい資格情報を入力してください。
    • JavaScript またはその他のアクティブコード (Web ページ上の) がウィジェットの認証を妨げています。認証なしでウィジェットを作成することを考慮してください。Google などの多くのサイトでは、すべてのアプリケーションへのアクセスを許可するために、ユーザーにセッションごとに 1 回ログインを要求します。そのため、認証されていない多くのウィジェットはユーザーが手動でログインすると機能します。