Notes ワークスペースをローミング用に構成する方法

ローミングユーザーの Notes ワークスペースは、ローミングアプリケーションとして関与できます。これにより、単一の Notes® ワークスペース (タブやアプリケーションチクレットを含む) を、Notes® ローミングユーザーとして作業を行うすべての Notes® クライアントで共有できます。

このタスクについて

管理者が非ローミングユーザーをローミングユーザーにアップグレードすると、そのユーザーのワークスペースは、自動的にローミング対応になります。

既に Notes ローミングユーザーになっている場合は、ワークスペースをローミング対応にするよう要求される場合があります。後でログインするすべてのクライアントが、現在作業中のクライアントのワークスペースを反映するように、Notes クライアントのワークスペースは複製されます。複製が初めて行われると、ユーザーがローミングユーザーとして設定されているコンピュータ上のワークスペースで行ったすべての変更 (タブの追加やアプリケーションチックレットの再配置など) が複製され、作業先のすべてのクライアントとの同期が維持されます。ワークスペースのローミングを一度有効にすると、有効にすることを再度要求されることはなくなります。

手順

  1. Notes にログインすると、Notes ローミングユーザーになってはいるが、ローミングを行うワークスペースを選択していないことを通知されます。ワークスペースローミングの要求に対しては、以下のように応答します。
    • [この Notes クライアント上のワークスペースを他のローミングクライアントにローミングする] - このコンピュータの現在のワークスペースを、ローミングユーザーとしてログインしたその他すべてのコンピュータの初期マスターワークスペースとして使用します。Notes を再起動すると、このコンピュータのワークスペースはローミングサーバーに複製され、ローミングユーザーとしてログインしたその他のコンピュータの初期マスターワークスペースになります。
    • [Notes クライアントまたはその他のローミングクライアントのいずれかを次回起動するときに確認メッセージを表示] - このワークスペースを今すぐには指定せず、このコンピュータの Notes に次回ログインするときにワークスペースの指定を要求されるようにします。ただし、次回のログインまでに他のワークスペースが指定されていないことが条件です。
    • [このクライアントについては確認メッセージを表示しない] - このオプションを選択すると、今後このコンピュータの Notes ワークスペースをローミングの初期マスターワークスペースとして有効にすることは要求されなくなります。
  2. [OK] をクリックします。