Notes® セッションの Activity Logging

Notes® セッションの Activity Logging では、Notes® クライアントとのサーバーセッションまたはクライアントとして機能する別の Domino® Server とのサーバーセッションで発生するネットワークトラフィックが記録されます。セッションのレコードには、セッションのユーザーの名前とネットワークアドレス、読み書きされた文書数、読み書きされたバイト数、セッションで実行された総トランザクション数、セッションの時間などの情報が記録されます。セッション動作は、サーバー、ユーザー、API プログラムのどれからでも生成できます。

セッションの動作の Activity Logging レコードには、次の 3 種類があります。

  • Open レコード。セッションの開始日時を記録します。
  • Checkpoint レコード。セッション中の指定されている時間内に発生する動作を記録します。
  • Close レコード。セッションの終了時に、すべてのセッション情報を 1 つのレコードに統合します。

次の表は、セッションレコードの各種類が生成される動作の例を種類別に示したものです

1. レコードと動作

レコードの種類

動作の種類

開く

  • 実際にデータベースを開く、またはデータベースを開く動作をする。例:データベースプロパティのチェック。
  • 複製を作成する。
  • リモートサーバーから別のサーバーの次を開く: MAIL.BOX

チェックポイント

  • 文書を読む。
  • 文書を編集する。
  • 文書を保存および更新する。
  • ACL を表示または変更する。
  • データベースのビューを再構築する。
  • セッション中に他の動作を実行する。

閉じる

  • データベースを閉じる。
  • 複製を終了する。
  • 手動または自動でログオフする。
  • Exiting Notes®
  • リモートサーバーから次を閉じる: MAIL.BOX