SOAP を使用した照会

SOAP を使用して Web レポートにアクセスすることもできます。多くのクライアント・ライブラリーでは、Web サービス記述言語 (WSDL) ファイルの場所、メソッド名、およびメソッドに渡すパラメーターが必要です。

WSDL ファイルは、Web レポートを使用して BigFix データベースを照会するために必要なネットワーク・エンドポイントを記述します。WSDL には、Web レポート・サーバーからアクセスできます。例:http://server/webreports?wsdl.

代わりに、BigFix インストール・ディレクトリー内のサンプル・ファイル relevance.wsdl を参照することもできます。この WSDL ファイルは、関連式を評価するために使用できる relevanceExpr を定義します。BigFix Enterprise という名前のフォルダーに BigFix をインストールした場合、このファイルは次のディレクトリーにあります。

BigFix Enterprise\BES Server\BESReportsServer\wwwroot\soap

インストール用のレジストリーの場所は HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\BigFix\Enterprise Server\BESReports\Paths です。

このレジストリー・キーには、WSDL ファイルのパス名を含む wsdl という名前の文字列値があります。

要求には、relevanceExpr というラベルの付いたタグが含まれます。このタグには、BigFix コンピューターの関連式番号が格納されます。これは、WSDL ファイル内で定義される操作の 1 つです。

使用可能なメソッドには、以下のものがあります。

GetRelevanceResult( String relevanceExpression, String username, String password )
StoreSharedVariable( dashID, variableName, variableValue, [success/failure 
callback], [database id] )
DeleteSharedVariable( dashID, variableName, [success/failure callback], 
[database id] )
注: Web レポートの管理者のみが StoreSharedVariable メソッドおよび DeleteSharedVariable メソッドを使用できます。
SOA クライアントから照会を送信するには、以下の BigFix http パスを指定します。
http://web_report_server/soap
ここで、web_report_server は Web レポート・サーバーのホスト名または IP アドレスです。